婚活ブログ　ニッポンの婚活ビジネス（元）最前線

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• 「アルゴリズム」でのお相手紹介。日経夕刊より

  今日の日経の夕刊、9面の生活面「世界の話題」で、USの結婚相手紹介サイトの話が出ている。趣旨はこんな感じ；・USでは結婚相手紹介サイトは根強い人気で、2007-2009で結婚相手や恋人を見つけた人の20％超がネットを介している・サイト利用の会費は月に50ドル程度・多くは、質問に答えてもらい性格を判断し、合った相手を紹介するアルゴリズムを導入。性格や興味の対象の「似た人」同士を結び付けるケースが多い・が、アルゴリズムは「長続きする付き合い」」には無効との論文。むしろ、意見の相違をどう乗り越えるかが決め手。したがってコミュニケーションがより重要・性格が似ていることを長続きの理由とする夫婦は0.5％・・として、「サイトの利用はあくまでも出会いのきっかけ」と米国人も気づきはじめている、という締め括り。これ、ほんとその通りだと思います。客観的な条件や趣味嗜好の一致は、きっかけくらいに思った方がいい。あくまでその先でリアルに良いところを見つける「惚れ力」の方がはるかに大事。まあ、それでも、いろいろやってみないとそれすら分からないですからね。ネットだろうが何だろうが、手段はいろいろ試してみること、そして実際に会ってみることをお勧めします。ではまた。

  2012年03月06日

• 休日の風景）一週間の振り返り。

  ブログネタが仕込めてないので、近況報告。この一週間くらい、英語でのミーティングやイベントが延べ25時間以上。（もちろんすべて、婚活関連ではない）一方で、ある外資企業にて金融機関と共同でセミナーをやったり、週刊女性セブンの取材を受けたり、日経ビジネスからの取材を受けたり、TBSでは収録もしてみたり。（もちろんすべて、婚活関連である）なんか、ますます仕事の振れ幅が広がっている。（楽しいことだけやってて、今のとこ何となく食えているのは、すごくありがたい）お付き合いの人の幅も、、こちらは、広がっているようで、新しく知り合った人たち同士が、既にぐしやぐしゃにつながってることがわかり、世界の狭さを実感することも増えてる。問題は、一つの会社に100％所属していないと、私のいまこの瞬間の仕事関係や人間関係の全体観を最も把握しているのは、家内しかいなかったり（それでもかなり断片的）する。うーむ、何か自分にトラブルがあったらどうなるんだろ。あえて思考停止して、考えないようにしよう。どーせ、誰にも100％は代替不能なので。ではまた。

  2012年03月03日

• 日経別紙の就職人気ランキング

  今朝の日経の別紙で、就職のランキングが出ている。全体で、上位10社を並べてみる。1位　日本生命保険2位　東京海上日動火災保険3位　三菱東京UFJ銀行4位　三井住友銀行5位　三井住友海上火災保険6位　損害保険ジャパン7位　第一生命保険8位　みずほフィナンシャルグループ9位　三菱UFJ信託銀行10位　サントリーホールディングス・・・。1990年ではなく、2012年ですからね。念のため。さらにすごいこと。「就職したい企業の志望理由を聞いたところ、『仕事が面白そうである』が、8割前後の支持を集めて最多となった」だそうだ。・・・敢えて多くは語る気はないですが、そんな結果が出てくるこのアンケートの作りのナゾを解明したいものである。(対象大学の範囲がかなり広いこと、希望先は5つまで書けること、と言ったあたりがポイントですかね）まあ、２ちゃん的に言えることは置いといて、こう答える大学3年生の気持ちは、一応は、理解する。私だってその年頃は同じ発想だったので。そりゃ、この世の中、安定は欲しいし、相対的に良いお給料はもらいたい。ネームだって気になる。自分の能力に絶大な自信があるわけでもないので、組織で認められなかったとしてもある程度の処遇が保証されていそうな先が良い。すべて、and条件で満たそうとすると、金融・保険に偏っちゃうんですね。これらの会社に入って、正直、世の中での生存能力やemployabilityが身につく感じが、あんまりしないんだけどなあ。とはいえ、女性が婚活相手に選びたくなるのも、また女性の親御さんが喜ぶのも、これらの銘柄とほぼ重なるんでしょうね。言いたいことはたくさんあるけど、自分のアタマでしっかり考えましょう、と言うに留めておきます。ではまた。

  2012年02月28日

• 「オトコを楽しむための女性マガジン」Menjoyだそうだ。

  小学館が運営しているサイトで、女性向けのサイト、「Menjoy」にて、私の本のコメントなどを引用いただいた。ページはこちら。「婚活のプロ直伝！誰でもできる必殺ボディタッチ術３つ」。このサイト、副題が「オトコを楽しむための女性マガジン」。凄いネーミング。上のタブを見ても、「ニュース」「恋愛」「結婚」まではありがちだが、「男研究」「ココロ」「カラダ」「大人」・・・と、男性でものぞき見興味をそそられる感じ。「プロ」と紹介された私は、もはやこっちで食ってる「プロフェッショナル」ではないので、あんまり読んでないけど、おもしろそうですよー。ではまた。

  2012年02月25日

• 20代女子の結婚観。Mrサンデー

  Mr.サンデーでいまどき20代女性の結婚観を特集。エクシオジャパンの西澤さんや、牛窪さんがコメントしてる。・300万円+300万円=600万円。「私も働いて、2人で600万・・かなあ」と26歳の旅館勤務の女性。・登場する女性は、みんな公務員を希望。「安定している」「失業とかなさそう」「安定してない方に落ちちゃったので、相手には安定を求めたい」・就活で100社に落ちたことをきっかけに、お見合いに参加する23歳の女性。お母さんが、「何を焦ってるんでしょうねえ。今は夢を持って楽しんだりすることができないんでしょうかねえ・・」・学芸大の2年生。公務員や安定を口にする彼女に、「そんなに落ち着いちゃっていいんですか？」とスタッフ。「でも失敗したらどうします？」「もし何か挑戦して失敗したときに、自分がどこにいるか不安」「リスクを背負うのは今でも不安」・・・・木村太郎のコメント。「愛はどこに行っちゃったんでしょうね」。---------・・・いろいろ、示唆深いですねー。・「やっぱ年下男性？」と気軽に言うアラサー、アラフォー女性にとって、彼女らは強敵である。多くを望まない女性は、男性から見れば可愛く見える。・しかし、その解が公務員ってのも、浅はかに見える。人事院勧告一つで、年収が1割近く引き下げられてしまうのって、「安定」と呼べるんだろうか。・木村太郎の「愛はどこに」コメント。彼女らが「ドキドキ」よりも、経済的な安定を先に考えなきゃいけなくなってるってことに、もうちっと問題意識を持ってほしい。それを社会や政治に対して言える立場にあるんだから。なんか、どんどん全方位射撃の辛口になってしまうなあ。やめとこ。ではまた。

  2012年02月19日

• オオクボの活況（日経ビジネス）より。

  日経ビジネスの最新号は、韓流の聖地となった「大久保」特集。「イケメン通り」や屋台や韓国料理店の盛況を紹介している。その中で気になったところ。せっかくの大久保の活況を、古くからの商店主は生かせていないとのこと。（一部抜粋）商店を営む高齢の女性は、店先でガイドブックを読む女性客を見つけては、商売の邪魔だとばかりに追い払う。大久保通り沿いの小売店のある店主は、日曜はシャッターを下ろしたまま。「昔から日曜は休みと決めている」。韓流経営者にはそれが理解しがたい。これだけ恵まれている商店街はない。目の前を大勢の人が通っているのに、素通りしていく。------うーむ。人を集めることに四苦八苦している全国各地の中心市街地が聞くと、暴れそうな話である。チャンスをチャンスとして認識できてないってのは、実にもったいない。見えている世界が狭いのか、自分を客観視できないのか、すべてネガティブに捉えるのが習い性になっているのか・・でも、他山の石。気をつけよう。あ、もちろん婚活も同じですよ。チャンスをチャンスと気づかない人には、定義により永遠にチャンスは来ないですからね。ではまた。

  2012年02月18日

• 米国の独身事情。The Wall Street Journalより

  ウォールストリートジャーナルにて、米国の独身者の調査が載っている。出典はmatch.comによるもので、その名も"Singles in America"。（最近match.comは日本では最小限の陣容と聞きますが、さすが本国では気合が入ってますね）アメリカも、独身者は増えている。2010年には、初めて既婚世帯が半分を割ったとか。草食化傾向もあるそうで、積極的に相手探しをしている人が12.7％、彼氏彼女がいる人が16.9％の一方で、「相手探しはしていない」と答えた人が68.1％（！）に上っている。日本と対比してみると、昨年秋の「出生動向基本調査」では、・男性の場合で、お付き合いしている人がいる：16.9%（あらためてこれもすごい数字なんですが）・特に交際を望んでいないという人：27.6%。こうして見ると、「交際を望んでない」草食度合いは、もはやアメリカの方がはるかに上回っているではないか。ただ、同時に注意して見ないといけない数字もある。「別に結婚しなくていい＋わからない」と答えるアメリカ人独身は、66%もいる。つまり、結婚すること自体に否定的。一方で、日本では「いずれ結婚するつもり」は86%を超えている。結婚する気はあるのである。なので、言えることは、アメリカ人は、「自分の気持ちに素直」で、日本人は、「希望してるクセに、動こうとしない」。これって、やっぱよくないんじゃないの？？ではまた。

