カテゴリ:「お気に入りのお店」
和食の名店「分とく山 」に行って参りました。
ラッキーなことに離れの個室が用意されていました。 東京の喧騒が嘘のように、虫の音が美しい、静かな夜です。 お飲み物は一口ビールを注文。薄い小ぶりのビールグラスに上品な細かい泡、見るからにおいしそうです。 まずは、先付けです。 山芋のうに盛です。うには甘く新鮮で、山芋のさくさくした食感が心地よいです。 2品目八寸。秋の彩りの赤いに葉っぱの上に並ぶ、美しい盛り付けです。 一品一品が創作料理で、新しい食感。食べたことない味でした。 続くお椀。葛のそうめん入りだとの説明ですが、これも初めての食感でなんともいえないコシがあります。 おつくり 鯛とふぐ、えびなどの盛り合わせ。ふぐは梅醤油でいただきます。さわやかな酸味とぷりぷりした歯ごたえです。もちろんほかのお刺身も申し分なし。 5品目 名物 鮑の磯焼き 絶品です。 6品目 蓮根の肝のハサミ揚げ ぎんなんの揚げ物 イチジク赤ワイン蒸の黄身ソースあえ など 蓮根と肝の組み合わせは中東の料理を彷彿させるような、ダイナミックな味わいなのですが、青ジソの風味が、やはり和食なのです。不思議な味でした。 ぎんなんの揚げ物もさくさくして、とてもおいしいです。 イチジクと黄身のソースの組み合わせは絶妙です。どうして、こういう味つけを思いつくのでしょうか? 7品目 鴨の胡瓜のおろし和え。蛇腹胡瓜とヤングコーンが添えられています。胡瓜の蛇腹は美しいだけでなく、歯ごたえもすばらしいです。ここまでは、完食です。 8品目。最後は鮭の炊き込みご飯 いくらの親子ごはん でした。 もう、お腹いっぱいでしたので、少しだけ食べて、お持ち帰りのおにぎりにしていただきました。 小さなかわいい手提げに入れてくださいました。 どのお料理も唸るよりなく、一口ずつ味わって頂きました。 お食事の後は、お店の人にお願いして、持込のコーヒー、キリマンジャロ ゴマタスジを入れていただきました。湯飲み茶碗に淹れて頂いたコーヒーは、さすがに料理人のプロが淹れた味わい深い和風の味でございました。 デザートは、柚子風味の葛のソースに梨。果物もこのようなデザートになれば、素材も一層引き立ちますね。 ご馳走様です。とても落ち着いて、楽しい贅沢な時間を過ごすことができました。 弟子の方も、とても、感じがよく気持ちのよい応対でした。2週間ごとにメニューがかわるそうです。 私たちが最後だったようで、お店から出ると、お店の方々が駆け寄って見えなくなるまで見送ってくださいました。 季節毎に、違う味わいを楽しみたいお店ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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