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カテゴリ:今日の一言
自由とわがまま...
大きなものには飲み込まれてしまう。 それが自然界に厳然と存在しているという生態系のピラミッド。 しかし、現代において、そのピラミッドは実際に存在しているのであろうか。 人類が武器を持ち始め、飛び道具を使い始めた時点から、そのピラミッドは崩れ始めて、現在においては自然環境が年々減少し始め、砂漠化が広がってきていると言う。 その理由とは何でなのでしょうか。 経済だとかお金だとか、国だとか、工業化だとかそういったことを一切抜きに自然環境という点のみで意見を述べさせていただけるのであれば、世界の技術の粋を結集して、土壌汚染に取り組み、水質改善を繰り返し、大気汚染を浄化する方向に向かい、植林をして地下水も含めた水の循環システムを地球規模で展開していく。 自然環境が改善され、動植物が活性化するシステム構築を促していくことで、動植物がもちろん人類も生活しやすい環境が戻ってくると思われます。 便利な環境と過ごしやすい環境と、大地に根ざした生活の両立をなぜ目指さないのであろうか。 そんなことを夢想しながら、犬の散歩の際などに深呼吸をするだけでも気分がしゃきっと出来ます。 朕の文明は 山を荒らさず 川を荒らさず 村を破らず 人を殺さずでした ( 田中 正造 ) 彼の場合は、農家の方々と一次産業を守ろうと頑張られた方として有名ですね。 しかし、日本は利権や自然環境を無視した乱開発や工業化、そして、原子力発電などといった一次産業を破壊しようとしていると見られても言い逃れができないような方向転換を国家事業として展開していってしまうのですね。 今までの世界動向の動きとしては、間違いではありますが、世界の中の一国の動きとしては分からないわけでもありません。 今のシステム下で、私が最も不公平に感じますのは、一次産業、二次、三次と進めば進むほど、自然環境の状態などとは関わりが薄く構成されていっている点。 お金という価値尺度で眺めると、一次産業を目指そうとする若者などの総人口は減少しても当たり前。 そして、その行き着く先は、環境汚染による住めない星へと向かっている事実。 なぜ、技術向上と自然環境の改善とが一体となったシステム構築を目指さないのであろうか。 その視点で眺めていくことにより、奇妙なほど共通して、ある概念に結びついていってしまう。 民主主義と資本主義というシステム構築を推し進めるということは、数の原理という視点から自然環境などへの配慮が希薄になるようになっているのではなかろうか。 今回の福島原発事故で、以前よりもより多くの方々が電力供給や自然環境、放射能というものに関して関心を持つことが不本意な理由ではありましたが叶いました。 真剣に、一次産業と健康を維持できるような自然環境と、今ある暮らしの両立を真剣に模索していくことを提案していきたいと思います。 そして、それは、可能であると思うのです。 それを可能たらしめるためには、憲法9条が重要な意味合いを帯びてくると思われます。 天は人の上に人を作らず(福沢諭吉) 人間社会の中にピラミッドを形成しようとするから、自然も生態系も崩れ破壊されてきているのではなかろうか....@@ ><。 今日もよろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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