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カテゴリ:読書感想
大人になってから…というか、本格的に音楽を勉強するようになってからかもしれないけど、歌を聴くとき、まず音楽を聴いてしまうようになった。 歌詞は二の次。 そういえば中学の頃とかは違ったなぁ~。 あの頃は音楽も聴いてたけど、歌詞を物凄く聴いてたと思う。 そして自分の心に 入ってきた言葉を大切にしていたように思う。 今の私にとってはあまり言葉は重要でなくなっているようなんだけど… そんなわけで、昨年時々車に乗っている時にラジオから流れてくるこの曲を耳にしても、あんまり歌詞に耳を傾けてなくてなんでトイレの神様なん?って思ってたんだけど… まぁ要するにちゃんと聴いてなかったってことですわね。 でも何となくこの曲の背景が知りたくなって本を買って読んでみました。 一気に読めてしまいました。 私もおばあちゃん子だったので、本を読みながら泣いてしまいました。 この本を読んだ後に改めて曲を聴くとやっぱり泣けてきました。 おばあちゃんって本当にそういう存在なんだよね。 無条件に孫のことを思ってくれるんだけど、やっぱりちょっとお母さんみたいな所もあって、一緒に暮らしていると衝突してしまうこともあり… 英語やドイツ語など西洋のおばあちゃんは「大きな母」って呼ぶけど、本当にそうだなぁって思います。 ちょうどこの土日、実家に帰っていて、父がこの曲について「今の時代、複雑な環境に育った人間が多いからこういうのがウケるんやろうなぁ」と一人つぶやいておりました。 全く偶然だったんだけど、同時に島田洋七さんの「がばいばあちゃんの勇気がわく50の言葉」という本も買ってきました。 職場でもばあちゃんの知恵袋みたいな話が話題になっていて、おばあちゃんという存在が近くにいて育ったということは、何か人生を得しているのかもしれないなぁって改めて思ったりするのです。 この植村花菜さんの素直な文章に、自分と自分のおばあちゃんを重ねて読んでしまい、思い出してしまいました。 本当に亡くなった祖母や祖父には後悔することばかり。 その恩返しは、他の人にしていかなければいけないなぁとつくづく思いました。 日記のコメントのついでに書き込んじゃうのはOKですよ( ^ー゜)b お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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