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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:たまには邦画
愛する死んだ妻や亡くなった妻に固執する生物学者と私の心を擽る題材だというのに微妙だったのは何故? ストーリーは大学薬学部の生物学者永島利明(三上博)は結婚一周年の記念日に妻聖美(葉月里緒菜)を自動車事故で失う。脳死状態に陥った聖美。聖美は以前に腎バンク登録をしていた、腎不全に苦しんでいる麻里子(大村彩子)という少女に使われることになった。利明は移植同意の条件として腎臓を提供する代わりに聖美の肝臓を摘出するように担当医吉住(別所哲也)に頼みこみ…。 とにかく三上博は最初から最後まで挙動不審。しかも妻の細胞見ながら「聖美」「聖美」と呼ぶシーンは狂気じみている…と思ったら細胞から聖美の顔が出てきて「ええええええ?!キモッ!!」と叫んだのは私です 聖美の腎臓を移植した麻里子が病院で不気味な何かに襲われるシーンは雰囲気たっぷり。絶妙な間がまた恐怖を盛り上げる。…ただ、ホラーシーンとしての見どころはここくらいなもんであとはラブストーリーが描きたかったのかSFホラーを中心にしたかったのか中途半端な仕上がりになっている。 暴走したミトコンドリアに体を乗っ取られた葉月里緒菜はもともと美人さんなので無表情にしているとロボットのような人外的キャラがすごく嵌っている。だが、裸を見た瞬間「おいおい、胸をCGで細工しているならもっとサービスすりゃいいじゃん、小さすぎるぞ」と思っていたら数年後、ヌード写真集を見て実は映画のヌードは精一杯のサービスだったと判明。本当に胸がねぇ~!! 小説版はかなり面白いらしく原作者は瀬名秀明という薬学大学卒業の薬学博士だったとか。だからもっと内容は難しそうなんだけどそれでも一気に読める面白さらしい。果たしてこのB級的な仕上がりは2時間という映画のせいかそれとも脚本のせいか。 余談ですが別所の助手で大野達郎役として稲垣吾郎も出演。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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