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カテゴリ:読書と自分と
【中古】SF JACK /角川書店/新井素子 (単行本) 自動車で移動中、時間調整と音入れ休憩のため、ブックオフへ。 「SF Jack」の単行本を手に取る。 たぐり寄せられた記憶は、同じSF作家クラブの編著『2001』。 あの11編のうち、まだ1編しか読んでいない。 【中古】 2001 / 日本SF作家クラブ / 早川書房 [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】 上田早夕里さんの名前に惹かれる。 5~7年ほど前に、書評をたくさん目にした。 独特の作風で、伝奇ものの作家さんだと認識しつつも、読んだことはない。 家に帰るとさっそく、上田早夕里を読み始める。 「ヒヨコのアバター」の設定にぎょっ!と、する。 2週間ほどまえから、自分は「仔ザル」のアバターを使っている。 ・・・・ このままだと、とても危ない人の印象なので、多少、説明をついかするね。 先日、群馬県の沼田駅までの往復の途上、 「おとな属性」を装う自分を、うとましく感じた。 車窓のダムや発電所に、内心はおどろきつつも、平静をよそおい、 スマホでめだたないように、カメラをする。 もし、幼稚園児か小学校生が同席していたら、どんなハシャギかたをするだろうか、と、想起。 かわいくはあるけれど、あれこれ「なんで、なんで、」されると、ちょっとやかましい気もする。 言葉のない「犬か猫」ならどうだろう。と、思いかえていると、 「仔ザル」の絵が浮かんできた。 数日前に、サンリオ風な「仔ザル」のキャラを思いついていた。 「仔ザル」に日本語は通じないので、目つき顔つきで、コミュニケーションをこころみる。 先月あたりから、耳鳴りの再発にイラついている自分には、 そんなキャラが心地よい。 で、猿山の画像などを眺めていたので、それがよみがえったみたいだ。 まだ、描いてみてはいないのだけど、 目がくりくりとした日本ザルの子供と、歌手の「ミワ」さんのイメージを混ぜ込んで、 かぼそいイメージでまとまったらいいなぁ。 「押絵と旅する男」がいるくらいだから、 「仔ザル」の夢想と旅をしたとて、許されるのではないかな。 たしか、土曜日の朝の旅番組で、ブタかなんかのぬいぐるみが、 兼高さんのように世界を巡って、ヨネスケみたいに若奥さんの朝ごはんを食べていた。 おさるのアメデオは、「母をたずねて三千里」で旅してたしね。 「血界戦線」のおサルでは、ちょっと、タフすぎるかんじかな。 ・・・・・・・・ で、「ヒヨコのアバター」の説明。 亡くなられた人物の、生前のメール、手紙、日記、その他のことばをどっさりとインプットしいてね、 問いかけると、その人物の言葉から適応するものを選択して返してくる。という仮想の存在。 こちらは、「話してナンボ」なので、無口な「仔ザル」とは、ちょっとちがうかも。 「われら、はみだしっこ」は、実はひとりの人物の4つの顔(側面)を、4人のこどもに小分けにしているように思えた物語。 アバターに、他人の人格を映しこむのか。自分の内面を反映するのか。 分身、写し身、形代、残像、面影、依り代、化身、仮の姿、変装、ものまね、虚像、一面、身代わり、・・・・ 「アバター」の翻訳は、どこに納めるのが、適当でしょうか。 ・・・・・・・・ この一編を読んだだけで、ずいぶんと、思い患いました。 もとは、とった気はします。 この際に、夢枕さんの本も1冊、購入してしまったのですが、 それはまた、別の奇怪に、、、、、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年09月25日 09時14分45秒
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