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カテゴリ:読書感想
宮崎駿監督のポニョ、残念ながら金獅子賞逃しましたね~ その宮崎監督ご推奨のドイツの児童書『クラバート』を妹から借りて読みました。 なんでもあの『千と千尋…』はこの本からインスパイアされて作られたとか… しかし借りたのは2ヶ月以上前だったような… やっと読めました。 時間がなくて読めなかったんだけど… そういえばこのプロイスラーといえば、『大どろぼうホッツェンプロッツ』シリーズの作者じゃないですか! これは小学4年の時、毎日給食の時間に担任の先生が本を読んでくれていたんだけど、一番みんなが好きで続きを楽しみに待っていたのがこの『大どろぼうホッツェンプロッツ』 ふたたび、みたび現れるって3冊あったんだけど、本当に面白かった… 中々『ホッツェンプロッツ』って名前がが覚えられなかったけど…σ(^_^;) 懐かしいです。 『クラバート』ですが、元々ドイツの少数民族に伝わる伝説を繋げて一つのお話にまとめているようです。 なので物語が少し訥々とした感じがします。 それと多分訳者がおじいさんだからなのかもしれませんが、子供なのに、13歳の少年らしくない、おじさんがちょっと媚び諂っているような話し方なのにちょっと違和感が… でも一度読み始めるとスラスラと物語に入っていきます。 さすが『ホッツェンプロッツ』の作者!(←もういいって) 身寄りのない少年が放浪中、不思議な声に導かれて、魔法使いの親方の下にたどり着き、弟子になって修行を真面目ます。 謎の多い親方とその水車小屋の生活。 やがてその親方と対決を迫られる日がやってくるのですが… って話なんですが、謎は謎のままだったり、え?それで?って言うところで終わったり… 気になるところはいっぱいあるんですけど、でもまぁいいっか~って感じで読み終われてしまうところが児童書である所以でしょうか? 個人的にはもう少しそういう突っ込んだところまで書いてもらえたら…って思います。 でもそういうところも許せてしまえる面白さがこの作品にはありました。 小学生のお子様をお持ちの方も、そうでない方も、一度読んでみられては如何でしょうか? いや、その前に私は『大どろぼうホッツェンプロッツ』をオススメしますけどね(←しつこいっ) 日記のコメントのついでに書き込んじゃうのはOKですよ( ^ー゜)b お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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