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カテゴリ:本・作家
2007年の「このミステリがすごい」の第1位。
きっと好きだよ。と友人が貸してくれた1冊。 帯を見て、この本をきっと好きだよ、と渡されるのもかなり微妙で、 そしてかなりグロイと聞いていたので、 読むのを躊躇して、1ヶ月も放置してしまった。 なんだか悪い夢みそうで。(汗) で、連休に読んでみようかとある日の昼間(!)開いてみた。 これが、8作の短編集なんだけれど、 1作目が“たろうは町のはずれに住んでいました”からはじまって、 幼い子供の目線ストーリーで、客観的で淡々と、 全作品の中ではたぶん比較的刺激の少ない作品で、 結局躊躇なく読み進めてしまった。 もし2作目以降がはじめにあったら、かなり抵抗感があったかもしれない。 微妙で、異常で、狂気で、すごく、ものすごく嫌な話。 精神的には非常に悪い。 現実のニュースとか?戦争とかに近い?とにかく気持ちのよくない話。 でも、リアルに感じてしまう芯みたいなものがある。 実はまだあと4作残してて、 途中だけどちょっとここに書きたくなった。 嫌なんだけど、他の4作も昼間に読む、、、予定。 決して万人受けする作品じゃない。 むしろ、少数派かも、、(といいつつ、賞とっているから受け入れられてるとは思うけど) すごくオリジナルな視点。 なんだこの作家。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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