  2012年02月15日

• ナンパは、非連続の出会い

  前回エントリ「ナンパとは、オプションをタダであげること」での会話で、その方がもう一つ面白いことを言っていた。「ナンパは、非連続の出会いだ」。「誰かの紹介とか、合コンって、知人を介するので連続性のある人しか来ない。サプライズはない。でも、ナンパだと、普通には出会えない人と知り合いになることができる」まあ、だから、「ナンパは、世界を広げるために、どんどんやるべき」という理屈なんですけどね。これは、ナンパ正当化ロジックとしては、先の「オプションをタダで与えること」と加えるとなかなか強い。まあ、そう考えてみると、私の卒業したオーネットもそうなんですけどね。未知の職業、全国の知らない土地、知らないバックグラウンドの人と堂々と知り合うことができる。こんな楽しいことないと思うけどなあ。今の私は、何のポジショントークでもないですが、だからこそ、素直にお勧めします。ではまた。

  2012年02月12日

• ナンパとは、オプションをタダで上げること。

  今朝は珍しく早起きして、ブレックファストミーティングで朝7:30からマンダリンオリエンタルへ。10年以上前に読んだ本の著者の方で、今は、ある外資のシニアマネジメント。50歳前だけど颯爽としていて、かつエネルギッシュ。本日は、昼も朝の方と同年代の経営者とランチ。この方も負けず劣らずの精悍さ。さすが、真のバブル世代。よく私の年代は「バブル世代」と呼ばれるが、それは就職活動時がバブル末期の最後の徒花だったというだけ。本当に右肩上がり真っ盛りの好景気を謳歌していたのは、7－8歳上の彼らの世代である。（ちなみに、我々と同年代の女性は、彼らに遊びに連れてってもらって良い思いをしているので、立場も経験値も違うのである）ランチをご一緒した方が言ってたことが印象的。「学生時代は、ナンパばっかりしていた」「ナンパは、女性にとっては断るのも受けるのも自由。つまりオプションをタダで上げているわけだから、何も遠慮することも恥ずかしがることもない。むしろ、オプションを上げないのは失礼だ。だから僕はどんどん声をかけていた」なるほどー。なんか、ちょっぴり我田引水ロジックのような気がしないでもないが、でも、いいこと言ってると思う。もうひとつ言ってたこと。「ただし、男側として気をつけないといけないのは、断られたとしても、「ちぇっ」といった捨て台詞を吐かずに、キレイに去ること。これが大事」だそうでした。おもしろい。キレイに去るためには、数を撃たないといけない。どんどんナンパしましょう。別に女性からでもOKですよー。ではまた。

  2012年02月08日

• 「イシューからはじめよ」。もちろん、婚活本ではない。

  マッキンゼー出身の安宅和人さんの著書、「イシューからはじめよ」（英治出版）。面白そうと思いつつ、今更ながら読んだ。これは評判通り、名著。で、その終盤にある、「軽快に答えを出す」というタイトルの章に、ノーベル物理学賞を取ったリチャード・ファインマンを評した言葉が引用されている。「いわゆる天才とは次のような一連の資質を持った人間だとわしは思うね。●仲間の圧力に左右されない●問題の本質が何であるかをいつも見失わず、希望的観測に頼ることが少ない●ものごとを表すのに多くのやり方を持つ。一つの方法がうまくいかなければ、さっと他の方法に切り替える。要は、固執しないことだ。多くの人が失敗するのは、それに執着しているというだけの理由で、なんとかしてそれを成功させようとまず決め込んでかかるからじゃないだろうか」このブログで取り上げるということは、もちろん、婚活への示唆がたっぷり含まれているということですからね。なかなかに深いので、じっくり読み返してくださいませ。ではまた。

  2012年02月06日

• 美魔女ブームの功罪。

  先に言っておきます。今日も辛口です。「美魔女」ブームって、とても罪作りだと思う。お化粧の技術がどんどん上がり、ダイエットが日常化し、かつ元々スタイルが良い世代が40-50代に差し掛かるようになってきたというのもあるだろう。実年齢よりもはるかに若く見える年齢不詳の女性が増えているのは事実。ある調査では、「あなたは年齢より若く見られることがありますか？」という質問には83.8％が「ある」と回答とのこと。・・あたりまえである。女性同士が、本音を言うわけがないではないか。相手の女性が、「あ、頑張ってるな」ということに気づくのが女性だし、そこを「褒めないわけにはいかない」と考えて口に出すのも女性である。また、相手を「若い」ということで自分にも言い返してくれて気持ちよくさせてもらえることをうっすら期待してたりもするかもしれない。まあね、「褒められることで女性はキレイになる」ってのも確かに真実だとは思うので、正のサイクルが回ってはいると思う。それでも、完全に真に受けて、「だから、まだまだいける」と考えて行動しなくなるのは大きな間違い。誰も、時間からは逃れられない。メディアや女子仲間に必要以上に踊らされることなく、醒めた客観性は持ち続けてくださいませ。ではまた。

  2012年02月02日

• 国の生涯未婚率見通しは、大甘だと思う。

  今日の日経の夕刊トップは、「50年後の日本　65歳以上5人に2人」とある。「総人口が3割減る」などと、テレビなどでも取り上げられている。これは国立社会保障・人口問題研究所によるもので、記事に出ている数字の一つに「生涯未婚率」がある。これ、同研究所のリリースを見ても数字の出所が見当たらないのですが、記事には「現在9.4%、50年後に20.1%」とある。いや、すでに2010年で、男性は20%、女性も10%のはずなんですよね。定義を変えたのかな。（2010年国勢調査、50歳時点の未婚の人の比率より）しかも、2010年の時点で、45歳の男性は26%独身、女性は15%独身。彼らは、過去5年間で3-4%分しか結婚してないので、この先の5年はもっと結婚する人は少ないと見込まれる。とすると、彼らが50歳になる5年後の生涯未婚率は、男性で23%前後、女性で12%前後となるはず。50年後を待たずして、次の5-10年で、「50年後の姿」に近付きそうな勢い。出生率も、甘い見込みに見えるんだなー。団塊ジュニア世代が出産年齢の限界に来つつあることを考えると、1.35下限というのはかなり甘い見積もりに見える。1を割り込むことも大いにあり得そう。一人っ子政策ならぬ子だくさん政策で、アメムチをフル活用するつもりなのか。いかにも政策合意が取れなさそうだなー。そう考えると、マクロでは私は人口動態ベア（弱気）シナリオ。これを前提にいろいろ考えとかないといけないと思ってます。もちろん、みなさま個人のミクロシナリオは別ですよ。自助努力で何とでもなりますからね。相手は一人見つければいいんだから。ではまた。

  2012年01月30日

• 40代女性は、結婚相手に「愛情」を求める率が下がるという調査。

  昨日の日経の夕刊。前に私も登場した「40代　惑いの十年」特集シリーズで、「再婚」を取り上げている。おお、オーネット広報の松本さんもコメントしてるではないか。「再婚希望者は、相手に求めることが明確」「見つけるまでの期間も短い」。そうそう、そのとおり。この記事には、20代、30代、40代の未婚男女に、「結婚相手に求めるもの」を聞いている調査のグラフがある。それを見ると、・「価値観」は年代を通じてほぼ変わらない・「性格・人柄」も同様。各年代を問わず、高い・年代によって違うのは、「愛情」。30代、40代で、がくんと減り、40代女性ではなんと20%少々。これをどう解釈するか。アラフォーになると、「愛よりも、経済力などの条件」と読む？そうではなくて、たぶん、「ドキドキ」「ときめき」よりも、「安心」「ほっとする」「やすらぎ」といったものを結婚に求めてるようになってるんだと思う。しかし。これはけっこうハードルが高い。ひょっとすると、「ドキドキ」の恋愛感情の方がよっぽど得やすいかもしれない。相手と「安心できる」くらいまでに深く知りあえる機会は、かなり希。さらに言うと、この調査の対象のように「40代まで未婚」だと、男性慣れ・女性慣れしてなくって、打ち解けたコミュニケーションができるまで時間がかかることも。どーするか？趣味が媒介でも、仕事やキャリアがきっかけでもいいので、異性と自然に複数回会う機会を増やしたいですよねー。「たとえばどんなとこ？」って？それは、出会いのきっかけ作りが専門の会社さんにお任せいたします。。ではまた。

  2012年01月26日

• 今週の予定と、婚活関連比率。

  今週は、珍しくびっちり予定が詰まっている。昨日、今日は終日、二日間コースの法人研修の講師。明日から金曜までも、ほぼ予定が詰まっている。朝もちゃんと起きないといけない。夜にまで仕事の予定が入ってる日もある。え？世の中の人は残業だってするし、そんなの当たり前？あー、そういえばそうでした、すみません。。ちなみに婚活関連の仕事は、この一週間すべての中で、3時間くらいかな。まあ、実は今はそんなもんなのです。ということで、怠けた更新でしたー。ではまた。

