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カテゴリ:本・作家
普段から読み物は持ち歩いているんだけれど、
面白い小説を読み終わった後は特に、電車に乗っていて手元に本がないと普段よりすごく“ぼけ~っ”としているような気がしてくる。 で、本屋で物色。連続ダンブラウンで「天使と悪魔」、、と思ったんだけど上下巻に少々躊躇。 面白いのはいいんだけど、他のことが全然手に付かなくなっちゃうから長篇どうしよう~と思ってた所、 となりに桐野さんを発見。決~めた。 って、そんな前ふりはおいといて。 その生い立ちゆえに(?!)最悪に生きてきた女の話。 一人称で客観的に自分を観ながら進む登場人物。 いつもの通り、非常に読みやすい文章で、長い作品ではないから一気に読めてしまう。 キャラクターをきっちり作るイメージがあるんだけれど、 この作品は、軸がいろいろで、少し惜しい。 すらすらと読めてしまうんだけれど、 主人公の賢さとかなにかもうちょっと魅力が欲しいな。 どこかつじつまが合わないなと感じるのは私だけだろうか。 出だしでかなりがっちりつかまれたんだけど、、、う~む。 書きたかったことがつけてないような印象が残る。 この本、装幀がすごっくいい。そこからストーリーを想像するともうちょっと期待してしまうのだけど。 桐野さんファンならよろしいが。、 もし、はじめて桐野夏生を読むのなら、他の有名作品からはじめることをお薦めする。 個人的には「グロテスク」「残虐記」「OUT」「柔らかな頬」かな。(←賞をとっている作品ばっかり)あと「光源」も案外すき。 ---------------------- 久しぶりに新宿の東側に行ったんだけれど、 マイシティが地階とかレストラン階ががらっと変わっていてびっくり。 ルミネのレストラン階もかわったし。 三越の3フロアーにLOFTが入っているのもびっくり。 ちょっと行かないとこんなに変わってるものなのね。 そして伊勢丹で大いに物色。久しぶりだと妙によく感じるから不思議。 地階のジャンポールエヴァンに寄ろうと思ったら長蛇の列! やはり大層人気です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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