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テーマ:日々の食事を見直そう!(635)
カテゴリ:健康
あるあるが宣伝してきた、納豆の血液サラサラ効果。先日、これも以前から疑問だったとコメントしました。消化する過程でどれだけナットウキナーゼなどが無傷で血中に取り込まれるかは疑問だからです。
今回の騒動でそれを裏付けるニュースが出てきました。 「ウソが9割 健康TV」の著者で医学博士の三好基晴氏によると「『あるある』はデータのつまみ食いや飛躍した解釈で視聴者を困惑させてきた。例えば、納豆の血液サラサラ効果。もともと納豆神話はこれから始まっているが、『納豆の酵素が試験管内の人工血栓を溶かす』ことから『納豆は心筋梗塞、脳梗塞を予防する』と紹介していた。確かに納豆の酵素ナットウキナーゼは血栓を溶かす。しかし、納豆をいくら食べても、ナットウキナーゼは血液中に吸収されないし、予防効果も得られない」 とのことです。 この他にも、コエンザイムQ10を2週間飲んだ3人の20メートル走のタイムを測っただけで「運動能力が向上」と放送したりしたこともあり、今回の捏造も今に始まったことでもないから「大した問題じゃない」のが本音ではと思われます。根は深いのです。。。 参考、「あるある大事典」過去にもマユツバ番組 ゲンダイネットよりhttp://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/kansai_tv/story/26gendainet02030277/ でも。私は食事を納豆や味噌汁などの大豆と玄米中心にするのは賛成です。 ただ、オリーブオイル等の植物油や、葉菜・根菜・果物・肉・魚・乳・卵も適度に含むバランスのとれた食生活が大事。単品を大量摂取して健康になれるなんてことはないのですから。 とはいえ、悪玉コレステロールを排出するオレイン酸の豊富なオリーブオイルや、ビタミンの豊富な食材や、デトックス効果のある食物繊維や玉ねぎ、リンゴなどを意識的に定期的に摂るということは、健康維持に効果があると思います。 例えば、オリーブオイル中の脂肪酸の約70~80%はオレイン酸。オリーブ油を主な油脂源としている地中海沿岸地方の人々はかなり多くの脂肪を摂取しているのに、冠状動脈性心疾患が少ないことから注目されています。必須脂肪酸のリノール酸やα-リノレン酸は、わたしたちの細胞を形成するのに必要な成分。人間の体内でつくることができないので、食べ物から摂取しなければならず、必須脂肪酸といわれます。オリーブオイルは必須脂肪酸もほどよく含んでいます。このように健康に良いものは確かにあります。ただ、摂り過ぎはダメだし、他とのバランスが大事なのですよね!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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