あるゾンビ少女の災難 /池端亮/角川書店
なんていうか、本の装丁のオビに実写みたいな写真があったので、映画のノベライズかと思っていました実は…。でもこれはかなり、実現が難しい映像が多い物語ですね。まずゾンビ少女が起きるところから始まります。ある大事な部品(後々明らかになる)が取られたため、そのショックで起きたみたいです。構造がどうなっているのか分からないんですけど、とりあえずミイラそのもののように寝続けていていきなり起きてしまったりするって、一体…。そして横に控えるは、小さなメイドさんアルマV(5の方ですが、機種依存なので)。彼女がゾンビ少女の大事なものを奪って行った賊の顔を見ていたため、それを奪還するために出発!圧倒的勝利と思いきや、その舞台には最強の面子が揃っていたのでした…。て、なんかご都合的なところは否めませんが、無敵なはずのゾンビ少女が翻弄されるさまに最初は人間側を応援していました、が、段々最後のほうからすごいことになってきてしまって、厳しい戦いが最後に続いたりします。と、だんだんゾンビ少女の方を応援したくなるんですよね~殺される側になってしまうのが人間なのに。