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カテゴリ:漢方薬・つぼ・免疫力・カラー・アロマ
今話題の東洋医学「漢方」
続きより 漢方薬の材料って何? 生薬 植物・動物などから作られており それに薬効があるものを生薬という 生薬とは薬の効果が見られる 動物・植物・鉱物などを加工したもの その生薬を様々に組み合わせた薬が漢方薬 例えば風邪の引き始めなどに服用する葛根湯は クズから作られる解熱作用がある葛根や クスノキ科の樹皮から作られる発汗を促す桂皮 生姜から作られる生姜(しょうぎょう)など 7つの生薬を組み合わせたもの 生薬にはこんなものも使われている 強大なきのこ「霊芝(れいし)」 およそ2000年前の文献「神農本草経」に 最上級品として記載 その効能は・・・ 昔から不老長寿に良いとされているきのこ こんな生薬も・・・ 「牡蠣の貝殻」 文献には心を落ち着かせる効能がると書かれている お店一押しの生薬が「セミの抜け殻」 皮膚の痒みを抑える働きがある 蕁麻疹など痒みをともなう症状を改善する 漢方薬に配合されている ただし 牡蠣の貝殻やセミの抜け殻を そのまま飲むのは駄目 漢方薬は専門的な所で正しく処方されたのもを飲むこと スタジオゲストの話 大場さん 「全身痒くて痛いのに続いて我慢できないので セミ食べたいです」 梅沢さん 「飲んでますよ。元気になる。。。 男性のある部分ので。。。悩みがあるので。。。」 高橋さん 「風邪を引いたときに葛根湯と普通の西洋の薬で。。。 世界で戦ってくれみたいな。。。」 医師 「それ一緒に飲んじゃいけないって書いてあるでしょ!」 「葛根湯は体温を上げて発汗を促すような薬 西洋薬の風邪薬には解熱剤が入っている」 風邪薬の効能の違い 西洋薬⇒熱を下げる 漢方薬⇒熱を促す 対応の仕方が異なっている 一緒に飲むのはNG 実は名医たちも漢方薬に頼っている!? 循環器科のI先生 昼食の時カバンから出てきたのは常備している漢方薬 例えば外来で機関銃のように喋り捲って 声がかすれて喉が荒れてしまった時には 「桔梗湯(ききょうとう)」を使う 桔梗湯の効能・適応症は 喉の痛み・扁桃炎 先生はこれをお湯で溶かして飲むのだが 飲み方にはあるこだわりがある そのまま飲むのではなくうがいして飲む ほとんどの菌は胃酸で処理される うがい効果+漢方薬 内科医のM先生 控え室で台本を読みながら何度も練習 それでもスタジオに行く時は 気が小さいところも合ってドキドキする そんな時 「牛黄(ごおう)」 牛の胆嚢 結石から作られた薬 鎮静作用があるので収録前に飲むという 牛黄の効能・適応症は 強心作用 鎮静作用など 消火器内科のO先生 「芍薬甘草湯(しゃくやくかんそうとう)」 こむらがえりの特効薬 筋肉をほぐす芍薬が入った薬 芍薬甘草湯の効能・適応症はこむら返り・筋肉のけいれん 普段余り運動しない先生 たまに運動すると足がつってしまったり 夜寝ている時 朝おきて足を伸ばしただけでも ふくらはぎがつってしまう 即効性があるこの薬が手放せない 内科・皮膚科のY女医さん 診察室で悩まされているのは冷房 沖縄出身のためか寒さに弱く 油断するとすぐに風邪を引く 寒い夏をオリジナルの漢方利用法で乗り切る 冷蔵庫から取り出したのは生姜と蜂蜜 ・生姜をすって湯(150cc)に入れる ・葛根湯を加える ・さらに蜂蜜を加える 味はまずいそうだが 風邪に引き始めに飲んでいる 先生はゾクっとしたら 寒気がしたらすぐに飲む 漢方薬のいいところは データに異常がなくて病気と診断できない時 例えば のどの違和感とか 詰まった感じがするとか 疲れがなかなか取れないとか いろいろ検査しても異常がない場合はなすすべがない 「なんとなく不調」に対して漢方薬はすごくいい役割 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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