  2012年01月24日

• 130人相手に婚活プレゼン＠銀座。

  昨夜は、独身限定のワイン会で、会の冒頭のスピーカー役を仰せつかった。男性、女性がほぼ60人ずつ、合計130人近い参加者。考えてみると、これまでしゃべった中でも最大級の人数である。まあ、10人超えるとおんなじですけどね。婚活テーマでしゃべるのは、久しぶり。ワイン会のスタート前なので、あんまり長引かせず、30分限定。プレゼンの目的は、「せっかくの場なので、どんどん積極的に出会っていただくこと」。構成は、■まず、ホラーストーリーを語って、「じっと待っているだけでは、世の中に出会いはない」ということを自覚していただく■次に、具体的な戦略・戦術を語って武器を持たせてあげる■最後に心構え。締めのメッセージでは、１）二人・三人連れで来てても、会場では単独行動せよ２）ネガチェックではなく、いいとこ探し３）必ず3人以上に事後連絡。かつ3回以上会うこと推奨・・これ、合コンとか他のパーティの場でも同じですからね。メモしといてください。プレゼン後は、TBSのタレント女子会収録現場に立ち会う予定があったので、出会いの場をじっくり見届けることなく去らなくてはなりませんでしたが、盛り上がったかなあ。（なんか親みたいな気分。）ではまた。

  2012年01月20日

• ブライダル業界に転身した美容師さんの話。

  行きつけの美容師さんから聞いた話。同僚だった美容師さんが、ブライダル業界に転職し、結婚式専門のヘアメイクをしているとのこと。「ブライダル業界、大変なんですって」と言う。へえー、金払いは良さそうだけど、そろそろ過当競争？と思ったら違ってて、「クレームが増えている」のだそうだ。平均初婚年齢の上昇に従って、結婚する新婦の年齢もあがってくる。そうすると、髪型やメイクに対する注文も多い。友人などのいろんな事例を見てきているし、自分自身の「審美眼」も厳しくなっている。一方、メイクが映えるかどうかは、メイクのテクというよりも年齢の方が・・（また敵が増えるのでもう言わない）ということで、「イメージと違う」といったクレームで減額請求とかが増えており、その対応だけでけっこう時間も神経も使うということだそうだ。え？だから何だって？いや、もう言わなくてもいいでしょ。ではまた。

  2012年01月18日

• 休日の風景）都営バスの二人掛け席を観察して。

  独立してから、平日もバスを使うことが多い。都営バスは、主要道路に張り巡らされていて、けっこう便利なのです。で、二人掛け席が、通路側に一人だけで座ってる人が、荷物を置いて占領してることがよくある。どんな人か。共通点に気づく。若い人から40-50代くらいまでは、混んでくるときちんと詰めようとする。一方で、かなり混みあってきても「われ関せず」と平然としているのは、殆どが年配の人である。それもかなり上の。これを見てると、医療保険にせよ、年金、消費税にせよ、この国の財政を改善できるような改革策を、最大票田であるこの方たちから支持してもらうのは難しいんだろうな、と思う。周りが見えていない視野の狭さと、他人のことを思いやる余裕のなさと。「暗澹たる気持ちに・・」といった文章で締めたくなる内容ですけど、もうちょっと考えましょうか。「将来がどうなるかわからない。不安だ」なんていう状態は、実はタチが悪い。どう転ぶかわからないと、スタンスも取れない。中途半端に希望的観測も持ってしまう。でも、年金も、医療も、財政も、変わらない、さらには悪化してどこかで破綻リスクを内包しているということが、高い確率で想定できるということは、未来がわかる、ということ。であれば、それを前提にして自分のライフプランを、キャリアプランを描いて実行していけばいい。できることから、一つ一つ。あー、固いこと書きましたけど、もちろん結婚だって一緒ですよ。特に、「ちやほやされ度」曲線は、絶対に時間には逆らえない。明日より今日の方が若い、ということは普遍です。普遍であるということは、こんなに戦略構築にありがたい話はないのです。不確定要素が一つなくなるということなので。下がるとわかってる相場は、Sellから入れば儲かるのです。ではまた。

  2012年01月15日

• 感謝。40万アクセス突破。

  ふと気がつくと、どうやら本日で40万アクセスを突破した。ときどきTwitterでつぶやく以外には何のアクセス増対策もしてないので、始めてから2年2カ月でこの数字はまあいいかんじではなかろうか。何よりも、当初は毎日更新していたためコンテンツが溜まって、文藝春秋からの出版の話が実現し、雑誌や新聞、ラジオの取材が相次ぎ、テレビのレギュラー出演まですることになった（遠い目）。直接の結婚情報業界からは離れたため、更新頻度は気が向いたときにする程度ですが、細々と続けてまいりたい所存です。あ、明日木曜日は、19時からTBS「私の何がイケないの？」ゴールデンタイムにて登場いたします。ではまた。

  2012年01月11日

• Amazonレビューより。「心と頭を柔らかくして、読んでみてください」

  アマゾンにて昨日拙著についているレビューコメントが、とてもうれしい内容。やらせか、身内かとおもうくらいだが、そうではなさそうだ。（以下、引用）この本のターゲット層まっただ中にいる私は、今までずっとこの本に書いてあるように、 「普通の（結婚に丁度イイ）男性って、もう全員既婚者なんだよね・・・」 と、嘆いていました。だって実際いないと思ってたし。けれど・・・（引用終わり。ここからが、ワタクシ的には秀逸でした）内容がどうこうではなく、きちんと読み込んで(初めは複数回の立ち読みだったようですがｗｗ）、行動で実践していただいてる。最後のレコメンも、ありがたい。「確かに私を含め、婚活中女性には耳に痛く、心に痛すぎる本だと思います。 けれど、少し心と頭を柔らかくして、読んでみてください。」・・ほんと、すみません。アマゾンのレビューをコピペするのって、いいのかどうかよくわからんので、こちらをご覧くださいませ。ではまた。

  2012年01月10日

• 休日の風景）そりを滑った本数の定量化

  今日は、三連休の最終日。天気が良さそうなので、ふと思い立って日帰りで軽井沢プリンスのスキー場へ。小5の息子は、そり遊びに夢中である。結局、朝11時から3時までずーっと、そり遊び場所。遊び終えて、「楽しかったね、何本くらい滑った？」と聞くと、「えー、そんなの、わかんない」と言う。これは、定量化を学ばせる良い機会である。まずは、フェーズごとの分解。「パパと滑ったのが、何本くらい？」「ママと滑ったのは？」「そのあと、一人だけでどのくらい？」「途中から、お友達ができたよね。彼が来てからどれくらい滑った？」「そのあと、もう一人小さい子も一緒になったよね。それからは？」「最後に、あと30分ってスパートかけたよね。何本行ったっけ？」足し上げると、50本超くらい。次に、総時間を一本当たりの所要時間で割って、リアリティチェック。・動く歩道みたいな簡易エスカレーターを歩きながら登って、2分・滑り出し準備　0.5分・滑走時間　0.5分・滑り終えてから次に向かうまで　1.5分とすると、一本当たり、5分足らず。1時間に12本は滑れている。11時から15時までの4時間で、昼の休憩はパンをかじった程度。とすると、12本×4時間で少なくとも50本以上。ほぼ合ってくる。・・と、得々と話す私に、「やっぱりそんなに滑ったとは思えない」。ということで、ちゃんと数えてファクトを押さえなかった私の負けである。ではまた。

  2012年01月09日

• 結婚式は、男性にとってはロジスティクス。

  昨晩、ご一緒した女性たちのうちの一人が、結婚が決まったとのご報告。ついでにおめでたも（いわゆる、おめでた婚ってやつ）。で、お相手の男性と結婚式について議論になったそうだ。男性はコンサル上がりで、たぶん理屈には（あ、聞こえがいいからロジックと言っておこう）強い。「僕には、結婚式をあげるメリットがまったくわからない。人に知らせるためなら他の手段があるし、自己満足のために多大な出費をする必然性はない」。そりゃそうだ。当たり前です、結婚式は男性（新郎）のためのものではなく、女性（新婦）の晴れ舞台なのだから。自分目線で合理的に理解しようという姿勢そのものが大きな間違い。思い返すこと18年前、私にとって結婚式は「ロジスティクス」であり、「プロジェクトマネジメント」の対象。日程を決め、予算を手当てし、場所を決め、段取りを組み、線表を引いて、期日通りに執行していく。関係者の了解を取りながら。（ちょっとマネージに失敗したけどw）当日の新郎なんて、どーでもいい存在である。私は髪の毛の寝癖すら、ケアしてもらえなかった。今のテレビ出演の方が、髪もとかしてくれるし、ファンデーションしてくれてはるかに手厚い。まあ、男性は、「仕事の腕の見せ所だ」くらいに構えて、しっかりいいとこ見せましょー。ではまた。

  2012年01月08日

• 東スポに登場したので、ちょっと分析してみた。

  生まれて初めて、東スポを買った。一か月前に当ブログでご紹介した取材の記事が載っている。東スポ読者の主力そうであるオヤジ世代で、息子、娘がいる方向けの「早く結婚させるには？」という趣旨。スポーツ紙って、人間（男子）の本能をものの見事に反映した構成で、実におもしろい。トップは芸能人スキャンダル。みんな、スキャンダルって好きだもんねー。で、定義により、スポーツ面から始まる。この時期は、ストーブリーグとかスポーツ選手の結婚話とかが中心。めくってくうちにだんだんディープな格闘技系になる。さらにめくると、競馬。次に競艇。あ、競馬にたどり着く前に、「マル得情報」として私のインタビュー記事が。そこからは、エッチ系の風俗情報が続く。最後の方に社会面的な記事と一般的な芸能情報。なんか、構成とか順番もよく考えられてるんだろうなあ。「本能に対して素直」という点では、ビジネスの参考になることもありそうだ。女性メディアとの対比も面白そう。たとえばダイエットや占い系の広告は皆無とかね。それって「当り前」だけど、ビジネスを考えていくうえではけっこう見落とされてたりする。まだ今日の購入に間に合う方は、いい言い訳にして駅で買ってみてくださいませー。ではまた。

