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カテゴリ:読書と自分と
さて、「大冒険」の挿絵は、どんな絵になるかなぁ。。。 夏休みの校庭で、木登りのできない友人を、脚立をつかって樹に登らせようとする、トットちゃんの大活躍の一件です。 1)「脚立と樹を背景にして、無理な姿勢でがんばっている二人の姿」ってのが、まず、うかぶところ。脚立は今のみたいなアルミ製ではなくって、きっと木製だろうなぁ。夏休みで、日焼けしている二人の肌の色。 でも、大掛かりな挿絵は、読み手のイメージのふくらみを、じゃますることになるかもしれない。 2)「樹に登ったあとに、二人が座って見晴らしを楽しんでいる姿」も、いいかな。よろこびを、共有できるかもしれない。 満足そうな二人の顔がかけたらいいのだけれど。。。 ただ、男の子の体の状態を表現するには、困難がある。 この樹の姿かたちは、それぞれの読者さんが、それぞれの記憶をもとに思い浮かべてもらえればいいもので、挿絵がでしゃばらないほうがいいのかも。。。 3)「男の子の伸ばす不自由な右手を、トットちゃんの小さな両手がしっかりと掴んでひっぱっている、その3本の手のクローズアップ」 ちいさなカットになるけれど、おとこのこの不自由な指が描ければ、伝わるものが大きいかもしれない。 二人のあいだの信頼の強さが、現れるかもしれない。 こんなふうで、たちどまり、たちどまり。 やっと、半分くらいまで、すすみました。
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最終更新日
2016年06月06日 21時26分09秒
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