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カテゴリ:読書と自分と
漠然としていた印象に、いささか彫りこまれたものになってきた。
土くれのなかかに、化石があるかないかの、判断にまようようなものだけどね。 『職人』の目線は、「100年めぇと、同じ道具、同じ材料」にこだわるもの。 『いつものうるし』は、「今の暮らしになじんで、復活してゆく道具」にこだわるもの。 外からみた職人像と、明日に生きる職人気質と。 こういう二律背反には、「どちらかひとつ」という選択はできなくて、 「塩梅」ということになるんだと思う。きっと、そうだ。 35年前に、似たような話を聴いた。 「京都の街並み」を保存するために、窓は障子でなければならないのか。 そんな寒くて不便な生活を強いられては、早晩、古い家はなくなってしまうのではないか。 障子風のサッシとか、ガラスと障子の二重窓だとか、妥協点はないものか。 なんてことを、建築の先生が話していた。 以上は、まったくに大雑把なまとめです。自分の仕込んだヒッカケです。 実は、『職人』の最後には、『金沢市立職人大学校』(http://www.k-syokudai.jp/)に関する内容で締められている。 『いつものうるし』では、明治時代からストックされている型板や道具を紹介している。 まじめに取り組めば、ちゃんと、「塩梅」になるように、なっているんだなぁ。 などと、書いてはみるのですが、『いつものうるし』は、なかなか手に入れにくい状況。 かの、横浜市立図書館でも、蔵書されていない。 ご興味のある方は、「ギャラリーわいち」http://www.waich.jp/g_waichi.html へお問い合わせを。 (ひょっとすると、要約版のネットブックくらいは、できるかもしれない。) ガラガラ・がらがら MokuNeji(モクネジ)×輪島キリモト TOY Grip 黒拭き漆仕上げ ベビー用玩 具(おもちゃ) 輪島キリモト あすなろのBENTO-BAKO 深型【代引き不可】【ギフト包装・のし無料】【TKW】ランチボックス・お弁当箱 キリモト 桐本木工所/輪島塗 漆器/すぎ椀/ぐい呑 朱 [ ぐい呑み ぐいのみ おちょこ お猪口 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年02月12日 21時02分44秒
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