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カテゴリ:本・作家
久々に読む東野作品。
といっても、秘密と白夜行くらいしか、よく考えたら読んでなかった。(汗) 白夜行のイメージが強かったせいか、 今回の作品は、いわゆる不倫ドラマっぽくてちょっと拍子抜け。 帯をみて勝手にミステリーだと思っていたけれど、ミステリー的要素がないとはいわないけれど、どちらかというと、男目線で書いた、不倫の話。 とはいっても、とにかく読みやすい文章力。すいすいすい~っとあっという間に読めた。で、それなりに面白いとも思った。 けど、 ごくごく普通の平凡な40前の、もう恋愛なんてないんだな~と思っていた妻帯者が、 恋愛に心揺れ動く様を書いてる。 男の人が読んだら、同感するのか?そんなめんどくさいことできないな~と思うのか、甘いな、と思うのかは、わからないけれど、 女は現実的で、男は純粋だ、、的な要素が、 いわゆる一般的な印象で、なんか薄っぺらい。 同じいまいち、さえない同じ年代の人が読んだら妄想の中で共感するような、、なんていったら言い過ぎかな。 どろどろしてないのが、さわやかというべきかどうなのか。 ん~、、 ただ、「不倫なんておやめなさいよ」というメッセージは読後に感じたので、 それが目的ならよいのかなぁ。 角川文庫公式ページ「夜明けの街で」東野圭吾著 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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