「ジョーのこころの縹渺(ひょうびょう)」

ネット検索をしていると、ここ最近は時世も関与しているとは思いますが、電車などの飛び込み自殺が多いという記事を見かけます。



病死や事故死といった、本人の意志とは関係がなく生命を維持できない状況になってしまった場合いを除いては、私の見解では生命を全うし尽くしてこそ意味があると思っています。





今日はそんなことの意味合いをなんとなく書いておきます。







みなさんはエネルギーの法則をご存じでしょうか。





行こか戻ろか、嫌なこと良いこと。




嫌なことがあるから良いことだと感じる事柄に出会える。




嫌なヤツだ、出来れば決して出会いたくない野郎だ、という人たちが存在するからこそ、この人は天使のように朗らかだ、という人にも巡り合うことができる。





意地を張り通すからこそ、反対意見ばかりでもなく、賛同者も登場し始める。

















物事の両面を見ずに済むのであれば、それに越したことはないのかもしれませんが、それでは本当に今ある人生が良いものかどうかの意味が分からないから不安になる人も意外といらっしゃるのではないのでしょうか。







昔から、賢者たちは平凡な人生が一番よいといいますね、その意味合いも人生の下り坂と上り坂、頂点と底辺をくまなく背負い切ってこそ、ようやく意味が分かるという、実に深い言葉です。




また、生とは本来そういうものなのだと思います。










この世には偶然など一つもありません。






あるのは、必然の羅列のみである。












物事の両面をしっかりと見ることができる強さを身に付けた者は、ぶれないから周りからどう見られていようが、本人としてはただの平穏無事な平凡な安らかな生を紡いでいるのだと思います。







自殺するくらいの勇気がある人たちは、生きてその存在をしっかりと表明して欲しいと思います。





何にも理解しないまま一生を終えてしまう方々に比べれば、死にたかった程に人生の中で辛いと感じた時期があったと、後後、人々とその辛さを共有できる日は生きてこそ勝ち得る事ができるのですから。




乗り切ってしまった方々は、よく口にしますね、どうしてあの時はあんなにあの事が辛いと感じたのであろうか....。





乗り切ってしまった事柄は、もう辛いことでもなんでもなくなってしまうので、いま辛いと感じておられる方々もそれが一生続くわけではないということを、まず、第一の最も重要な事実として知っておいて欲しいと私は心より願います。







その晴れやかな気持ちがやってくることを、決して疑わず、精いっぱい今ある悩みを悩み通すだけで良いのだと思います。











その時が来たら、教えてくださいね。





町中で通り過ぎる際などに、お互い目で合図できますからね。









心より応援しておりますよ。





決してあきらめないからこそ、その先にある平安を掴めるのだということを待ちわびながら。





の~んびり行きましょか、生きましょか...。