あつひろの気分の浮き沈み
あつひろ、5年生になって、交流級(通常級)内のおともだちと 朝や休憩時間に、「かたき」という遊びや泥警などをいっしょに楽しむようになって、ものすごく変わりました。同時に、(今まで交流級のおともだちとは 遊んだことがほとんどなかったので)、毎日遊びのルール等で ぶつかり合いが起こっています。その影響もあるのか、家でもひどく気分の浮き沈みがでてきました。学校で、どんな事があるのか、といいますと・・・あつひろはおととい数人の男子とボール遊びをしていたのですが、普段は、「最後にボールを当てられた子がボールを片付ける」というルールがあったりしてその決まり事どおりだといいのですが、、子どもたちは、常時流動的にルールを変えていったりします。 その日も 急に「ジャンケンで負けた子が(片付ける)」と変わったらしいのですが、あつひろは その話についていけず。。。「ジャンケンやるよ!」と言われて加わって あつひろが負けたものの、なんのことだかわからないところに、授業の時間になってしまい。。。「あ!授業がはじまるから行かなくちゃ」とボールをほおりだして、教室に1人戻ってしまったらしいです。で、その後、クラスの男子ともめて また叩きあいになったんだとか・・。あつひろは、時刻へのこだわりも強いですしね。 (決まったルールは絶対守りたいらしい・・・)(うーん人間関係より 時刻へのこだわりのほうが勝っている状態ともいえますね)で、その件は、先生が、両者に聞き取りしてくださって、結局あつひろは、「じゃんけんは(みんなにさそわれたから)したけど、何で そのときしたのか分からなかった。」ということを男子たちに分かってもらえるように話してくださったらしいです。 そのとき、男子たちは、「あっちゃんは、一見よくできるから、普通になんでも聞いてるみたいに見えるけど、実は耳で聞くのが苦手なんだ。複雑なことは理解するのが難しいんだ」ということに気がついてくれたとのこと。それで、みんなで話し合って、「金曜日は ボールをあっちゃんが片付ける」 というわかりやすいルールにしてくれたのだそうです。【送料無料】高機能自閉症・アスペ...価格:2,100円(税込、送料別)