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カテゴリ:中国旅行と中国に関する話
岡山市日中友好協会洛陽(上海朱家角)訪問旅行(2011.4.8~12) 3日目(4.10)この日も移動を伴う公式事業が沢山あった。先ず洛陽市の北方の猛津県小浪底鎮(鎮は村より1つ上の行政単位)の中国第2位の大きさの小浪底ダムの植林に行った。 実はこの事業は洛陽市が行っている10年計画の緑化運動の一つである。この植林活動に岡山県が毎年5百万円の協賛金を、岡山市日中友好協会が実施を担当しててきているものだ。 私は今年で4年連続都合6回参加しているが今年で一応終了する。広い黄河の流域に我々が植えた僅かな樹木でも年月を経て大きく育ち其れなりに黄土の被害を低減できると信じている。 当初は地元の農民は従来習慣が無かった植林と水かけをなかなかやって呉れなかったが繰り返し啓蒙する事によって年々改善されてきているのが心強い。願わくば我々の植樹が終わった後も地元で活動を継続して欲しいと念じている。 昼食は地元の田舎料理を頂いたが今年は例年より美味だと感じた。 小浪底ダム いざ植林 午後は昨年に続き洛陽市新安県申窪村の申窪希望小学校を訪問した。申窪村は中国でも最も貧困地区の一つだが数年前から岡山の教育関係者の有志によって校舎やコンピューター等を寄贈して来た。(中国は市の下に県がある) 近年は少しづつ貧困から抜け出して来ているがまだまだ厳しい生活の中からこの恩に報いるべく120数名の子供たちは親にせがんで僅か1元、2元を集めた義捐金を今回の東北大震災の被災者に贈ってくれた。同時に学童全員が書いた励ましの絵や文章を見せてもらい感動した。 今年は日曜日だったにも拘らず全校児童が登校し校門から校舎に向かった並んで我々を「熱烈歓迎」と可愛い声で連呼して迎えてくれた。 夕方洛陽市に戻った一行は植樹の作業着からそれなりに着替えて我々のホテルに近い牡丹城賓館で夕食を摂った後今回のメインイベントである「牡丹節の開幕式」に臨んだ。 例年数万人の入場者で会場付近は大混雑なので今年は少し早めに到着したが我々賓客は所定の入場口迄フリーパスの筈が末端の警備の警察官までその指令が届いていなかったため若干入場に手間取ったものの程なく指定席に着席する事ができた。 しかし昨年までと違って今年は国家の主催に変わったためか主席台(国や洛陽市政府の要人等の席)より遠くなっていた。しかし何分大きな会場なので舞台迄はそうとう遠いので大同小異だ。私は此の事を予測して持って行っていた望遠鏡を時折のぞいて舞台を見る事が出来た。 面白さと云う点では演出そのものは一昨年が1番良かった様に思った。我々も知っている有名な成龍(ジャッキーチェン)や北京五輪の開幕式で歌っていた美人の宋祖英が出演していただけでは無く中国得意の空中飛泳や雑技があったが今年の出し物にそれも無くかなり地味だった。 しかし若干寒かった以外約2時間の間言葉がよく分からない中それほど退屈もせず楽しむことが出来たので良かった。 洛陽牡丹節開幕式(竜門石窟の蘆遮那仏が映し出されている) ホテルに帰ってから私はマッサージを頼み部屋で揉んで貰ったていた所洛陽市人民代表会議常務委員(元外事弁公室主任)の方先生が突然現れて礼物を頂いた。昨年やはり浮世絵の風呂敷をプレゼントしたがそのお礼だろうが実は一昨年彼から杜康酒を頂いたお礼の積りだったのだが又来年も何か持って行ってあげよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月19日 20時11分13秒
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