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2018年01月22日
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カテゴリ:読書と自分と
昨年12月に、下記の3冊を​​図書館から借り出した。
永六輔『伝言』
恩田陸・山田正紀『読書会』
常盤新平『雪の降る夜に』

『伝言』と『読書会』は完読。
『雪の降る夜に』は7割方を読んだところで返却しているが、短編集なので、キリの良いところまで。

で、感想をまとめるところなのだが、ネットの不調で、なかなか書けない。
『読書会』の予告編は、昨年12月に書いている。
いましばし、おまちくだされ。
https://plaza.rakuten.co.jp/asa100/diary/201712230000/

『伝言』は新本屋さんで購入可能なようなので、近いうちに購入するつもり。「名言集」または「語録」というジャンルに入れるしかないのかなぁ。英さんの印象に残った言葉を展示する本。それでいて気が付くと微笑んでいるという、エンターテイメント。前向きで、賢くもある「つぶやきシロー」とでも。

『読書会』は、文庫版も絶版のようで、ネット古書店以外に入手の仕方もない、このくち惜しさ。読みたい本が見つからない方、感想文のアイデアに詰まっている方には、ぜひにぜひに、オススメしたいです。
メインのテキストに取り上げられている本ばかりでなく、類書、作家経歴、逸話、時代背景などの読書本の基本を押さえつつ、「自分ならば、こっちからの目線で、こんな風に仕上げるんだけど・・・」という、作家さん目線の感想も盛られています。博識な評論家さんが、ちょっとした疑問もフォローするという贅沢な時間。
「自分とこ」の市の図書館では、あちこちの分館に置かれていて、なかなかの人気の高さ。近接する自治体の図書館でみても、高い収蔵率。恩田さんの人気と、本屋さん大賞受賞者という肩書のせい。と、いうよりは、図書館司書さん方の心を惹きつける書名のなせる業かもしれませんが。2003年頃の恩田さんが「いつかピアニストを主人公に書いてみたい。」なんて発言しているんですから、これはもぉ、卒論資料にも、必需です。ハイ。
『雪の降る夜に』は、再度、借りだすことになると思います。地味で、滋味があるけれど、映像化されることのまずないだろうという、そういうタイプの小説で、40歳以上にならないと親近感のもてないだろうという、それはもお、敷居の高い短編集です。これを読んだ中学生が夏休みの感想文なんか書かれた日には、先生方の対応が、まぁ楽しみになりますが。読んでも強く印象に残るようなことはなく、ちょっとだけ日常に色味が増すような、、、。コーヒーの香りか、サティの音楽のような、そんなふうな、としか自分には書けないのですが。。。




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最終更新日  2018年01月22日 00時24分19秒
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