(注:これは回想録です。現在、富士住建で建築中ですので、ご了承ください。)
さて、前回営業さんから提示していただいた図面に
修正を施した案を見せていただく日がやってまいりました。
果たして、どんな図面になっているのかなぁ?
楽しみ~!
前回は、玄関が正面の中央にレイアウトされているものでしたが
今回は正面の右側に玄関が移動している案でした。
でも、玄関から階段まで距離があるため、廊下に不要と思える部分が多いと
パッと見た感じでそう思いました。
それと1階から3階まで、こちらの要望通り、全部同じ大きさになっていたのですが
大きさが14坪×3の42坪になっていました。
あれ?
何で45坪に出来ないのだろう?
確かT監理で図面を作成してもらった時は1フロアー15坪になっていたはず...。
こんな素朴な質問を営業さんにしてみたところ、返ってきた答えは
「壁の厚さがあるので、これ以上幅を広げると
隣の敷地から500mm離すことが出来なくなってしまうんですよ。」
なるほど、今回出していただいた案では、在来工法で建てることを想定していて
在来だと柱の芯から外壁の端まで寸法が110mmになり
15坪になるような寸法にすると、隣地から500mm離すことが出来ないそうなのです。
それでも隣の家から承諾してもらえば可能とのことですが
さすがにこれはお願いしにくいですよね。
「じゃあ、左右が駄目なら前後に拡張するのはどうなの?」と尋ねると、今度は
「採光の問題で総3階建にすることが難しくなります。」という返答でした。
建築基準法や民法が絡んでくると、思い通りに建てることが出来ないんですねぇ。
"14坪で諦めるしかないのかなぁ?何とか出来ないものかなぁ?"と
営業さんとアレコレ考えていた、まさにその時
"そうだ、T監理は2×4工法だったから15坪の案が出て来たんじゃないのかな?"
と思い、営業さんに確認してみると
「2×4でしたら、柱の中心から外壁の端まで90mmになるので
左右の幅を広げることは可能です!」
おお、やった~!
やはり簡単に諦めてはいけませんね。
しかし、営業さんから
「いただいた敷地の測量図が20年以上前のものなので
もしかしたら寸法に多少の誤差があるかもしれません。
その場合、またプランが変えなければならなく恐れがあるので
敷地調査をしてから、再度プランを作り直したいと思うのですが。」
という提案がありました。
なるほど、営業さんが仰ることには確かに一理あります。
それでは、と私達が敷地調査をお願いしたら、敷地調査は無料だけど
契約しないと敷地調査をすることは出来ないという社内規定があるそうです。
むうぅ、それは困ったなぁ。
すると営業さんが
「完全に正確な測量は出来ませんが、私が現地でメジャーを使って測ってみて
測量図と変わりないかどうかを確認します。」
と申し出てくれました。
これを断る必要性が全くありませんでしたので、素直にお願いしちゃいました。
でも、ここまでやってもらって、もし富士住建を断ることになったらどうしよう?
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