カテゴリ:原爆と原発と
「非現実的な夢想家として」続きの中の、村上春樹さんが引用しておいでの、原爆の父・オッペンハイマー博士と、トルーマン大統領の会話エピソード…。
ロバート・オッペンハイマー博士は第二次世界大戦中、原爆開発の中心になった人ですが、彼は原子爆弾が広島と長崎に与えた惨状を知り、大きなショックを受けました。そしてトルーマン大統領に向かってこう言ったそうです。 「大統領、私の両手は血にまみれています」 トルーマン大統領はきれいに折り畳まれた白いハンカチをポケットから取り出し、言いました。「これで拭きたまえ」 ↑これに関しまして、昨日、「この時の博士と大統領の表情が気になる」的なツイートをしたのでありますが…。 その詳細がネット上のどこかに無いかな~~と軽く検索してみたのですが、どうやら、上記エピソード、もう2パターンくらい、変則的に伝わっているようなのです。 それは大統領の反応なのですが、博士の言葉にあからさまに不快感を表したらしいものや、「(その血の汚れは)私も引き受ける」的カッコエエ反応のものも…。 いずれ、評伝本などできちんと確かめたい…と思うてみたりしておりますが、村上さんの引用通り『ハンカチを渡す』パターンの場合…。 何となくマイ脳裏には…。 「これで拭きたまえ☆」と言いながら、『どう?キミの非難に、ユーモアで返す度量の広いオレ♪』といった感じで…。 ドヤ顔でハンカチ渡してる場面が思い浮かんでしまひ…。 うむ…。そのくらいの心臓じゃないと、大戦下の大統領など、出来ないのやもしれませぬな…☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年01月11日 17時35分59秒
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