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カテゴリ:ガン予防
ためしてガッテン(2007/4/11)放送より
「子宮がん」徹底予防術 子宮は女性にとって大切な臓器 ガンの発見が遅れると全身と転移し場合によっては命の危険も しかも子宮がんになる人は5年で1.4倍に増えている ちゃんと検診を受けていますか? 若いからまだ大丈夫かなと思いがちですが 実は20代30代若い世代でもガンの危険がある ◎∞――――――――――――――――――――――――――――――∞◎ 妊娠していない女性の子宮の大きさは? プチトマト?卵?リンゴ?メロン? 正解はニワトリの卵 ガンが1cm角になるにはどの位かかる? 正解はおよそ9年 9年かかってようやく検診で見つかる大きさになる しかしこれが10cm角になるにはおよそ3年 ガンは初期に発見することが大切なのだ ◎∞――――――――――――――――――――――――――――――∞◎ ~大誤解!検診では見つからない?!~ 検診を受けたにもかかわらず がんが見つからなかった患者がいた <61歳の女性> 5年ごとに20年子宮がん検診を受けている 去年1月に受けた子宮がん検診の結果は異常なしだった ところがその半年後 一筋の褐色のおりもの すでに閉経を迎えていたが念のため婦人科を受診 その帰り道 かつて経験のない大量の出血 精密検査を重ねた結果 初期の子宮がんが見つかった 一方初めて受けた検査で子宮がんが見つかった人もいる <75歳女性・当時38歳> 近所の人たちと軽い気持ちで受けた子宮がん検診。 当時 閉経前の38歳だった 卵巣と子宮、リンパ節を切除 3ヶ月の放射線治療で 子宮がんを克服した 同じ子宮がん検診なのに見つかる人と見つからない人がいる? 子宮ガンには2種類あり 子宮頸ガンと子宮体ガンがある 住民検診では 子宮頸がんの検診を行っている場合が多い 見つからなかった女性は 子宮体ガンだっため 見つかった女性は 子宮頸ガンだったため見つかった **子宮体ガン検診の受診方法は自治体によって異なる ◎∞――――――――――――――――――――――――――――――∞◎ ~発見!予防の切り札~ 「子宮体ガン」閉経後の50代からが多い。 思春期以降の女性に毎月訪れ 一生の間に400~500回繰り返される月経 それは脳から卵巣へ指令で始まる 指令を受け卵巣は女性ホルモンのエストロゲンを放出 エストロゲンは子宮内膜の細胞分裂を活発にし厚くする 妊娠に備えて赤ちゃんのベットを厚くするのだ 内膜が十分に厚くなると卵巣は卵子を送り出し もう1つの女性ホルモン・プロゲステロンを分泌する 黄体ホルモンとも呼ばれるプロゲステロンは 厚くなった内膜を柔らかくする 受精卵が着床しやすいようにふかふかのベットにする しかし2週間経っても受精卵が訪れないと やがてプロゲステロンの分泌は止まり 厚くなった内膜は剥がれ落ちます これが子宮の中で毎月繰り返される月経 卵巣が年をとってくると活動を停止し閉経を迎える すると卵巣からはエストロゲンもプロゲステロンも分泌されず 内膜は薄くツルツルに もう厚くなることも剥がれることもなくなる ところが閉経後に エストロゲンが活動を続けている人がいる しかしプロゲステロンがいないので内膜は剥がれることなく増殖を続ける もしもここにがん細胞が出来てしまうと すでに月経がないので がん細胞の剥がれ落ちることなく増殖してしまう 従って 月経が規則正しければ 基本的に子宮体がんの心配はない しかし最近は若くてもキチンと月経が来ない人もいるので要注意 ◎∞――――――――――――――――――――――――――――――∞◎ ~知らなかった!意外な原因~ 何で閉経後なのにエストロゲンが頑張っているの? どこからエストロゲンは出ているの? 