  2012年01月06日

• 賀状のコメントを見ていて。

  あけましておめでとうございます。年末年始は家族・両親とで熊本・福岡を旅行しており、昨夜戻ってきました。束になった年賀状をパラパラと見てると、「ブログ、見てます！」「テレビで見かけました！」「新聞などでお顔を見てます」といったコメントがたくさん。メディアって、すごい。特に、やっぱりテレビというメディアはあなどれない。能動的に来てもらわないといけないブログやツイッターと比べて、リーチのインパクトが圧倒的に違う。「次は政治家ですか？」というコメントもちらほら。なるほど、テレビで知名度を上げて政治に、というのは橋下市長などで連想するわけですね。昔の自治省出向時代にお世話になった方々などからは、「ぜひ講演に来てくれませんか？」というありがたいコメントも。行きます、行きます。個別にお声かけくださいませ。（講師料？さすがに誰も代わりに稼いでくれないので全てボランティアというわけにはまいりませんが、まあ、本業の休業補償くらいで・・）ではまた。

  2012年01月04日

• 相対感で考えないこと。ジョギング、仕事、結婚。

  昨日、ジョギングで久しぶりに皇居まで足を延ばしてみた。皇居周りって、都心にしては劇的に景色がいいので、走っていて気持ちがいい・・はずなのに、何か落ち着かない。なぜか。どんどん人に抜かされるのである。本格的な人には風のように追い越されるし、けっこう年配のおじさんにも抜かれる。若い女性の二人連れにも追い抜かれたりすると、心中は穏やかではない。抜かすときは抜かすときで、自分とペースが近しい人をじわじわと抜くのはタイミングが難しい。どうしても抜き去る瞬間は無理してペースアップしたりする。なので、走っていて落ち着かないのである。悔しかったり、気を使ったり。千鳥が渕を越えて英国大使館まで来て、内堀通りを渡って逆側の歩道に変更する。あー、やっと落ち着いた。で、これっていろんな場面に似てるなーと思いながら走る。仕事、キャリア。外資を中心に、年功序列が関係ない会社だと、誰は自分より年下だとか、誰はすごいスピードでプロモーションしたとか、やっぱりどこかで気になる。これが、独立したらまったく気にならなくなった。まさに、内堀通りを逆側の歩道に渡って遠目に観察してるかんじ。きっと、結婚も似たとこがある。相対感じゃなくて、自分の判断基準で、自分のペースで。なので、私は引き続き女性には女子会で詳細な意見交換をするのはお勧めしないのであります。ではまた。

  2011年12月30日

• 嬉しい話。「信頼できる人が書いた」ので、「隅から隅まで」。

  昨夜は、銀行時代の後輩ら（いちおう部下）と。「酒を酌み交わした」と書きたいところですが、私は下戸なのでオールフリーとサンペルグリノにて。一人から、「このたび、妹が結婚することになりまして」。おめでとー！よかったね。「妹は結婚にぜんぜん興味も関心も示してなかったんですけど、実は三カ月くらい前に、西口さんの本を『信頼できる人が書いた本だから、隅から隅まで、絶対に読め！　』って、渡したんです」「そしたら、二回読んで、まったく興味なかったのにいわゆる婚活パーティに出かけて、決めてきました」「我が家の最大の懸案事項の一つが解決しそうです。本当にありがとうございました」とのこと。すごく、うれしい。こんな話が何件かでもあれば、本を書いてよかった、あちこちで話しててよかったと思う。（ときどき、反発されたりムッとされたりしますけどねー）ここでのポイントは、３つ。・「信頼できる人が書いた本」というEndorsement、お墨付き。これによって、読み手としての気の持ちようが違ってくる。少々厳しいことが書かれていても、受け入れようという心の準備ができる。・「隅から隅まで」という具体的なアドバイス。私の本は、前段がホラーストーリーになっていて「これでもか」と耳の痛いファクトを突きつけられるため、途中で読むのを挫折することが多いと思われる。なので、本屋の立ち読みでパラパラめくってもらえても、購入に至りにくい。「隅から隅まで」読めば、ソリューションの章まで読み至ることができるので、アクションにつなげられる。彼女が「二回も」読んだのも、自分の行動に落とし込もうという気持ちの表れと見た。・でもねー、なんだかんだ言って、最大のポイントは妹さんがお兄さんのアドバイスを素直に受け入れる兄妹の信頼関係ですよ。「素直さ」こそ、無敵。これが三つ目のポイントですね。ということで、独身のご親族がいらっしゃる方は、帰省のおともに、お土産で一冊どうぞ！（爆）ではまた。

  2011年12月27日

• クリスマス三連休の人出

  12月最終週に入って、実質的に仕事納め気分であります。いつまで、どれくらい、どう働くかを自分で決められるのって、けっこううれしい。今日の仕事らしい仕事は、お昼すぎの地元（高松）ラジオ局への電話出演。二か月に一回、15-20分程度、「香川県出身者が、東京の話題を伝える」という趣旨でコーナーを設けていただいている。とはいえ、えらそーに語れる話題って婚活ネタくらいなので、出生動向基本調査を元に、クリスマスどきや年末年始の結婚にまつわる話をひとしきり。こんなことを紹介した。・先週末や三連休は、どこもすごい人出だった。連休前の木曜日の夜は「どこに行っても入れずにさまよった」「タクシーが拾えず、歩いて帰った」といった声をあちこちで聞いたりTwitter、FB上で見かけた。・三連休も、街の人出はなかなか見ないような水準。普段は空いているカフェに行列ができていたり。・これをどう解釈するか。「景気は悪くない。ボーナス支給額も増えている。自粛疲れの反動もありそう」、というのが、まっとうな見方。さらに仮説。・従前は、彼氏・彼女がいないとクリスマスに外を出歩きたくなかった。家などにこもりがち・これが携帯メールやSNSの発展で、誰かとりあえずその場を過ごす相手を見つけることは容易になった。なので、街には出かけるため、人出は増える。・・これって、仮説のスジとしてどうですかねえ。ちょっと身の周りの一部しか見てなさすぎるかな。ではまた。

  2011年12月26日

• 豊田泰光氏の「早婚のススメ」。バターおむすび

  日経のスポーツ面に、野球評論家の豊田泰光氏が「早婚のススメ」というコラムを書いていた。豊田氏は、22歳での結婚（たしかにはやっ）。早くに結婚して、何が有難かったか。食事を例に出している。合宿所の料理が魚主体であったところに、肉料理を作ってもらえる。ナイターの後の夜食で、飲みに行ってドカ食いすることなく、「しょうゆとバターで味付けした小さめのおむすび」を、天火で焼いて出してくれる。それに、ビール。想像しただけでもよだれが出そうだ。豊田氏は、こう書いている。「家族ができて責任感が増した、という言い方があるが、私にとっての結婚がもっと具体的なもので、つまりはバターおむすびのようなちょっとした支えが暮らしのそこかしこに表れてきた、ということ」。そうなんですよね。たぶんこれが、独身の方がよく言う「結婚って何かメリットあるの？？」への答え。一つ一つは、とても些細なこと。いちいち記憶に残りにくいし、思い起こして言語化するのも難しい。人には伝えにくい。なので、「結婚なんて、意味がわからない」という方。こうしたことを認識したうえで、それでもそう仰るなら、好きにすればいいと思います。でも、もし知らずに言ってるのなら、やっぱり、もったいないと思うのです。これでも、お仕着せがましいかなー。ま、いっか。ではまた。

  2011年12月22日

• 日経BPネットのコメント欄が、おもしろい。

  先週から二回連続で掲載された日経BPネットでの私のインタビュー記事。いまだに総合アクセスランキングトップ10に、3位（http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20111208/293108/）と6位（一本目）で入っている（12/21 10:00現在）。まあ、普段は堅い記事の多い日経BPなので、読者層に物珍しく新鮮に受け止めてもらってるのかもね。TwitterやFacebookでのRTや「いいね」もすごい数。で、内容は、私としては本で書いたことやこのブログで書いたこと、セミナーで話していることと何らトーンは変えてない。なので、当ブログ読者の方にはたぶん「あー、いつものことだ」という感覚のはず。で、コメント欄がおもしろい。特に、その内容。一本目では35件、二本目で5件。初めの方のいくつかのコメントでは、一部の女性から強い反感を買っているのがわかる。まあ、内容は歯に衣着せてないし、そのうえ日経ビズ側のタイトル付も挑戦的だし。でも、私として「そういうつもりじゃないんだけど」とか、反論したくなるポイントも多い。「介入するにもなんだしなー、どうしたものか」と思っていたら、その後についてくるコメントが、すべて代弁してくれているではないか。匿名コメント欄は一般に荒れがちなのに、「そうそう、そのとおり！」というコメントが実に多い。日経BP読者のマチュアさを見せられた。で、ここはブログなので、さらに思うことを畳み掛けちゃおう。こうした反応で、感情的に反発する人、冷静に「良いとことは良い」と自分に取り込んで気づきを得る人。結婚に近いのは、もちろん圧倒的に後者。結婚に至る最大のポイントは、「惚れ力」であり、「素直さ」。で、おそろしいことにこの二つは結婚だけではなく職探しの場面や社内でのプロモーションにも効いてくる。最近、わたしはけっこう割り切ってまして、せめて、「素直に前向きに変化を試みる人」には正しい情報が伝わってほしい、と思ってます。そんな人にだけ伝われば、構わない。そんな人には、少しでも「早く」伝えたい。だから、中途半端にオブラートにはくるまない。婚活や結婚ビジネスを、あえて本業にしないことの利点かもですね。ではまた。

