J.K.ローリング著『吟遊詩人ビードルの物語』
大ヒットして完結した『ハリー・ポッター』シリーズの著者、J.K.ローリングの待望の新刊とでもいうのでしょうか…世界が注目した「次何を書くんだろう…」っていう作品ですが…ハリー・ポッターの魔法界に伝わる童話集です。この中の最後に出てくる『三人兄弟の物語』は『ハリー・ポッターと死の秘宝』に出てきた話ですね。ま、マグル界でいえば、イソップ童話とかグリム童話とかって感じ?全5話からなる童話集ですが、本当に子供向けに書かれています。あれ?どこかで聞いたことがあるような話なんですけど…って言うのもありますが…一見、子供向けに書かれているのかと思いきや、1つの物語が終わると、ダンブルドアの解説が付きます。ダンブルドアが生前論文の中で、この物語についての論評を残していたのが見つかったので、ハーマイオニーの新訳とともに、その解説を載せ、さらに私たちマグルにもわかりやすいようにJ.Kローリングが注釈を加えているという設定で書かれています。まぁ読む価値があるかどうかって言う点はそれぞれの価値観かもしれません。また『ハリー・ポッター』のような壮大な物語を期待されていると、それは大いに外れますし、童話としても目新しいものはあまり感じられません。ただ『ハリー・ポッターと死の秘宝』に出てきた『吟遊詩人ビードルの物語』ってどんなのがあるんだろう…っていう興味で読むにはいいかも?ただ、短い話が5話で、ダンブルドアの解説付きとは言っても、正直1,500円も出して買う価値はあまりないなぁと思ったのでした。(ケチな話でスミマセン…)日記の内容に関係のないコメントは、掲示板(BBS)の方へお願いします。日記のコメントのついでに書き込んじゃうのはOKですよ( ^ー゜)b