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2016年10月27日
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カテゴリ:読書と自分と

 

「日本アルプス」明治の33年~44年に、もうこの言葉が使われていたなんて。
文明開化のひろまりは、どんなスピードだったのかと。
でも「八つが嶽」の表記には時代のへだたりを感じます。

言葉や風習には、解ききれないものがあります。
「ハリコシ」「ノッペイ」は、方言的なものでしょうか。
蚕の繁忙を乗り切った時季の「祇園祭」、「毒消売」なども、
時代の向こうに薄れていったよう。

「草鞋掛けのまま炉辺で」と書かれていても、
板間の囲炉裏ではないだろうけど、
土間に腰を下ろすわけでもないだろうし、
なにか箱にでも腰かけているのかな。

「柿は植えても渋があがらない」って、
渋くないのはいいことだと思うのだけど、あまりよくないことのように書かれている。

明治も遠いし、信州も遠い。
時代も、地理も、大きな隔たりがあります。

で、読者に向けて語りかける作者のことばが、
橋を架け渡す。
「私は今、小諸の城址に近いところの学校で、君と同年位な学生を教えておる。」
「私は君に古城の附近をすこし紹介した。町家の方の話はまだ為なかった。」

中学生向けの雑誌に掲載したときに、工夫されたのだという。
遠いくにからではあっても、呼びかけてくる文章が、すんなりと、興味を引かれます。

だれか、信州生まれの知人に訪ねたずね、読めたら楽しいかも。

祖父、祖母に信州の方がある人ならば、ぜひ。   (つづく)


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最終更新日  2016年10月27日 22時50分47秒
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