やっぱり、本人が幸せかどうかって、見た目じゃわからないもんなんだよね
透明度の高い天然スモーキークオーツのたまご。私の自慢のコレクションのひとつ。ハッピーハッピークリスタルスクールが法人になる前、すぴこんに出展した時に買ったもの。クリアーで透明。そして、写真ではうまく捉えられないけど、直垂に烏帽子の白拍子が踊っているような虹が入っている。自然霊や精霊が宿るクリスタルをデヴィック・テンプルと言うが、これは和風テイストな、八百万の神か精霊が宿っている感じ。いい感じに光を当てて、その虹を反対側から見ると、万華鏡を覗いているように美しい・・・。うーん、見飽きない。この天然スモーキークオーツのたまご、略してスモークたまご(あれ?なんか美味しそうな名前(笑))と戯れていたら、ふっと、闇の中に光を見た。(ヴィジョンを見たのではない。直感的な理解の比喩だ。)闇・・・今の私にとって、それは1年ほど前に糖尿病予備軍で隠れ脳梗塞と診断されたのに、それ以降まったく医者に行かず、昼間から酒飲んでばっかりで糖尿病が進行してるかもしれないし認知症の疑いもあるのに、頑固で自分勝手でちっとも人の言うことに耳を貸さず、医者に行ってくれない父のこと。私自身は「自分って父に対して薄情なのかも?」と思うくらい深刻になれなくて、なるようになるだけだと思っていたのだが、最近母が心配して心配して、言うこと聞かない父にキーってなってるし、毎日父への不満と愚痴と心配をきかされるし、二人同時に倒れられても困るので、父をどうしたらいいか、市役所に相談して、保健所に相談して、病院に相談して、手立てを探しているところ。光・・・「認知症になることは本人にとっては幸せなことかもしれない」と、受け入れられたこと。父は既に数年前からちょっとおかしくなり始めていたのだが、とあるヒーラーさん曰く、「ボケちゃうことは、お父さんにとっては幸せなことなんだよ」その時は「冗談じゃねぇ。今まで散々家族に迷惑かけてきたくせに、最後まで自分勝手じゃねぇか。介護するこっちの身にもなれっつぅの。」と思い、その言葉を受け入れることができなかった。でも・・・常に何かにイライラしていて、トゲトゲのオーラで、怒りに満ちた空気を漂わせていた父が、前に比べれば少しは穏やかなような。頑固で自分勝手ですぐ怒鳴るし、意味不明なところで怒るのは昔から変わってないけど、前より地雷の数が減ったような。認知症になることは、確かに本人にとっては幸せなことなのかもしれない・・・。前から気になっていた、「認知症はタイムマシーン」という本を読んでみようと思った。『20数年、認知症の臨床の現場に居続けた心理セラピストの著者は発見した。認知症とは、時間を越えて自由に過去を旅し、その人の人生の「未完了なことの再体験」や「輝いていた時代の再体験」を通じて、魂の次元で人生を完了させていくプロセスなのだ。 』っていう内容。この本の存在は知っていたけど、なんだか読む気になれなかったのが、読みたい気持ちになった。スモークたまごのお陰かもしれない。いや、絶対そう。スモーキークオーツは、クリスタルヒーリングでは第一チャクラに対応する、最も基本的なヒーリングストーンとされている。グラウンディングを促し、肉体に存在することを受け入れるのをサポートしてくれる。物質的な形態で存在しながら、光で満たされていることができる、と体現してくれている石なのだ。この素晴らしい石が、私をサポートしてくれているのだ役所や病院に相談することも、現実的な行動だから、グラウンディングできてないと、なかなか億劫だよね。オレ様、グラウンディングできてる、できてるっ老いていく父を受け入れることも、現実を受け入れるってことだから、グラウンディングのひとつありがとう、スモークたまご。ありがとう、鉱物界のスピリット。ありがとう、私をサポートしてくれている、すべての存在。ありがとう、つながっているすべて。