  2011年12月21日

• カットされにくい発言のコツ習得中。「私の何がイケないの？」

  12月は「余裕！」のはずが、けっこう予定が次々と入ってくる。昨日は午後から夜まで、TBS「私の何がイケないの？」の収録。収録時間のうち、実際にオンエアされる部分は全体の1/3以下だと思う。取り上げられないやりとりや発言が大半。初めのうちは、どこで何をどう言えばいいのか手探り状態。で、回数を重ねるにつれ、取り上げられる発言、カットされにくい発言をするのは、そう難しくはないかもと思い始めている。全体の流れを見ながら、編集後に実際放映される番組の構成を意識し、ディレクターさんたちがどのように展開してどう締め括りたいかをイメージする。その流れの中で、まだ欠けているピースは何かを考える。特に、「So What?」的な締め括りコメントは、誰も発言していないことが多いので、早い段階でどうコメントするか仮説を練っておく。流れの中でも少しずつ修正する。あとはタイミングを見計らい、ぶつけるだけ。さらにデリバリーに際しては、質問投げかけ調などで話し始めて、司会の有田さんの注意を引き付け、カメラがこっちを向く数秒の猶予を与えることも大事（と、昨夜の打ち上げでTBS高野アナから教わった）。・・これって、御立さんがHBSでベイカー・スカラー（成績トップ10%優秀者賞）を取ったコツを著書で紹介されてたのと同じ。議論の流れに引きずられすぎず、事前に講義のシラバスを見たり複数回の講義の構成を見て、今回の講義のラーニングポイントを想像する。そこに焦点を絞った質問や発言をピンポイントで行う。これは、英語で不利な日本人のB-スクールでのサバイバル術。私も、番組での瞬発力や切り返しでは勝ち目ないし、キャッチ―なフレーズの生成能力も低いので、考えて準備するしかない。なんて、えらそーに言ってますが、実際には「飲み会の雑談」に近い感じの収録現場なのであります。ではまた。

  2011年12月17日

• 「占い」の現場をじっくり観察。発見多し。

  昨夜は、お呼ばれの婚活セミナーで話した後で、恋愛占いをしてくれるという居酒屋へ。前々からよく聞いていたので興味津々。16人いる我々のテーブルに、おばさんが回ってきた。で、ここからは夢も何もない観察と分析ですので、占いを信じる人は読まないよーに。「→」が私の解説です。まず、「私の言うことは98%当たるから」みな、「ええー!?」と驚く。→まず、自分で宣言して信憑性を高める。と同時にリスクヘッジ。「100%」と言った瞬間、みんな粗探しを始めるので、100%とは言わないこと。これ、さらに言うと、助手みたいな人に「うちのママは98%当たります」と言わせた方がもっと良いですね事例１）参加者の中では年齢層高めの落ち着いた女性に、ママ「あなた、年上はダメよ。年下がいいわ」ママ「お金が大事でしょ？あなたは結婚にはお金を譲れないのよね」女性１「ええー、そ、そうかも・・」→うん、最近は同年代や年上には良い男性は少なくなってるでしょうね。お金が大事なのは普遍だし、年齢を重ねるほどに経済力への要求水準は高くなる。言われると思い当たることはあるはず事例２）ママ「あなた、付き合っている人はいるの？あら、そう。お付き合いして3年なのね？」ママ「その人、グズグズする人でしょ」女性２「ええー？？なんでわかるんですか？」→アラサー女性とつきあって3年ほったらかしている男性。グズグズする人に決まってるではないか。事例３）ママ「あなた、昨年の前半、つらいことがありましたよね。泣きたいくらいだったわよね」ママ「でも、今はすっきりしてるでしょ？」女性３「はい。。」（思い当たる節）ママ「でもね、あなたの誕生日の2月18日を過ぎれば楽になるから。5月には電撃的な出会いがあるの。だから、今のうちに出会いの練習をしときましょうね」→「つらいことあったでしょ」と言われると、頭で「そうだっけ？あれだっけ？これだっけ？」と考え始める。つらいことが全くない人ってのは極めて稀なので、何かは思い当たる。そうすると、「当たってる！！」。いったん信頼を獲得したうえで、具体的な日時を示して断言する。断言するときは、検証や反論が不能なことに限る。事例４）ママ「あなた、頼まれたら嫌と言えないでしょ？」ママ「でも、その割には詰めが甘いでしょ？」女性４「うんうん、その通りです―。すごい！」→「断る力」なんてのを備えてる人はこれまた稀。物事を詰め切れる人も稀。さらに、ホントは詰め切れる人に限って自分への要求水準はさらに高いので、「自分はまだまだ詰めが甘い」と思っている。なので、万人に当てはまるので、外れようがない・・とまあ、こんなかんじですね。テクニック自体は、社会心理学や演技力を駆使すれば難しいものではない。その集団や相手を観察して瞬時にプロファイリングし、会話の入り口でさらに情報を得る。あとは瞬発力と経験で培った当意即妙の切り返し。。私の驚きは違うところにあった。まず、自分自身。これだけ批判的にクリティカルシンキングをフル活用して観察してるのに、自分が占われる側に立って、「「あなたは、奥さんのヒモなのよ」「いまは頑張ってるようでも、10年も経てば奥さんにすがるようになる」・・なんてことを言われると、一所懸命に自分で思い当たることを探そうとし始めている。ママに「わかるでしょ？」と言われて「わかります」と答えると、コミットメントや一貫性の罠にはまりかける。。かなりがんばってメタ認知しないと、危ない。次、占われている女性たち。みなさんお仕事をしっかりしていて高学歴で知的な感じなのに、ものの見事に感情を揺すぶられている。動揺したり泣きそうになってる人もいる。いったんある程度の信頼を持った相手が言う「断言調」にも弱い。具体的な数字や日時を出されると、検証することなく言いなり。けっこうびっくり。こりゃー、占い師って儲かるわけだ。そして、さらに考える。このママさん。（ここからは私の仮説です）きっと彼女は、本気でその人の将来が「見えている」。それを、「霊視能力」とか、「妄想」とか、「でっち上げ」とか、さらには「プロファイリング」「仮説構築能力」とか、言いようはいろいろあるけど、そこに悪気とか「騙そう」という計算はない。でなければ、あんなにスムーズに言葉が出てこないと思う。善意の抵抗勢力ほどたちの悪いものはないってのと同じですね。まー、私はどっちでもいいというのが結論。道に迷える女性が、私のファクトとロジックで説得されてもよし、おばちゃんの「お告げ」で心を動かされるもよし。前向きな行動に出さえするのなら、きっかけは問わないということで。ではまた。

  2011年12月13日

• 日経BPネットにて、大特集いただいた。

  堅いメディアにも出てます！とばかりに、日経BPネットにて取り上げていただきましたのでご紹介。「ゆとり世代」であるライター男子に私がえらそーにお話しする、という内容です。といっても、話してる内容は女性誌だろうが日経だろうがテレビだろうが、何も変えていないのである。これが「結婚」なるテーマの強いところ。いつもどおり、出し惜しみなく好き勝手に話してたら、そのまま全部取り上げていただいてますので、ご笑覧くださいますと幸いです。ではまた。

  2011年12月12日

• みずほ銀行「結婚」切り口のマーケティング

  今日は朝から日経金融リテール戦略のカンファレンスに参加。（ブログ読者の方の多くはご存じないかもしれませんが、実は私は金融クラスタの端くれだったりしますww）その中で、みずほ銀行の齊藤哲彦常務執行役員のセッションが秀逸で、かつ結婚関連テーマだったので、一部をご紹介。みずほ銀行では、「結婚」をテーマに銀行取引を切ってみた。そこでわかったこと。・「結婚」というイベントは、就職に次いで金融取引を喚起する。新規口座の開設だとか、決済口座の変更などなど。「取引数」という意味では住宅購入よりも多いらしい。・しかし、いざ銀行が結婚をテーマにすると、ありがちな罠に陥りがち　－「単発のキャンペーンをやる」→結婚は一時期に偏在するイベントではないので効きにくい　－「特定ニーズ専用の商品を開発する」→ニーズはそんなに単一ではなく多様化しているので刺さらない　・では顧客をもっと深掘ろう。たとえば「家計」の管理が、共働きの増加によって変化してきている。　－たとえば、妻の年収＞夫の年収の場合、家計が別管理になることが多い　－妻の年収≒夫の年収　になると、家計管理は一本であっても妻が実権を持つことが多い・・ということで、共働き家庭では奥さんが家計管理も運用もDMU（意思決定権者）になってきていることがわかってきた・さらに、女性の方が将来を悲観的に予測して備えようとする。「老後が不安」「夫は何にも考えてない」「夫は何とかなると思っている。私がしっかりしないと」。なるほどー。いいとこ突いてると思う。・・・ということで、コミュニケーションのメインターゲットは女性。ではアプローチはどう設計するか？やはり顧客を掘ってみると、・金融情報は、「たまたま」知ったという人が大半。能動的に調べに行こうとする人は希・押し売りしそうな金融機関自体よりも、友人・知人の言うことを信頼する。ブログも信頼度に欠けるとして、あまり当てにされてない・金融取引に「手間をかけたくない」「簡単に管理したい」。・一方で、「私たちみたいに資産をろくに持ってない人は銀行に行っても相手にされないに違いない」「だから、できるだけ行きたくない」・・これは、とっても正しい顧客理解だと思う。金融機関は、ついついお客さんが「金融」取引を人生の一大事として考えているに違いないと仮定したがる。これは大きな間違いで、銀行の店舗なんて出来る限り行きたくないところだし、金融の知識取得や理解に頭のリソースも時間もなるだけ使いたくない。「相談したい」なんて言ってるのは「なるだけラクに片づけたい」だけであって、金融商品を知りたいわけではない。ついついサービス提供者側はサプライヤーロジックに陥って、「いろいろ相談に乗ってもらいたいに違いない」と考えたがる。銀行員自身は、休日に銀行の店舗なんて死んでも行きたくないと思ってるくせに。余談が多くなったが、みずほ銀行はこうした「正しい」顧客理解に基づいて、井上真央ちゃんを起用したTVCMを流して注意喚起（Attention）し、小さいブックレットで興味を引き（Interest）、検索でWebに来てもらって（Search)、来店誘致（Action)とSNS誘導（Share)と、AISASを丁寧に作りこんでいる。また、銀行からの情報提供だと押し売りされそうだから、第三者的なFP女性を前面に立てて解説や講演会をやっている。その際のポイントは、興味関心の程度に応じて与える情報量をコントロールすること。初めのAttentionやInterestの段階で情報量を出しすぎてはいけない。なるほど、とてもしっかりしたアプローチ。（なんとなく、戦略ファームか大手代理店の匂いを感じますけど）しかし。みずほ銀行の前提は、結婚する人がたくさん存在すること。お客さまの結婚数を増やしたいなら、ご相談に乗りますよ、と独り言。ではまた。

