父・・・人は思うようにポックリは逝けないものらしい
父の担当の先生に会ってきた。行く時間にあわせて眠りを覚ましてくれていたので、今日はお父さんも私のことがわかった。20日(日)に使ったステロイドがきいて肺の菌が減ってきた。今治療をやめるのは倫理に反する状態。延命希望しない意志が書き付けてあったので、それをもとに、今度悪くなったらやめましょうとのこと。今は、1日1時間、目を覚まし、体を起こす練習はじめたとのこと。今度の火曜に気管切開の手術予定。そうすれば口喉の管がとれて楽になる。血圧を安定させるために入れている点滴で体重が10キロ増えパンパンに浮腫んでるのでだるい。明日から点滴を減らすので体も楽になる。来る時間を前日に知らせれば、目を覚ます時間をあわせられるので連絡くださいとのこと。浮腫みがとれたら文字盤で意志疎通可能。今日も伝えたいことがありそうで私が文字盤を指しながら眼で合図する方法で、七転八倒してみたけどドクターストップかかってあきらめた。ほんの少しだけ回復の見込みが出てきたが、今後を見ながら、都度相談していくとのことでした。私の印象では、目を覚ませばつらそう。眠らせておいてあげたいようだった。人はだれでも「苦しまないで、迷惑もかけないで、ポックリ逝きたい」というけれど、母を見ても、父を見ても、なかなかポックリ逝くというのは難しいものらしい。