今話題の東洋医学「漢方」(2)
今話題の東洋医学「漢方」続きより漢方薬の材料って何?生薬植物・動物などから作られておりそれに薬効があるものを生薬という生薬とは薬の効果が見られる動物・植物・鉱物などを加工したものその生薬を様々に組み合わせた薬が漢方薬例えば風邪の引き始めなどに服用する葛根湯はクズから作られる解熱作用がある葛根やクスノキ科の樹皮から作られる発汗を促す桂皮生姜から作られる生姜(しょうぎょう)など7つの生薬を組み合わせたもの生薬にはこんなものも使われている強大なきのこ「霊芝(れいし)」およそ2000年前の文献「神農本草経」に最上級品として記載その効能は・・・昔から不老長寿に良いとされているきのここんな生薬も・・・「牡蠣の貝殻」文献には心を落ち着かせる効能がると書かれているお店一押しの生薬が「セミの抜け殻」皮膚の痒みを抑える働きがある蕁麻疹など痒みをともなう症状を改善する漢方薬に配合されているただし 牡蠣の貝殻やセミの抜け殻をそのまま飲むのは駄目漢方薬は専門的な所で正しく処方されたのもを飲むことスタジオゲストの話大場さん「全身痒くて痛いのに続いて我慢できないので セミ食べたいです」梅沢さん「飲んでますよ。元気になる。。。 男性のある部分ので。。。悩みがあるので。。。」高橋さん「風邪を引いたときに葛根湯と普通の西洋の薬で。。。 世界で戦ってくれみたいな。。。」医師「それ一緒に飲んじゃいけないって書いてあるでしょ!」「葛根湯は体温を上げて発汗を促すような薬 西洋薬の風邪薬には解熱剤が入っている」風邪薬の効能の違い西洋薬⇒熱を下げる漢方薬⇒熱を促す対応の仕方が異なっている一緒に飲むのはNG実は名医たちも漢方薬に頼っている!?循環器科のI先生昼食の時カバンから出てきたのは常備している漢方薬例えば外来で機関銃のように喋り捲って声がかすれて喉が荒れてしまった時には「桔梗湯(ききょうとう)」を使う桔梗湯の効能・適応症は 喉の痛み・扁桃炎先生はこれをお湯で溶かして飲むのだが飲み方にはあるこだわりがあるそのまま飲むのではなくうがいして飲むほとんどの菌は胃酸で処理されるうがい効果+漢方薬内科医のM先生控え室で台本を読みながら何度も練習それでもスタジオに行く時は気が小さいところも合ってドキドキするそんな時 「牛黄(ごおう)」牛の胆嚢 結石から作られた薬鎮静作用があるので収録前に飲むという牛黄の効能・適応症は 強心作用 鎮静作用など消火器内科のO先生「芍薬甘草湯(しゃくやくかんそうとう)」こむらがえりの特効薬筋肉をほぐす芍薬が入った薬芍薬甘草湯の効能・適応症はこむら返り・筋肉のけいれん普段余り運動しない先生たまに運動すると足がつってしまったり夜寝ている時 朝おきて足を伸ばしただけでもふくらはぎがつってしまう即効性があるこの薬が手放せない内科・皮膚科のY女医さん診察室で悩まされているのは冷房沖縄出身のためか寒さに弱く油断するとすぐに風邪を引く寒い夏をオリジナルの漢方利用法で乗り切る冷蔵庫から取り出したのは生姜と蜂蜜・生姜をすって湯(150cc)に入れる・葛根湯を加える・さらに蜂蜜を加える味はまずいそうだが 風邪に引き始めに飲んでいる先生はゾクっとしたら 寒気がしたらすぐに飲む漢方薬のいいところはデータに異常がなくて病気と診断できない時例えば のどの違和感とか詰まった感じがするとか疲れがなかなか取れないとかいろいろ検査しても異常がない場合はなすすべがない「なんとなく不調」に対して漢方薬はすごくいい役割