文月之弐日
練習日@ジャズバンド。 本日はいよいよ本格的なワンホーンカルテットとしての初のセッションである。 溢れ出る期待と興奮を抑えること如何ともし難く、前日は遠足前の小学生のようにわくわくと眠れぬ夜を過ごした。 なんてことはなく、割とぐっすり寝てました。俺も大人になったんだなあ。 今回は久々にライブハウスを借りての練習。営業前の時間にスタジオ貸しをしているところがあるのだ。 予約時刻の12:00ちょっと前に到着。ピアノ氏は既に付いていた。が、肝心のライブハウスが開いてない。どうやらまだ従業員が来ていないらしい。 待つことしばし。ベース氏が到着。しかしまだ従業員は来ない。 刻々と時間は過ぎていく。しかしまだ従業員は来ない。「どーすっぺ? どーすんなや?」と、スウィングガールズの雪中列車内のように困っていると、12時を少し回ったところで従業員到着。扉を開けてもらい、事なきを得た。やれやれ。 中へ入ってセッティング。以前も書いたが、ここはさすがにライブハウスなだけあって、ドラムもプロユースで良い物が揃っている。スティックケースだけ持って来れば事が足りてしまうほどだ。 とは言うものの、今回もLudwigのスネアとK.Zilのシンバルを持っていったわけだが。K.Crash Rideはシズル付きライドみたいな音がするのですよ。 状態良好なグランドピアノに、ピアノ氏もご満悦のようだ。 そうこうしているうちにトランペット氏到着。どうやら迷ったらしい。確かにここはちょっと判りにくい場所にあるからなあ。 こうしてワンホーンカルテットが揃い、準備完了。いよいよ演奏。 今回はMr.P.C , Milestones , Fly me to the moon , You and night and music等を演奏。 Mr.P.CとMilestonesは初演奏だったのだが、テーマがシンプルな分、乗りやすかったように思う。四人ともいい感じでスウィングできていたのではないだろうか。 Fly me~はボサノバ風に演ってみたのだが、ドラムがガタガタのヨレヨレだった。月まで飛ぶどころか、柳の枝に飛びつくのもやっとの思い。といった状態。 リズムパターンを変えてみようか。もっとラテン色を強く。練習後にそう考えた。次回やってみよう。 結論として、このワンホーンカルテットはいける。いい感じだ。今後ともよろしく。 さて、今回も録音をしたわけだが、それを聴いての反省点。 シンバルレガートをしながら合いの手を入れるのはそれなりにサマになってきたように思えるのだが、ソロがニガテ。弱点。 かろうじてロストはしていないものの、なんだかただ連打しているだけで、テンポ感のないソロになってしまっている。もっとキッチリと、音符の一つ一つを丁寧に叩くようにしなければ。 録音機材は先日買ったRioを使用。 置いた場所のせいか音量は小さかったが、アナログレコードのような感じで取れていた。悪くない。 PCに取り込むのも楽になったし、これからはコレだな。