梅木水晶の日常

年に１、２回くらいしか風邪をひかない私ですが、
どうしてよりによって、この長期休暇中に風邪をひいてしまったのでしょうか。
もう、ばかばかばか。悔しい気持ちでいっぱいです!!
日頃の行いは決して悪くはないはずなのに!!と思っているのは自分だけ…。
きっと、東京に行って、様々なモノを見たり聞いたり食べたりしているうちに、
興奮して、はしゃぎすぎてしまったのでしょう。
その興奮が、40度の熱となって出たのかな。

11月９日の夜～11月14日の夜まで東京にいたのですが、
11月14日は一日中、日記にいつもコメントを寄せて下さる、
ヤンヤン肉棒さんの家で「う～ん、う～ん」と、ずっと寝込んでおりました。
本当はこの日、奥多摩の日原鍾乳洞に行く予定だったのですが…。
嗚呼、鍾乳洞…。肉棒さんの手厚い看護を受け、今現在は回復するに至りました。

考えてみたら、今、私がいるこの釧路の家には、
風邪薬もなければ、体温計も、水枕もありません。
私は、いざという時の為に、買っておこうと決めました。
肉棒さんの家には、一人暮らしの女性の家らしく、風邪薬も体温計もありました。

「今一番何して欲しい？」
「今一番何が食べたい？」
「ＣＤはジャズのでいいの？」
表情が虚ろな私に、肉棒さんは懸命に話しかけてくださいます。
ごめんね肉棒さん、折角の貴重な休日をこんな病人の看護で潰させてしまって…。
「こんな顔を真っ赤にした病人をほっといて、
　出掛けられる訳がないでしょう!!」
そう言ってくれた肉棒さんの言葉は、今も私の胸に輝いています。キラキラ…。

マザーテレサを知っていますか？
マザーテレサならぬ、マザー肉棒です。
口に出して言った感じが、マザー牧場みたいですね。
まだ行った事はありません。

肉棒さんとは、東京ディズニーシーと、のぶさんのライブに行きました。
どちらも非常に楽しかったのですが、
私は、元気な肉棒さんが、病弱な私に、絶えず話しかけてくれたり、
私の好きそうな映像を、
ＤＶＤに録画したものを見せてくれたりしたのがとても嬉しかったです。
私の実家の母は、私が風邪をひいても、ここまではしてはくれなかったなあ。
やたら忙しそうにしている人でした。

11月15日からは、実家のある山形に帰っていたのですが、
肉棒さんの実家にビールを持ってお礼の挨拶に伺いました。
肉棒さんのお父さんもお母さんも、
私が高校の頃見たのと全く同じ印象でした。
大人は、数年経ったくらいではあまり変わらないものなのですね。
しかし、７、８年ぶりに再会を果たした私も肉棒さんも、
高校の頃と、見た感じはあまり変わりありませんでした。

私は、釧路に帰ってきて、
アーノルド・ローベルの「ふたりはともだち」を読み返しました。
私が初めて「親友」という単語を知ったのはこのお話です。


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