  2011年12月09日

• 親御さま向けのアドバイス。東スポ取材より

  今朝は、私の本を読んだという東スポの記者さんの取材を受けた。なんでも、「独身の子供を持つ、中高年読者向けの記事」を書くとのこと。話しているうちに、自分でも少し考えが整理された。■親が子供に「結婚しろ」と言うタイミングと、子供が「そろそろかな」と考え始めるタイミングは、ズレることが多い。・親は、ある程度の年齢までは口うるさく「結婚しろ」と言う。男性（息子）相手なら35歳前後から40歳がピークで、女性（娘）にはもうちょっと早くて30-35歳がピークだろうか・その辺の年齢ゾーンを超えると、親は言わなくなる。たぶん理由はいくつかある。　-あきらめた。愛想尽かした　-もう十分言うべきことは言った、というある種の満足感、納得　-いまさら出て行かれると、自分が寂しくなる、困る・そして子どもの方が、「さすがにヤバいかも」と思い始めた頃には、親のプレッシャーがかからない。「ま、いっか」とさらにズルズルと無為に時間を過ごすことになる。そうこうするうちに親の身体能力が落ちてきたりすると、ますます現状を変革することは難しくなる・・・そうすると親へのアドバイスは、「あきらめずに、言い続ける」こと。プレッシャーをかけ続けること。自分は子供がいてくれる老後だからいいが、子供はそうはいかない。本当に子どものことを思うなら、追い出さないといけない。■また、言ってはいけない言葉、言うべき言葉も記者さんとで議論になった。・言ってはいけないのは、「そろそろ妥協したら？」。親に「妥協」なんて言われたら反発するに決まってる。・「あなたに合う人なら誰でもいいのよ」。これも、キレイに聞こえるがダメ。「合う人」と言った瞬間、「生育環境」「学歴」「仕事柄」・・・いろんなことが暗黙の制約要件としてのしかかる。「価値観」なんていうつかみどころのないスジ悪なものまで含まれてきそうだ。・逆に、お薦めは、「あなたが好きになった人ならいい」。さらに、「そういう人ならお母さんも（お父さんも）好きになれるはずだから」。これ、いいと思います。実際には言えないんだろうなあ、照れくさくって。でも、こんなこと言われたら子供はけっこう肩の荷が下りると思うんだけどなあ。ではまた。

  2011年12月05日

• そりゃあ、「適当な」相手がいないわけだ。出生動向基本調査より（３）

  三回に分けて見てきた、出生動向基本調査。つらつら見ていて、また発見。25-34歳の未婚者に、「独身でいる理由」を聞いている。一番高いのは、よくあることで「適当な相手にめぐり会わない」。男性で46%、女性では51%。ふむ。まあそうだろね。で、じゃあいったいどんな相手が「適当な相手」なのか。「結婚相手の条件として考慮・重視する項目は？」という質問がある。男女では大きく傾向が異なっていて、男性が女性に求めるものは、希望する人の比率が高い順に、人柄95%、家事の能力93%、仕事への理解89%、容姿82%、共通の趣味75%。ここまでの5項目が、それそれ70%を超える男性が相手女性に希望する項目。女性が男性に希望、の場合。人柄98%、家事の能力98%（高っ）、経済力94%、仕事への理解93%、職業86%、共通の趣味79%、容姿77%。これらの7項目が70%を超える女性が求めており、残る学歴も53%女性が条件として挙げる。たぶん「学歴」は、既に「経済力」や「職業」を希望するときに織り込んでいるから低めに出ていると見るのが妥当な気がする。ここでのポイントは、「複数回答可」の質問だと、女性はこれだけいろいろ同時に満たすことを求めるということ。拙著「普通のダンナがなぜ見つからない？」のタイトルをそのまんま体現していただいている。で、さらに発見。なんと男性も女性も、前回調査と比較してほぼすべての項目で希望する人の比率が上がっているのである。つまり、お互いにみんながみんな、相手に要求する項目が増えてるということ。初婚年齢の上昇とともに、「見る目肥え度」が創刊して上昇していると見た。そりゃー、「適当な相手」は見つかりませんがな。どうするのかって？当ブログのバックナンバーを読み漁っていただくか、拙著をご覧下さいませ。ではまた。

  2011年12月03日

• 結婚は労働雇用環境の鏡。　出生動向基本調査より（２）

  前回に引き続き、出生動向基本調査のレポートを読んでみた。発見したこと。■未婚者側は、「年の差」婚を望んでいるわけではない・未婚男性で、結婚相手に「同い年がいい」と答えた比率は過去最高で、35.8%。「1-2歳下」まで入れると、過半を超える。女性からの「同い年」希望も過去最高の29.0%。・ここからは解釈だが、男女ともに、「パートナー」指向が強まっているように見える。一緒に働き、一緒に家事をして、一緒に子育てする。だから、同い年のイコールパートナーがいい。しかし、現実には「経済力」という重要ファクターが出てきて、女性の希望を満たすのは年上男性であることが多い。なので、結果としては稼ぐ男性との「年の差」婚は多いように見える。これは、オーネットの成婚カップルで年齢差が大きいカップルの男性の年収を見ているとかなり顕著。■男性が女性に「経済力」を求める比率がじわりと増加・結婚相手に考慮・重視するものとして、男性が「経済力」と答えた比率が4割近い（38.7%）。92年と比べると10%増加。まあ、もちろん人柄（95%）、家事（93%）、容姿（82%）なんかに比べると低めですけどね。■女性にとっての「結婚の利点」で、「経済的余裕が持てる」が大幅上昇・92年と比べて、ほぼ倍の15.1%になっている。まあ、「子供や家族を持てる」47.7%には遠く及びませんけど、Yesと答えにくい項目のはずなので、本音は垣間見えます。■男性の正社員とパート・アルバイトで、結婚意欲に大きな差・正社員だと、「1年以内に結婚したい」は56.7%なのに対して、パート・アルバイトだと33.8%とかなり大きく開いている。「今の自分では無理」ということか。・・・いつも言ってることですが、結婚は労働・雇用環境の裏返し。経済成長させましょうよ、ほんと。ではまた。

  2011年11月29日

• 結婚する気・・あるの？？出生動向基本調査より（１）

  今朝、日経など新聞に、国立社会保障・人口問題研究所の「出生動向基本調査」の最新版の結果が出ている。いくつかおもしろい論点があるので、何回かに分けて取り上げてみる。そのうちの一つ。・「交際している異性はいない」の比率が過去最高とのこと。男性で61.4％、女性で49.5％。これが、新聞で見出しとして取り上げられている。でも、よくよくグラフを見ると、「友人として交際している異性がいる」が除外されている。それっていわゆる「交際」とは言わないんじゃね？、普通。ということで、これを「交際相手がいない」に加算すると、すごいことになる。男性では70.8％！女性でも61.4％が、「彼氏・彼女がいない」。これは、さすがにインパクトの大きい数字である。で、問題はこの先である。「交際をしている異性はいない」と答えた人で、「特に異性との交際を望んでいない」という人は男女とも45％もいる。まあ、それならそれでかまわない。そういう割切りもあるかもね、個人の考えだもんね。そりゃー尊重しますよ、私は。しかし。未婚者全体で「いずれ結婚するつもり」と答える人は男性で86.3％、女性89.4％。9割は結婚したい意向はあるのである。「今は彼氏彼女がいないし、無理に探す気もない。でもいつかは結婚したい」。「まあ、どうにかなるでしょ」「そのうち、落ち着いたら」。いや、なりませんから。ダメだってば、思考停止しちゃ。ではまた。

