霜月之弐拾壱日
練習日@ジャズバンド。 今回はとあるライブハウスで練習をすることになった。営業時間外の昼間なら練習スタジオとして使用できるのだそうな。 木製の高級そうな扉を開けて入る。 広い。 いつものスタジオと違い、高い天井に開けた空間。並ぶ椅子とテーブル。正直、「こんな凄いところで練習していいの?」 さすがにライブハウスだけあって、機材は良いものがそろっていた。ドラムはTAMAのセットで、バスドラもタムも小型の仕様。バスペダルはDW、ハイハットペダルはアイアンコブラ。シンバルはイスタンブールで統一。スネアはグレッチであった。豪華。・Autumn Leaves(枯葉) 定番中の定番。その定番を3拍子で演ってみる。 まだどうにもぎこちない感じ。ちょっと気を抜くとうっかり4拍子になりそうになる。それは他のメンバーも同様な模様。ジャズワルツは2拍にアクセント置くんだよねー、とか、そんなことを話しつつ演ってた。 そのあとで今度はスロー4ビート。ブラシでゆったりと叩いているその時、ふと、奇妙な感覚がどこかからやってきた。 あ、これが「重い」「軽い」ってヤツか。 テンポに対しての軽重、音符の長短。そういった感覚が、突如として閃くようにやってきた。大げさに言えば、開眼。ゆっくり演奏したからこそ、一拍の長さを把握できたのだろうか。 まあ、単なる錯覚なのかもしれんが、これを確実なものにしていきたい。・A Night In Tunisia(チュニジアの夜) うーん、ラテン部分のシンバルの符割が安定せん。ふらふらと流されている感じ。 ある程度スピードがあれば誤魔化せるのだが、ゆっくりやるともう途端にダメ。おそらく8分音符の感覚をしっかりと意識していないのが原因の模様。 4ビート部分は特に問題なし。 今回もテーマ部分だけ回して終わった。次回こそはソロまでやりたいものだ。 とにかく、練習しかないな。ちょっと、技術重視でいってみようかと、思う昨今。