いつも仕事でお世話になっているかたに、先日、開業のお祝いと今後のこともかねてということで食事に誘われた。
そんな中で、仕事の値付けについての話になった。
その方の考えでは、サラリーマンというのは基本的に値付けの権利はなく、自分がいくら仕事ができたとしても自分で報酬を決定することはできない。サラリーマンをする限り、しょせん良くて「仕事のできる人」どまりということを話されていた。独立すれば、値付けは自分でしなければならず、自分の能力をどの程度お金に変換できるかは、すべて自分次第ということである。
こんな話をしていて、マルクスの剰余価値の話が心に浮かんできたので、以前読んだこの本を再度読んでみた。
労働者が生活するために必要な労働時間は、一日に3時間(必要労働)もあれば十分、それを超えて働いた時間(不払い労働)は剰余価値になる。剰余価値に対しては給与が払われないので、いわゆる搾取という。
独立するということは、剰余価値を自分のものにするということ。一日3時間も働けばいまの給与ぐらいにはなるということなのかな。
値付けの話から変な話になったけど、独立まであと約1ヶ月。自分の値付けをしないとな~。
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