されどゲーム?
息子たちのやってるゲーム。1年も3年も男の子はほとんどが持っている。 (…と子どもらは言う)ゲットしたキャラをきたえて、強くして、戦いさらにキャラを増やすゲームらしい。同じゲーム機同士をケーブルで接続して、キャラを交換することができるのだという。うちの子は、友だちと★というキャラを交換したという。なんだか、うれしそうに報告するから、こういう時は話を聴いてやろうかな?たかがお子ちゃまのゲーム…どーせ、良くわかんない、くだらない話なんだけどね。「何と交換したの?」と、お愛想交じりに訊ねると、「★と交換した」という。ちょっと質問してみた。「なんで? ★と★を交換して何になるの?」「交換すると進化するんだよ。進化させたかったの。」よくわからんので、またお愛想モード。「ふーん、お互いに進化したんだ、よかったねぇ」「でね、それをまた交換したんだぁ。 これで僕のところに帰ってきたってわけ。」「なんで? 同じ★が進化したんなら同じものになったんでしょ? なんでまた交換するの?」よくわからんが、妙に興味をひく。「やっぱり、お互いになついている奴の方がいいじゃない?」「なつくぅ?? なつくって、あんた、機械のキャラでしょぉ? どうなつくのさ?」「いっぱい戦わせて何度も瀕死にしてたらなつかないんだよ。 大事にしてやってればなつくの。 同じキャラなら良いって言うんじゃないんだよ。 自分のキャラにはそのキャラの経験が詰まってるんだよ。 今まで、どういうふうに育ててきたかっていうのが、 みんなそれぞれ違うの…。」「ふーーーーーーーん???」なんか、やっぱり、よくわからんが、この少年たち、奥が深そうなこと言ってるじゃあーりませんか?万が一の時には、爪の端っこからクローンを作ってもらえば、今のかわいい息子たちがいつでも手元に戻ってくる…ってひそかな期待を抱いた私の浅はかさを見透かされたような、今日のお昼時…。 (汗)