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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:たまには邦画
元は絵本が原作らしくアニメ映画になった頃に噂を聞き、旦那が興味を持って見た作品 ストーリーは仲間とはぐれてしまったヤギのメイ(声:成宮寛貴)は山小屋の中に逃げ込む。薄暗く外は雨が降り雷が光っている。そこにもう一匹動物が逃げ込んできた。二匹はお互い心細く挨拶をし話をするうちに似たもの同士でお互いに好感を持つ。どうせなら翌日も会おうと「あらしのよるに」を合言葉に別れる。 そして次の日待ち合わせ場所に楽しみにやってきたメイ。だが待ち合わせ場所に現れた昨日の動物は実はオオカミのガブだった…。 初めて見た時、その異常な友情に「え?メイってメス?オス…だよね?」「なんかホモくさい」と罵倒を浴びせたのは私ですいや、でもこれってオス同士の友情じゃなくてオスメスの駆け落ち映画に見えるんすけど?そう見えるでしょ? 絵は可愛らしく見やすい上に絵本のような雰囲気も出ていてとても好感がもてます。テンポも悪くなく飽きずに見終わりました。 オオカミ達が冬眠の前の食料探しにヤギ狩りを始めるんだけど、その場所にメイがいるシーンなどは霧が上手いこと緊張感を出してました。オオカミに見つかりそうになるのだが霧が上手いこと隠してくれたりオオカミの状況とメイの状況が交互に写りハラハラしながら見ました。 今回の声優にガブには中村獅童がメイには成宮寛貴がやってるんですが…中村獅童はやっぱり上手い!人間的にも男的にもどうかなと思うやつだが声優は本当に上手い。声が通ってるし聞き取りやすいしそして何よりちゃんと演技しているメイ役の成宮は…ちょっとなぁ…微妙かな。キャラと声があっていないような…。 ストーリー運びは別にいいんだけどね…本当はこの映画、というか原作は雪山のシーンで終わる悲劇作品だったらしいんですが…なんか小学生の子が「続きを書いて!」とファンレターが来て次を書いたらしく…そのせいなのかそんな情報を知らなくても映画を見てると雪山から降りてきた後の話がなんだか無理矢理っぽくて本当に後付けって感じで違和感でした。 ちなみに旦那と絵本を知らなかったが本当は悲劇的終り方というのは知っていて「本当はどこで終わるんだろ?」という話になり 旦「本当は雪山でガブが死んでメイが新しい村を見つけてってところじゃない?」 サ「いやいや、きっと記憶を失ったガブが再会したメイが分からずガブリ!ってね、多分そこだわ」 ↑原作よりも酷い終わり方 小学生の嬢ちゃん、坊ちゃんたちよぉ… 悲劇の終わり方はそれはまた美しい完成美なんじゃい!これくらいで悲劇なんて言っていたらなぁ 「フランダースの犬」なんて悲劇中の悲劇じゃい!貧乏だけど清く生きていたのに爺さんは死に、画家の夢も絶たれ、町の連中から濡れ衣を着せられ、居場所が無くなって1人(+1匹)寂しく疲れて死んじゃうんだぞ!しかも死ぬ間際に村の連中が濡れ衣の誤解も解けてしかも絵画も審査員が才能を認めたんだぞ。 悲劇話世代30代をなめんじゃねーぞ 例 悲劇的最終回漫画 「あしたのジョー」 「デビルマン」 「BANANA FISH」 悲劇的最終回アニメ 「怪物くん」 「ハクション大魔王」 「機動戦士Zガンダム」(見たことはないが旦那談) 「無敵超人ザンボット3」(旦那談) などなど って言っておきながら「フランダースの犬」のアニメみたことないんだけどね(笑)見たのはせいぜい「昔なつかし感動のアニメ」特集などのテレビなのでいつも見るのは最終回… 最後は一体なんの話をしてるんだろうか ↓こちらが絵本 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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