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2014年03月10日
カテゴリ：2014セレッソ大阪「史上最攻」
 あれから三年 ［対戦取組］セレッソ大阪 －山東魯能 (11日19時 大阪市・長居スタジアム) ［予想先発人員］ ＦＷ 柿谷 ＯＭＦ 南野・フォルラン・長谷川 ＤＭＦ 扇原・山口 ＤＦ 丸橋・カチャル・山下・新井場 ＧＫ キムジンヒョン ［要点］土曜日のセレッソ大阪はアウェイで徳島ヴォルティスと対戦し、２－０で勝利。２試合目にして今シーズン初勝利を挙げました。J1初ホーム開催で意気込む徳島に対し序盤で得点を重ねたことで試合を優位に展開し完封勝ちしました。 とはいえ得点はMF山口の直接フリーキックと相手オウンゴールによるもので、流れの中からの得点はまだ生まれていないところが心配点です。「史上最攻」にはまだほど遠い試合内容となっています。 ACLではアウェイ韓国戦で勝ち点1を得たことで、ホームの3試合をしっかりと勝利できれば一次リーグ突破は濃厚となります。前回出場時にはホームで快勝した経験のある相手ではありますがメンバーが代わっていますし油断することなくしっかりと白星を挙げていきましょう。 ［対戦相手］山東魯能は中国サッカーリーグが４月開幕ということだそうです。直近の公式戦は先週の金曜日に開催されました。また、ACL開幕節はホームでタイのブリーラムと対戦し、１－１の引分けでした。 このグループでは、浦項・セレッソが一歩リードしており、山東がそれに続く存在とみられています。国内リーグ戦が始まっていない相手ですから試合経験や連携では負けることはないでしょう。土曜日の試合から中２日と厳しい日程となりますが疲れを見せずに戦い抜いてほしいですね。 ［震災三年］３年前、アウェイで山東と対戦したのは３月16日。11日に東日本大震災が発生した後、最初に対外試合を行ったプロチームがセレッソ大阪でした。腕には喪章をつけ試合前には黙とうがあり、対日本戦でありがちなブーイングや汚い野次もなく試合となりました。 震災ショックや初めての海外での公式戦など様々な要素が重なり、この試合は０－２で敗れましたが「どんな形でも日本に勝利を届けたい」と最後まであきらめずに懸命に闘う姿を見せ、多くの日本人に勇気と希望を与えたことは記憶に新しいです。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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