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ショットバーマスター

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April 8, 2009
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いらっしゃいませ、マスターの濱田です。


以前にも書いたことがありますが、

マスターは以前、4輪雑誌の出版社に在籍していました。



で、今日は、社会や人の思い込みに関する面白いハナシが、

クルマの話題の中でみつけたので、それをお伝えしますね。



日本が世界に誇るスーパースポーツカーとして登場した、日産GT-R。



国産車ではじめて時速300キロオーバーの性能を誇り、

世界一過酷といわれる、ドイツはニュルブルグリンクサーキットで、

量産市販車として世界最速のタイムを公式タイムとして記録しました。



世界中のモータージャーナリストが注目し、

世界の名だたるスーパーカーメーカーに

強烈なインパクトを与えたクルマです。



さて、このクルマの開発の総責任者は、

水野さんという方。



GT-Rの開発者として、

また、これまでの自動車やそれをとりまく価値観、

概念を根底から覆す人として、

自動車雑誌以外にも注目され、

あちこちで取り上げるようになった人物です。




この水野さんが、ある雑誌で、

ひじょうに興味深いコメントをしているのを発見しました。




「みんなGT-Rが1740キロも重さがあって、重い重いって騒ぐけど、

なんで1740キロなのか、誰も聞きに来ないんだよね」というもの。




一般的に、(特にレースの世界では)速い車を作ろうと思ったら、

馬力を上げていくことと同時に、クルマを軽くしていくことが、

常識とされています。



たとえば、あのF1マシンなどは、軽自動車並みの重量に、

ひじょうに馬力の高いエンジンが積まれているわけです。



自転車に荷物をいっぱい積んでいたら、

ペダルこぐのがタイヘンだけど、

荷物なしだとスイスイ走れちゃうのと同じです。



そこでいうと、GT-Rの重量は、1740キロっていう、

およそスポーツカーとしては考えられない、

高級車並の超重量級の車重があるんです。




で、誰もが、もっと軽くしたら、

もっと速く走れるようになるだろうに、もったいないなぁ、

もっと軽くつくって、もっとすごいのだしてよぉって、思うわけです。




けれど、開発者の水野さんは、長年レースをやって、

レースにまったく勝てなくなっていた日産を、

連勝連勝で、なんどもチャンピオンに導いた張本人です。




さらに、水野さんがGT-Rを開発するまでに、ずっと思っていたことが、

どうしてレース車で採用している技術が、

市販車の対衝突安全性や、操縦安定性などに、

まったく生かされていないのか?ということだったそうです。



水野さんいわく、レース用車両に乗った後、

普通の市販乗用車でとばそうとしたら、

クルマの安定性や、操縦性があまりにあいまいで、

こわくてスピードを出せないそう。



で、そんな、ずっとレースの世界でやってきた水野さんが、

軽く作った方が、速くなるなんてこと、

当然わかりきっているはずですよね。



で、ほとんどの人は、なんでわかってるはずなのに、

軽くしなかったんだろう?って思っちゃうわけです。



水野さんは、GT-Rが発表された際、

1740キロという重量は、開発前から決まっていた数字と話していました。




けれど、クルマは軽いほうが速いという常識が、

あまりにあたりまえになってしまっている、

ほとんどの人には、「じゃあ、水野さんはどうして、

1740って重量にしたのかな?」とは思ってみなかったわけです。



で、水野さんが雑誌でコメントしていたのが、

「なんで1740キロなのか、誰もききにこないんだよね」

というものだったわけ。



詳しく書くと長くなるので、ここでは詳しくは書きませんが、

1740キロという重さを、

適正に各タイヤ(ランフラットタイヤであることも超重要)に

加重をかけさせることで、速く走れるクルマをつくった

ということだったみたいです。



これが、あたりまえって、ほとんど誰もが信じて、

疑ってみないことに光を当てる人が、

人生を豊かに拓いていく人だということを、

多くの幸せな成功者と出会い、僕自身も体験を通して、

強く感じています。




GT-Rというクルマが、量販市販車世界最速になれたのも、

それでいて、とてもリーズナブル(他のスーパーカーと比べて)に

仕上がったのも、どれも、誰もがあたりまえと疑うこともなかったことに、

光を当て、常識をくつがえした結果だったそう。



それをきいただけで、マスターはワクワクしてしまうのですが、

水野さんは、もうひとつとても興味深い発言をしています。



「日本人の匠の技をこのクルマで復活させたかった」と。



昔の日本人は、たとえば、

いい職人がつくったいい箪笥(たんす)は、

代々うけついで、大事に使ったもの。



匠の技でクルマをつくり、このクルマで、

日本の「ものを大事にするこころ」を、思い出して欲しかった

ということをコメントしています。




日本人ほど、ブランド物に弱い民族はいないなんてことを、

言われることが多いと耳にしたことがあるのですが、

日本には、本当に世界に誇れる素晴らしいものが、

昔からいっぱいある。



そしてそれは、作り手の思いが込められていて、

その「もの」に生きていて、そして使う人も、

それを大事に大事に、次の世代に伝えていく。



あ、それ、すごくいいなって思ったマスターでした。


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本日は当店にお越しいただき、本当にありがとうございます。

またのお越しを、こころよりお待ちしております。



いってらっしゃいませ。










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Last updated  April 9, 2009 02:48:47 AM
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