あーしゃ♪の部屋～雑貨マニアの部屋♪

友達から「NANA」の17と18巻を借りてきました。
う～ん、このマンガ読むと何かすご～く気持ちが重たくなるんですよね。。
確かにティーンの頃はこういうのがカッコイイって思いがちですが…
思って欲しくないなぁ…
ああ重たい。。
読み始めると先が気になって続きも読んでしまうんだけど、早く決着つけてくれないかなぁって思います。
今回、ちょっとまた楽しくなりかけたけど、でもそれぞれに心の中に引きずっているものがあり、気持ちが純粋でなくて、それがドロドロと絡み合って本当にしんどい。
私は根が単純明快な人間だからね～。。
こういう複雑でドロドロしていて澱んでいる関係って苦手。
やっぱドラッグをカッコイイと思わせるのはイカンよ。

今、高校の保健体育の授業でドラッグについても教えているみたいだけど…
それくらい薬物というのが、一般の間でも身近になってしまっているんだね。
私たちが子供の頃は、確かにそういうキケンなものやキケンな事件も身近にあったけど、でもまだ危険なところと安全なところ、悪い人とそうでない人の境界線がまだあったと思う。
でも今はその境界線が無くなってきているのではないかなぁって感じるんだけど…
例えばダフ屋さん。
子供の頃、阪神の試合を見に甲子園に行くと、必ず球場の周りでチケットを高値で売っていたオジサンたちがいた。
その頃、彼らは悪い人って教えられてたし、認識していたけど…
今なんてインターネット上にも公然とダフ屋サイトがあるもんね～。
売っているのはちょっと小遣い稼ぎをしたい一般人。
まぁね、自分で行くためにチケットを買ってたんだけど、当日用事が入っていけなくなったので、チケットが勿体無いから誰かに譲りたい…
それは別にいいとは思うんだけど…
それって、やっぱり定価で譲るべきでしょう。
どこまでがダフ屋行為になるのかわかりませんけど…

話が「NANA」から逸れてしまったけど、まぁそういうようなこと。
善と悪、安全と危険、悪い人間とそうでない人間、現実と仮想…こういった区別が付きにくくなっている今の時代にはちょっと危険な作品だなぁって思うのは、私の考えすぎでしょうかね～。。
つい、子供たちがこれを読んでどう感じるのか…
そういうことを考えながら読んでしまうので、純粋に自分がこの作品を読んでどう思うのかって出てこないんですよね。
たぶん１０代の頃の私がこの作品に出逢っていたら、憧れる気持ちで読んでいたと思う。
でも大人になった今の自分はその頃の自分と今の子供たちをリンクさせてしまって、そして今の子供たちの行動を見ていて、どうか影響されないでって思ってしまうのです。
まぁもっと過激であまりよろしくないマンガはいっぱいあるでしょうけどね。。

　　　　　


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