子宮体ガンになった人とならない人を比較した結果 閉経後 肥満の人が2.5倍もリスクが高いことがわかった 原因は脂肪細胞だった 脂肪細胞が勝手にエストロゲンを作っていた もちろん肥満以外の要因で遺伝的なこと体質的なことはある 子宮体ガンのリスクの高い人 ・出産経験が少ない人 ・月経が不規則な人⇒子宮内膜がキチンとリセットされていないため ・肥満の人 体ガン発見の重要なサインとは? 「不正出血」 月経以外に起きる出血 がん細胞や異常細胞が増殖している結果 出血が起こる場合がある 9割くらいは出血を起こすと言われている 閉経した後に出血するとまた生理が来たと思い そのままを様子を見たりする人も多いが・・・やばい 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ~子宮頸がん検診の実力~ <33歳女性> 初めての子宮がん検診でガン一歩手間の状態で見つかった人がいる 22歳で妊娠 その時にたまたま子宮頸がんの検査を行った 子宮がんの一歩手前「イケーセーの細胞」が見つかった イケーセーとは細胞に異変が起きた状態の細胞で「異形成」と書く 異形成もガンになる可能性があり検診で見つけることができる 彼女の場合は 異形成が正常に戻ったそうだ 検診に抵抗を感じる女性も多い 子宮頸がん検診は長い綿棒のようなもので 頸部を軽くこすって こすりとった細胞を顕微鏡で見て細胞を調べる 正常⇒軽度異形成⇒高度異形成⇒ガン ガンは細胞のコピーミスから起こるが 子宮頸がんには特殊な事情があった 子宮頸がんの原因というのが他のがんと違って 非常にはっきりわかっている その原因として必ずあるのがヒトパピローマウイルスというウィルス感染 子宮頸がんができるのは子宮の入り口の部分 そこでは日々活発な細胞分裂が起こっている 時々 分裂の時に異常な細胞が生まれてしまうこともあるが通常は大丈夫 ガン抑制遺伝子があり異常細胞の増殖を食い止める 悪性のヒトパピローマウイルスが感染すると ガン抑制遺伝子に自分のDNAを送り込む すると細胞に異変が起こっても異常細胞を食い止めることが出来ない ガンへの一歩を踏み出してしまう 主に性交渉によって感染するので男性も無関係ではない しかしものすごくありふれたもので 女性の7割から8割は一生に一度は感染すると言われている 感染しても9割は1~2年のうちに自然消滅する 子宮頸がんの原因となるのはより悪性度の高いタイプ 悪性のウィルスに感染してもガンにまで進むのはごく一部 軽度異形成であれば正常に戻ることが多く 治療は行わず経過観察となる 高度異形成の場合 ガンに進むのは60% 初期ガンの段階でもほぼ100%完治する しかし 子宮頸がんの場合は初期は無症状のため検診でないと発見できない 一般的にガンになるのは5~10年かかると言われている 軽度異形成で発見するには2年に1回の検診を… エコー検査でガンは発見できないの? お腹の上からの超音波検査(エコー)では 体ガン、頸ガンの早期発見は出来ない 膣から機械を入れて「経膣超音波検査」という方法はある 現段階では確かな診断には細胞診検査などが必要 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 私自身の子宮がん検診の経験はというと ハガキが届いての住民検診の経験はない。 不正出血で婦人科を受診したときに 医師のほうから「がん検診」しておきますね。 と言われてやった程度なので おそらく子宮頸ガンの検査ではないかと思う。 痛くなかったし・・・ 「ちょっとこすりますよ」と言われたし・・・ 子宮体ガンの検査を医師から勧められたことはない。 年齢的に必要がないと判断したのかもしれない。 それにしても なかなか検診のためだけに 婦人科を受診するのは敷居が高い。 でも 今度 市からハガキが届いたら受けてみようかな・・・ ■楽天「郵送検診」で検索 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.15 19:58:00
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