  2011年11月26日

• 事務連絡）コメント欄、閉めます。

  今日は事務連絡。このブログのコメント欄を、閉めます。（理由）・私がマスメディアにそこそこ露出するようになってから、多様な方に訪れていただいている。いろんな価値観をお持ちの方のコメントが増えつつある。・書き込みいただく方の真の意図や背景がわからないままに、いいかげんな答えは書きたくない。・コメントいただく側は匿名。一方で、私は実名・経歴・職業を明らかにしている。さらにある程度のトラフィックを持っているがゆえに、一方的にリスクを背負う。まあ、そーすると、どんな方にどう捉えられるか、衆人環視をも意識しながらコメントを返すのって、けっこう知的体力と時間を使います。いま、本業でもない婚活関連に、そのリソースを割くほどの余力はないのであります。純粋に、ご感想をいただける方、質問したい方、ご自分の意見を表明したいという方は、他にもネット上でもリアルの場でもいろいろ手段があるはずですので、そちらでいただければ、可能な範囲で対応いたします。ではまた。

  2011年11月24日

• 結婚後。「話を聞かない男」になった男性へ。

  今日ランチをご一緒した方からの、面白い話。その方の会社はとっても知的かつ仕事熱心な人たちばかり。したがって、よくある話として、家に帰ったら消耗しきっているか、仕事のことに頭が入り込んでいて、奥さんの話を聞かない。というか、何か言われてることにも気がつかない。あー、実によくある話。身につまされる。（最近の私はあまりにどこの家でも起きていることだとわかったので開き直り気味で、また怒られる）で、その会社の役員男性（30代）いわく、「会話がなくってやばいときは、引越しするのが一番」なのだそうだ。「引越しをすると、配置を考えたり、家財道具を買い替えたりと、奥さんのやることがいっぱいできる。否が応でも会話しないといけない場面も増える。移り先のキッチンを豪華で広くしたりすると料理に凝ったり友達呼んだりでしばらくハッピー」だそうだ。なるほど。これは、女性の本質を突いてて、新しいアイディアである。でも・・やっぱり一定程度以上の聞く耳を持ってないと、「私が引越しのことをこんなに考えてるのに、何にも聞いてくれない！」になりそうだ。両刃の刃かも。。ではまた。

  2011年11月21日

• 朝から一日、企業研修講師。

  今朝は雨の中、一日企業研修の講師で日本橋の会議室へ。これで二週間おき三回開催の、三日目の最終日。25名前後の参加者で、全員男性である。一日研修というのはこっちも大変ですけど、受講される皆さんもたいへん。ウィークデイはしっかり勤務したうえで、予習もして土曜日に朝から参加。午後なんかは特に睡魔に襲われる方もいる。なので、休憩時間をこまめに取るのだが、休憩からクラスに戻るときのちょっとした肩慣らしの導入が必要。こんなとき、婚活ネタは実に使い勝手が良い。何がいいかって、・みんな、食いつきが良い。さっきまで眠そうだった人が、目を見開いて注目してくる・私が扱っているネタは、「婚活」や「結婚」をビジネス目線で切ったものばかりなので、研修の内容に直結するものも多い。したがって直前に学んだ内容や分析手法、着眼点などに即したものを披露すれば、うまくクラスに入っていけるといったかんじですね。あさって月曜日は、久しぶりに婚活そのもののセミナーをやります。独身限定のワインパーティに講師としてお呼ばれしておりまして、参加者は総勢100名になろうというもの。定員は既にいっぱいらしいです。男性はまだ若干いけるかも。最近しゃべってないから大丈夫かなあ。がんばろう。ではまた。

  2011年11月19日

• 女子会のオキテ。

  ある女性との会話。その人は既婚者だが、友人には独身女性が多い。で、その友人たちにどうアドバイスするかという文脈で、女子会など女子仲間の「掟（オキテ）」の話になった。これ、たぶん女性から見ると「当たり前」のことだと思うんですが、私はかなり新鮮でした。たとえば、何かの集まりに、「あの子、男子が来ないと、来ないのよね」と言われるのもとてもつらいことらしい。女子会からお誘いの声がかからなくなるのは、一大事。だから、「惚れさせ力」的な、ベタなテクを使って男性を惹きつけても、それを女子仲間にチェックされてしまったら、「友達がなくならない？？」と心配する。へーえ。そこで彼女への私の質問。「じゃあ、女子仲間にそういうふうに思われたら、ほんとに困る？」「それって、回復不能な致命傷？」そもそも、ちょっと嫌われて、何が困るというのか？実際、そういうちょっぴり嫌われ者の女性たちは、ちゃっかりとっくに結婚して子供もけっこう大きくなってるのではなかろうか。いや、そうですよ、これは男だから言える気楽で他人事な意見。でもね、ゼロベース思考って大事だと思うのです、こんな場面でも。もし嫌われるそうでどうしても抵抗があるなら、「婚活宣言！」してしまえばいい。だから大目に見てねと握っておけばいいのです。ではまた。

  2011年11月15日

• 休日の風景。有楽町阪急メンズ館

  銀座から有楽町を家族で散策していて。家内が、新しくオープンした阪急メンズ館のポスターを見て、「海老蔵を使ったポスターって、どうなの？？」と疑問を呈する。見ると、海老蔵がスーツとネクタイをした姿。なるほど、これは正しい疑問提起だと思う。たぶん、阪急メンズ館のターゲットとなりうる男性は海老蔵を見て「行きたい」「ああなりたい」とは思わなさそうだ。なぜそう感じたかを、考えてみた。・海老蔵は、モロに女性を取り合うライバル。若いし、血気盛んな肉食系だし、イケメンだし。ライバルが着ている服や小物と同じものを身に着けようとは、男性は思わない。・血筋の良さも反感を買いそう。努力で這い上がったスポーツ選手なら違う（もちろん海老蔵も努力はしてるだろうけど、血筋のアドバンテージはあっただろうから）。・では、誰なら適任か？有楽町という場所も考えると、ビジネス界で成功した人がいいんじゃないかなあ。年代的には上で、実績のある人。柳井さんとか、原田泳幸さんとか。いまこの瞬間に本業が好調なのがポイント。なので出井さんはちと弱い。・さらに考えると、そもそもキャラクターはいらないとも言える。オトコは、モノが見られれば良い。モノの薀蓄とかスペックにフォーカスしたほうが良さそうだ。なんてことを考えてた日曜に昼下がり。ではまた。

  2011年11月13日

• 好みの男性に、「僕たち、話が合いますね！」と言われたら？

  今日、あるバリバリ働く女性から聞いた話。彼女は、言い寄られることはけっこうあるが、自分から好きになることは少ないそうだ。そのうち、数少ない自分からベタ惚れになった事例。相手の男性は仕事上のお付き合いで、目上の方。たまたま、ランチミーティングになった。会話が弾み、仕事の話題からいつしか家庭や子供の話にまで。そこで、彼の発した言葉、「なんか、僕たち、話が合いますね！」彼女は直撃を食らってドキーン。でも、インパクトが大きすぎて動揺してしまい、「そ、そうですね。○○さん、ひょっとしてB型ですよね。わたし、B型の人には『合う』ってよく言われるんですー」と返してしまった。・・その後、何もないそうだ。仕事も変わってしまい、音信不通。周りで一緒に話を聞いていた男性陣、「その文脈でそれって、実質プロポーズに近いじゃん」「その男性、がんばったよねー」「でもさー、そこで『血液型』っていう一般論に持ち込まれちゃったら、『はぐらかされた』『脈なし』『振られた』って判断しますよね」。残念ながら、その通りだと思います。いまどきのオトコは、傷つきやすい。実は渾身の一撃だったのかもしれない。そこで受け流されて、またリベンジできるほど強い男はまー少ないですね（いたとしたら既婚者である確率が高そうだ）。ここでのポイントは、彼女は「好きになってしまった」からこそ、気の利いた返しをできなかったということ。あんまり意識してない相手になら、いろいろ言えたのかも。彼女はどう返せばよかったのか。たぶん、言われたことを受け入れて、前向きに返して、「お、いけそう」と思わせられたら理想形・・かな。具体的なセリフまでは、私のボキャブラリには存在しないので、アイディア求む。ではまた。

  2011年11月12日

• 「どうぶつの森」より。男と女の違い

  小５の息子が好きなマンガ、どうぶつの森/あべさより（小学館）。４コマ漫画が大半を占めており、ときどき、えらく「深い」ものが混じっている。そのうちの一つ。登場人物二人が、男女の違いについて会話している。何パターンかあるうちの、「はいとくくん（シニカルなキャラ。貯金がすごくあるという設定で、なんかインベストメントバンカーみたい）」と、主人公「さよりん」の会話。・・・・・・・・・・・・・はいとくくん「男と女のちがい？そうだな」「『えーマジ！？』って言ってるとき、じつは『知ってた』って思ってるのが、女」「『知ってた』って言ってるとき、『えーマジ！？』って思ってるのが、男」「ってとこかな」さよりん「深い。」・・・・引用終わり・・・・なるほどー。相手を気遣う、あるいは敵を作らないよう合わせてあげる女性と、びっくりしてるくせに平静を装う男性との違いをみごとに言い表している。このマンガ、あなどれないのです。（最近読んでないけど）ではまた。

