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カラダのキモチ(2007/11/18放送)より
元気の素は腸にあり!知って得する快腸術 食欲の秋!あなたのお腹は快腸ですか? 「腸 悪いです!ガス腹」 「出ることは出るがスッキリしない」 「3日に1回くらい」 現在 便秘に悩む人は年齢とともに増加。 女性の二人に一人が経験しており男性の便秘も増えているとか… そんなお腹の悩み解決の鍵が「腸」 体内の老廃物の75%が集まる腸。 ここが汚れると下痢や便秘お腹のトラブルが起こりやすくなる。 しかもそれだけではない。 腸の専門家 金子病院 副院長 医学博士 金子先生は 腸には免疫機能の7割が集中している。 カラダの免疫力を司る重要な器官。 腸の活動が弱り免疫機能が弱まると 腸内の有害物質が体中に回り影響を及ぼす。 一見関係なさそうな肩こりや肌荒れも腸の不調が原因のことも… 元気に毎日を送るためには腸の健康が大切! ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 腸に関する2択クイズ Q、便秘の薬になっているのはどっち? 1)朝顔 2)たんぽぽ A、(1) 朝顔は奈良時代に下剤として伝わり 平安時代には薬用植物といして扱われていた。 今でも「けんごし」という名で漢方薬として売られている。 ちなみにタンポポは滋養強壮の効果があるといわれている。 朝顔の種は有毒なので要注意! 服用量を間違えると腹痛や嘔吐などの中毒症を生じる場合もある。 Q、腸の中にいる腸内細菌 重さにすると? 1)約10グラム 2)約1キロ A、(2) 腸内細菌は100種以上 成人一人に約1キロ存在する 病原菌の増殖防止や食べ物の分解など重要な働きをする。 バランスが崩れると免疫力が落ち様々なトラブルを引き起こす。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ <腸のトラブル 3つのタイプに分けられる> ・しらんぷり腸 ・敏感腸 ・なまけ腸 各症状によって対処方法が違う。 間違った対処法をすると逆効果! ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 知らなきゃ損する「タイプ別症状と対処法」 「しらんぷり腸(直腸性腸)」 1)便を出し切れない 2)便が硬くお通じが辛い 3)お腹が張るのに便意がない 便を我慢し続けたため直腸の神経が鈍くなり 便意を感じなくなっている、出口で便が詰まった状態。 対策「朝のトイレ」 でなくても毎朝トイレに入りましょう! トイレでしゃがむと腸が刺激されぜん動運動が起こる。 これを繰り返すうちにカラダのリズムが整い スムーズな排便が促される。 「敏感腸(過敏性腸)」 1)旅行で便秘になる 2)会議で下痢になる 3)睡眠不足で便秘がち 引越しや転職など環境の急激な変化やストレスが 原因で起こる一時的な腸の異常。 緊張が高まることで腸が痙攣を起こし便が正常に運ばれなくなった状態。 敏感腸に刺激物は大敵! アルコールやコーヒー、香辛料などは 腸の粘膜を刺激して悪化させることもある。 さらに便秘の人が摂りがちの食物繊維も× ごぼう、たけのこ、切干大根、レンコン、かんぴょうなど 不溶性の食物繊維が多いものは腸に負担をかけるため逆効果。 「なまけ腸(弛緩性腸)」 1)運動不足で便秘がち 2)便秘で肩こり 頭痛もち 3)便秘で冷え性 大腸全体の動きが悪く便をスムーズに出すことができない。 日本人に最も多いのがこれ。 なまけ腸の場合 便が長時間カラダにとどまる。 腸内で発生したガスや有害物質が吸収され全身を巡る。 すると血行が悪くなり 肌荒れ、肩こり、冷え性、 頭痛などの症状を引き起こしてしまう。 =原因と対処法= 1)朝起きたらすぐに水を飲むとよい 胃に飲食物が入ると「胃大腸反射」という強い腸のぜん動運動が起きる。 これが排便の動きにつながる。 できるだけ冷たい水のほうがよいが 高血圧の人は冷水を飲むと血圧が上昇する恐れがあるので注意。 2)キチンと食事を摂ることが大事 食事量はある程度脂分やデンプン質を摂らないと 便の量にならないので腸にもよくない。 3)運動不足は× 筋肉が衰え便を排出する力が弱くなる。 掃除をする時も拭き掃除など カラダを動かす家事も便秘解消の効果がある。 4)少量のだらだら食いは腸に良くない。 慢性的な腸への刺激はぜん動運動を衰えさせる。 休みなく食べ刺激しし続けることで腸の機能は衰えていく。 一度お腹を空にして休ませてあげる。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 3つのタイプに共通するのはストレッチ 腸腰筋を鍛えることで便秘解消につながる。 腸腰筋は腰椎と大たい骨を結ぶ深層筋で大腰筋と腸骨筋からなる。 ここを鍛えるとぜん動運動が活発になり 消化吸収を高めるホルモンが分泌される。 「腸腰筋エクササイズ」 大腰筋編 ・仰向けに寝て 片方のヒザを抱えるように胸に引き上げる ・片足を内側にひねり つま先を床につけ10秒キープ 左右1セットで1日10回が目安 腸骨筋編 ・仰向けに寝てイスに足をかける ・骨盤を引き上げるようにお尻を持ち上げる 骨盤と大たい骨をつなぎ 姿勢を維持する腸骨筋を効率よく使うことができる 1日20回でオーケー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.20 21:18:32
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