領収証や請求書、通帳の写し等々、税理士の仕事をしているといろいろな資料をお客さんにお願いします。
すべてのお客さんが、こちらの依頼通りに資料をそろえてくれるわけではありませんが、
なぜか、仕事がうまく行っている方に限って、そういった資料も依頼した通りにそろうという傾向があります。
そういうきちんとしたお客さんには、こちらとしてもしっかりした仕事をしなくちゃとか、
効率良く仕事ができた部分を、よりお客さんのためになるような提案をする時間にあてていきます。
一方、いつまでたっても資料がそろわないお客さんに対しては、
こちらとしても、いつまでも仕事が中途半端な状態なので、
とりあえずこの仕事を終わらせるということだけに気持ちが向い、
とても、提案にあてるような時間もありませんし、あてる気持ちも起こってきません。
おそらく、そういうお客さんは、会計事務所だけでなく
ビジネス上のあらゆる取引先や、最悪の場合は自分のお客様にまで同じような残念な気持ちを与えているのではないでしょうか。
結果として、資料のそろうお客さんは業績も好調、資料のそろわないお客さんは業績も低迷という傾向になるのです。
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