8月20日 カルンガン
ハリ ラヤ ガルンガン(Hari Raya Galungan) 先祖供養だけに終らず盛大で神聖なお祭りなんです。 お盆入り「ガルンガン」の前日は「プナンパハン」という日。 この日は早朝から「ラワール」という、 豚の内臓や野菜を細かく切り刻んだご馳走料理なんです。 家庭によって味付け・具材は色々で、 新鮮な豚の生き血が入る所もあるんです。 これが!意外にオイシイ!! 家庭料理 ( ̄ー ̄) 日本でもバリでも、お祭りにはおそなえとご馳走が不可欠。 そして当日、 人々は早朝に起床して沐浴し、正装に身を包みます。 まず、家の社で、数日前から用意された盛大な供物を祠に供え、 祈りを捧げます。 そのあと、村の寺院で祈りと供物を捧げます。 会社勤めをしている人だと、 会社の敷地内にある社(祠)にも供物を捧げる為に 出社してきます。 他家へ嫁いだ女性達は、 自分の実家の寺へも供物を持って参拝するんです。 カルンガンに作られるおいしい料理を食べたり、 新しい洋服を着て親戚や友達の家へ遊びに行ったりします。 バリ人にとってガルンガンのお祭りは、一番楽しい日。 特に子供たちは日本のお正月のように、 お父さん、お母さん、親戚の人々からお小遣いをもらったり、 ご馳走を食べたり、屋台で友達と遊んだり、 この日を大変楽しみにしています。 ガルンガンは、210日毎にやってきます。