国指定史跡に薬師堂と榴岡天満宮が追加指定されました。
国指定名勝「おくのほそ道の風景地」に、仙台市内の薬師堂と榴岡天満宮が追加指定されました。国指定名勝「おくのほそ道の風景地」は、県内これで、7ヵ所目となります。歌枕の地にふさわしい、「おくのほそ道」の章段の多さを反映した結果でしょうか。「おくのほそ道の風景地の」ご紹介!!今回は、陸奥国分寺薬師堂の風景(第二回目)です。先ずその前に、この地には奈良時代に陸奥国分寺が建てられていました。写真は、陸奥国分寺復元模型(解説板から)聖武天皇の詔により、陸奥国に造られた国分寺です。爾来、栄枯盛衰はありましたが、この地で連綿と法会が営まれてきました。 陸奥国分寺講堂の上に江戸時代に建てられた薬師堂1607(慶長12)年藩祖政宗公により建立されました。約400年を経過した巨宇で、国の重要文化財指定。松尾芭蕉も拝観したお堂と推定され、現在も、宗教や信仰の場所として大事にされています。 境内の白山神社二代藩主忠宗公により、1640(寛永16)年建築されました。宮城県指定有形文化財で、一間社流造杮葺で江戸時代の秀作といわれています。松尾芭蕉が来訪時には、建物が建てられていました。 境内隣接の准胝観音堂六代藩主宗村公により1745(延亨2)年建立されました。宝形造の本瓦葺の建物。仙台市登録文化財です。准胝観音堂の境内に、芭蕉句碑などが建てられています。 准胝観音堂境内の芭蕉句碑芭蕉の詠んだ句(あやめ草足に結ばん草鞋の緒」の句碑です。1782(天明2)年山南官鼠により建立されました。仙台市指定有形文化財です。 境内には、談林派調の大淀三千風の供養碑大淀三千風は伊勢国の俳人で仙台の俳壇に大きな影響を与えました。この句碑は1722(享保7)年に門弟の万水堂朱角により建立されました。供養碑には、大淀三千風門人による俳句が刻まれ、貴重な資料として仙台市指定有形文化財となっています。 「おくのほそ道の風景地」については、「おくのほそ道」コンシェルジュ仙台・宮城にお問合せください。(Fax専用022ー246-2737)仙台の名産なら、九重本舗玉澤の初代伝蔵せんべい「創業336年目の新境地」さくさくの生地に風味豊かなクリームをはさんだ洋風仕立ての焼き菓子を詰合せました。【SW】[九重本舗玉澤]【宮城】初代伝蔵せんべい箱詰18枚入(02586-2909-90008/300)【楽ギフ_のし】【楽ギフ_のし宛書】次回は、榴岡天満宮をお送りします。