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2016年12月19日
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カテゴリ:読書と自分と

 /宗像教授異考録 12/星野之宣

ひさびさにして、またしても唐突な、まんがネタです。

星野之宣さんの「宗像教授異考録」(12巻)のなかに「神の背中」という一編があります。八ヶ岳の麓に住む中学生が、遠来の民俗学者(宗像教授)の講演を聴き、縄文遺跡に興味を持ち、発掘に参加する。以降、少年は数十年にわたって、独自の発掘と研究に没頭してゆく。時折の手紙で、近況と足跡を宗像教授に残しながら・・・。

さて、この物語に重なるもうひとつの記憶。こちらは、ノンフィクション。
八ヶ岳の山麓に、藤森栄一という郷土史家がいて、中央の学者とは異なる説をとなえ、いくつもの著作を残しています。自分は高校のときのこの先生の本に出会い、図書館にあった3~5冊を読み切り、ファンを自認していたのですが、その後は別の本に出合うこともなく過ごしてきました。

最初に「神の背中」を読んだ際には、宗像教授に藤森先生のイメージが重なり、研究への熱情が、少年の心に引き継がれていく物語に思えました。藤森先生の遺志が、現在に受け継がれていることがテーマなのだと。

2度めに読んだ時には、この少年こそが藤森先生の残像で、アマチュアであっても努力を重ねれば、成果を残すことができるんだということを、星野さんが伝えているのかと、思い返しました。
考古学は専門外の宗像教授、まんが家でありながら考古学好きの星野さん、さらに、一般市民でありながら宗像教授シリーズを愛する読者諸氏。世界に広げようアマチュアの輪。 研究は、大学だけで行われているんじゃない。って・・・。

長いこと、藤森栄一先生の本には、出会えていない日々がつづいています。
が、一昨日、ネット上で代表作の一つの『かもしかみち』の書評に出会いました。キャザーさんの情報をさがしていてなので、まさに、たまたまに。
 藤森先生と、キャザーさんが、一つのサイトに入っているなんて、まぁ、予想だにできないことが。。 

書評ブログ「憂愁書架」さんにコメントしていたところ、「近いうちに宗像教授も読んでみます。」とのご回答をいただきました。 押売りしてしまったみたいです。

「神の背中」と「藤森先生」の連想については、いつかは文字にしようと思っていたけれど、キッカケのないままに、今日まで。
昨日の出会いこそが、きっとキッカケ。

そんなこともあり、いつになく長文の、今日の日記が生まれることができました。



藤森栄一を読む [ 諏訪考古学研究会 ]

 






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最終更新日  2016年12月21日 20時39分26秒
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