  2011年11月08日

• アクティブ・レストの一日。

  ＊今日は、ミーハーなかんじの内容です。そういうの、好きじゃない人はお読みになられぬよう。ちと疲れがたまってたので、本田直之さんがよく書いている「アクティブレスト（疲れてるとき、あえて走ったり運動することで、体を休息しやすくすること）」を実践し、昼にジョギングして、そのまま昼寝。16時過ぎに起きて、Twitter、Facebookを眺めてたら勝間和代さんがヒルズのツタヤで「キャリアと恋愛」トークショーをやるとのこと。「へー、見に行こうかな」とコメントしたら数秒で勝間さんから「ぜひ！」とのお誘い。17時始まりなので、急遽着替えて家を出る。トークは、勝間さんと慶應のキム准教授。45分のトークの予定が、40分近くたってもずーっと仕事やキャリア戦略のまじめな話が続く。主催のディスカバー21の人たちが「恋愛の話を期待して来ているお客さんがいるのに」と、焦っている。勝間さん「あー、そういえば、恋愛の話をしなきゃいけないんですよね。じゃあ、会場にいる専門家をお呼びしましょう。そこでメモ取ってる西口さーん！」げ。ほんと勝間さんはいつもムチャ振りである。でも、途中からこの展開になることはある程度読めてたので、彼らのキャリア戦略論の対話を聞きながら、どう恋愛や婚活文脈に応用・展開（こじ付け？）するかを考えていた。当ブログをお読みの方はおわかりの通り、こういう思考は過去2年半ずっとしてきてるので、まあさすがに即興でも何とかなりました。てなかんじでトークショーは無事終了。打ち上げ（？）にも誘っていただき出席。出版関係者やいろんな著者の方が来ている。すると、なんと途中で、冒頭に書いた本田直之さん登場。隣に座って、一対一で30分くらいお話しさせていただいてしまいました。今日のSo What。なんでも、動いてみるものですよ、みなさま。ではまた。

  2011年11月06日

• CLASSY12月号「幸せな結婚はバツイチ男性にあり！？」

  先日ご紹介した、CLASSY12月号でバツイチ男性」記事に登場しております。なんか、メインコメンテーターみたいな感じでこそばゆい。バツイチ男性と結婚した女性たちの座談会とか、当の男性たちのコメントが面白い。■バツイチ男性と結婚した女性たちの主なコメント・「初めは恋愛対象ではなかった」・「人として欠陥があるに違いないという、失礼な先入観」・「親も心配」でも・・・・「実は彼の方が結婚についてよく考えていた」・「傷ついて後悔している分、すごく優しい」・「仕事バリバリ、自信ある風なのに、寂寥感」・「愛情を確認したがる分、愛されている実感がある」■男性側のコメント。「離婚から学んだこと」について・「デートを楽しむのと結婚して生活することはまったく別」・「人として信頼できるかが大切」などなど。えーと、勘のいい読者ならお気づきかもしれない。これらのポイントは、未婚独身の方であっても（であるからこそ？）、重要なポイント。独身なのに、彼女らがコメントするような要素を持ち合わせている男性は、間違いなく結婚市場ではモテる。だって、いずれも未婚男子が提供できていないことなんだから。女性であれば、「ああ、こういうものの見方もあるんだ」「先入観にとらわれずに相手を見ると、いろんな発見がある」といったこと。男性としても、バツイチ男性たちのラーニングから学びを得ることができるかも。「見た目重視は、今は二割。女性の環境や友人、家族に会うことも大事」など。CLASSYでは私のコメントは記事の文脈上で、「XXの点、○○の点でバツイチ男性は狙い目！」と語ってますが、こんな深読みをしていただいても面白いと思います。ではまた。

  2011年11月04日

• 経験したことないことを評論するリスク。

  たとえば。パスポートを持ったことがない人が、「海外なんか行ったってしょうがない。お金の無駄」と言うのを聞いて、「ふむふむ」と参考にするだろうか。スマートフォンを触ったこともない人が、「スマホなんて無意味」と言ったとする。その意見に耳を傾けようと思うだろうか？それと同じように、「結婚なんか、別にしなくたっていいじゃん」「なんにもいいことないよね」と、独身の方がけっこう口にする。ずっと、なんとなくモヤモヤしていた。まあ、いいんですよ。海外旅行もスマホも、そして結婚も、その方のオウンリスクなので、嫌われてまで疑問を差し挟む必要はない。で、最近出た本を手に取ってみたところ、「30代を後悔しない50のリスト/大塚寿」（ダイヤモンド社）が、みごとに喝破していた。「結婚したことのない人には、結婚がいいものかどうかは判断できない」「結婚の喜びも苦しさも経験したことがないから」（すみません、詳細にはうろ覚え）わーい、言いにくいことをズバリ言ってくれた。他人の口を借りられるのは、実にありがたい。ここで私の意見。結婚に逡巡している方は、いったん飛び込んでみることですね。どうせ最適解なんかないんだから。大塚さんは著書の中では「納得解を探せ」と書いてあった。これも実に適切な表現だと思うのです。ではまた。

  2011年11月02日

• CLASSY12月号に登場（自分では未確認）。

  今月のCLASSY12月号に、9月号に続いてまた登場しております。あんなイケてる女子向け雑誌に、二回も出させてもらって、いいのか俺？ってかんじですが、「バツイチ男性が狙い目」なる特集記事にてコメントしてます。さすがCLASSY。読者層の眼鏡に適う男がたくさん存在するプールは、初婚マーケットではなくバツイチマーケットと見たか。鋭い。少なくとも経済面や肉食度に重きを置く分には正しい。時間差の一夫多妻制モデルを狙うわけですね。身の回りに思い浮かぶ方が何人もいるぞ。実はまだ見本誌をいただいてないので、どんな感じか見ておりません。届いたら、またエントリを書きますねー。ではまた。

  2011年10月30日

• 英語で婚活の説明。

  今日は、かつての会社でセントラルチーム（本国）の同僚だったシンガポール人とお茶をした。彼は、最近日本の大企業のシンガポール法人に幹部として転職したところで、東京の本社にときどき来るようになってて、久しぶりに会った。日本の会社の管理っぷりにカルチャーショックだらけらしく、「PCを持って帰るのに、書類申請がいるんだよ？ブラックベリーなんて持てないんだよ？しかも、オフィスに行くとパンチカード管理。どー思う？？」とのこと。いやー、さすがにそこまでの会社はそんなにないと思う。。「俺は、work hardはほどほどにするけど、でも四六時中仕事のことは考えていたいし、そうするとメールを送ることだってある。なぜそれをさせないんだ？」んー、ご説、ごもっとも。知的労働者扱いしてないってことに見えちゃうよね。「Nishiguchi-sanは、いま何やってるの？Marriage matchingはどうしてるの？」なんて会話をする。シンガポールも、経済成長と女性の高学歴化で独身率はどんどん上がっているそうだ。しかし、婚活の話や実情を英語で説明するのは、ビジネスでは出てこない語彙がいるのでとっても難しい。たまたま拙著を手元に持っていたので、図表やチャートを見せながら説明してあげた。「これ、購入させてくれ。シンガポールに戻ったら部下の34歳日本人女性に渡すから。でも、ムッとされるかなあ？」うーん、そうかもね。セクハラ呼ばわりされるかもよ。Be careful。ではまた。

  2011年10月29日

• 一回だけ会う人が20人いても、意味がない

  今日は、かつての同僚で現在婚活中の女性とランチ。まあ、ひとしきり今の仕事の様子なんかを話してから、「私も、35歳ですからねー、婚活がんばらないと」という会話。わたし「待ってないで、動かなきゃダメだよー」彼女「大丈夫です！ほとんど毎週、何かの飲み会とか紹介とかで出会ってますから」わたし「でもさー、ちゃんと二回以上会ってる？一回だけじゃ意味ないからね」彼女「あいたたー、たしかにそのとおりです。。」そうなのですよ。一所懸命婚活してるつもりでも、一回しか会ってないのではまったく意味がない。たくさん飲み会に行って、たくさん出会って、「私はこんなに頑張ってるんだから、良い人に出会えないのは、私のせいではない」という自分への言い訳・納得材料になっているだけかも知れない。一回だけ会った人が20人いるよりも、二回以上会っている人が3人いる方が、はるかに良いのです。ではまた。

  2011年10月26日

• 彼氏がなかなか結婚に踏み切ってくれない場合の処し方。

  これ、よく聞かれる質問。「付き合ってる彼が、結婚の話をしてものらりくらり」「でも、あんまり言うと嫌そうな顔をする」「詰め寄ったら別れ話になるかも」「・・・いったい、どうすればいいんでしょう？」いつも、あんまり明確に答えてなかったんですが、あえてここは「別れること覚悟で、詰め寄りなさい」と申し上げたい。なぜか。・男性と女性は、結婚に対する時間軸が異なるということが出発点。女性の場合は、時間の経過とともに自分の市場での魅力が徐々に逓減していく、ってのもあるし（さらっときついこと言ってますけどね）、出産年齢を控えているというのもある（もっときついか）。一方で、オトコは自分の時間には寛容。今じゃなくてもいいと思ってるし、自由を謳歌できる時間は少しでも長く取りたい。・ではその男性が、女性に真剣に詰め寄られたとき。それでも意に介さないとすれば、女性のことを何も分かっていない、あるいは分かろうとしない、わかってたとしても相対的に軽く扱う人だということ。じゃあ、いいじゃないですか、「そういう男性だ」、ということが結婚前に明らかになったんだから。先に分かってラッキー、くらいに思いましょう。女性が男性に求めるものの上位は、「やさしさ」「思いやり」。どんなアンケートでも定番の上位である。それって、レディファーストだのご馳走してくれるだのと表面的なやさしさの演出に長けてることでしょうか？どんなに「やさしく」振舞ってても、あなたの人生で、かけがえのない数年間を「浪費」させてることに、罪悪感（あるいは罪悪感を感じる感度）を持たない相手って、どーなのよ？と思うのであります。ではまた。

  2011年10月24日

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