ばばしげ格付け研究所　楽天ブログ営業所

梅と桜の競演。春ですね
［対戦カード］水戸ホーリーホック　-　セレッソ大阪
(6日13時　水戸市・ケーズデンキスタジアム水戸）

［予想メンバー］
ＦＷ　杉本・リカルド
ＯＭＦ　ブルーノ・柿谷
ＤＭＦ　ソウザ・山村
ＤＦ　丸橋・茂庭・山下・松田
ＧＫ　キムジンヒョン

［みどころ］開幕戦のセレッソ大阪はアウェイで町田ゼルビアと対戦し、１－０で勝利。前半から相手の勢いに押される時間が長く続きましたが、前線のポジションを変更した後半から徐々に盛り返し、CKから新加入MF山村和也がヘディングで得点を挙げ、その一点を守り切りました。昨年の課題であった終盤に足が止まるということもなく、追い付かれずに試合を終えられたことが何よりです。内容では町田に圧倒された感が否めませんが、リーグ戦は勝ち点を積み上げるゲームなので、アウェイでの勝ち点３は貴重なものです。

ボランチの役割という点で山村・ソウザのコンビには不満の残る内容でした。前線が突破型の選手ばかりなので、ボランチからいい形で組み立てていく必要があります。ですが中盤に厳しさが足りなかったことで攻撃にリズムが生まれず、サイドバックの上がりも影を潜めました。山村は得点という形で結果を残しましたが、昨年までの「山口・扇原」コンビとの違いが感じられた試合でした。

昨年はCKからの攻撃の際、相手チームにとってDF茂庭・山下が警戒対象でしたが、今季はチーム初ゴールを挙げたMF山村に加え、長身FWリカルド・杉本にも警戒の目を向けなければなりません。今季も引いてくる相手が多いと予想され、流れの中で得点が取れなくてもセットプレーから取り切ることができれば大いに優位な展開が生まれます。

［対戦相手］開幕戦の水戸ホーリーホックはアウェイで京都サンガと対戦し、１－１で引分け。後半に先制を許したもののシステム変更を行い同点ゴールを生みだしました。その後も選手交代などで攻撃を続けましたが逆転することは叶わずドローで終わりました。

シーズンが始まったばかりということで、メンバー起用・フォーメーションともに試行錯誤の段階が続いています。昨季と大幅にメンバーが入れ替わっていることや昨年のような下位争いをしないようにと必死の取り組みが続いています。京都戦では試合中の機敏な変更が功を奏した形ですが、セレッソ相手に同じことが通じるのでしょうか？

昨年の当地での戦いは、セレッソが先制したものの足が止まってきた後半終了近くに同点ゴールを奪われ引分けという結果でした。昨年は、代表招集中のGKキムジンヒョン・MF山口蛍が欠けていましたが今年はフルメンバーでの対戦となり、昨年と同じ失敗は繰り返さないはずです。そういうトレーニングをキャンプから続けてきましたし・・。

［そのほか］日本の三代名園として知られる水戸・偕楽園では「梅まつり」が開催中です。3月1日現在，偕楽園にある約3,000本の梅のうち、2,325本（77,5%）が開花しているとのことです。暖冬の影響で例年よりも早めの開花で今週末が見ごろだそうです。JRの臨時駅が開設されるなど多くの観光客が水戸へ訪れるシーズンです。

水戸駅南口デッキ上には、おそらく世界で他にない「納豆像」があります。黄金の納豆豆が輝くすばらしいデザインです。納豆は日本が世界に誇れる食文化の一つです。関西人には苦手な人も多いかと思いますが、食からアウェイを制するためにもぜひチャレンジしてみましょう！


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