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  枝豆を収穫して中札内の豆資料館・ビーンズ邸を思い出す

  収穫して5分以内に茹でた枝豆は栗カボチャを彷彿とさせる甘さとコク。ビールいらないわ、もうこれだけでじゅうぶん（笑（あ～、あちらこちらから「ウソつきー」という声が聞こえる～）庭の隅でひっそりと実をふくらませていた枝豆、市販の種じゃなくて昨年十勝バスの定期観光バスで訪れたときに付いてたクーポンでもらった「少しですが茹でてサラダにでもどうぞ」な豆を食べるのを我慢して取っておき蒔いてみたもの（笑話しは突拍子もなくそれますが、高倉健さんの「ありがとうございます」だけのCM好きだなぁ。声高に喚（わめ）き散らす人の少ない国に生まれて本当によかった。永谷園のHP～「テレビCM紹介」～はこちら今年も10/31まで運行の十勝バスの定期観光バス「憧れのガーデンと花めぐり」バスツアーは、広い十勝をたらふく探索して一日5000円（半日3200円）という良心的すぎる料金♪（さらに帯広空港連絡バスが片道無料だったり紫竹ガーデンなどの入場料も不要という親切さ）このツアーの途中でも立ち寄る美味しいもの満載の「道の駅なかさつない」、その隣に「豆資料館・ビーンズ邸」はあります。昭和27年に建てられた旧農林省馬鈴薯原原種農場の事務棟を帯広市幸福町から移築したものだそうです。（ビーンズ邸さんの「お知らせブログ」はこちら）さすがビーンズ邸、建物へ続く道の左右に植えられているのは草花じゃなく・・・豆でした（笑古い窓枠に囲まれた部屋の中。時を経た枡（ます）には豆がよく似合います。ステンシルの型みたいな金属をくり抜いた渋いこれは、豆を入れる麻袋用の「品名・等級刷込板」。小山内式「能率唐箕」（帯広市外木野・對馬製作所）、風の力で穀物を選別するという何ともエコでグッドデザインな木製カラクリ仕掛け。昭和15年ごろに使われていたという「竹内式点播器」（右）、蒔く豆の種類や大きさによって緑青色の容器に入っている取り外し可能なプレートを取り替えて調節していたそうです。こちらもCO2排出ゼロ。「豆資料館・ビーンズ邸」、道の駅で買い物するのも忘れゆっくり過ごしてしまいました。そういえば、豆を見ながら泣いたり怒ったりしてる人っていないよね。まるまるしたのを眺めているだけで心も顔もにんまりします。

  2012.08.19

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  つる菜を噛んで相馬ステーションホテルで見た「相馬駒焼」を思い出す

  今年初めて栽培した「つる菜（つるな）」、「"つるの先を摘んで食す"って書いてあるけど、どのくらい切ればいいんだ？」とビビリながら収穫。うちは市販のタネを蒔きましたが、もとは"海岸に生える多年草"だとか。ちょっと生で噛んでみたらアイスプラント（シオーナ）に似た味がしました。ずーっと遠くでかすかな塩味が見え隠れしてるような・・・海岸の塩分を含んだ土壌に生息する植物ならば、津波の影響を受けた場所でも栽培できるかもなぁと被災地のことを考えていて、相馬ステーションホテルで「相馬駒焼」を写させてもらったのを思い出しました（汗フロント横のガラスケースとロビー奥の陳列棚に展示されていた代々の「相馬駒焼」。（小さなお猪口の中を駆け回る馬。笑）何でも徳川家光の時代の開窯で400年以上の歴史があるそうです。元禄以前の築窯と伝えられ現役の登り窯としては最古のものといわれていましたが、悲しいことに15代目が震災後に体調を崩され他界してしまわれ今はもう使われていません。どの馬も生き生きと躍動していますが、その代ごと作品ごとに様々な表情を見せています。とても丁寧に解説されているブログ→　相馬駒焼（上）・（下）私も訪れる約束だったのですが、他の場所同様「今日は暑いからもうダメだ、帰る」と反故にされたり忘れられたり。ちゃんと（タクシー会社に）お金払ってるのにね。こちらは二代目の作。金継ぎで欠けた箇所を丁寧に補修してあります。このホテルの経営者もしくはご先祖様が芸術を大切にする方だったのでしょうか。ホテルの朝食の味付け海苔の袋にも元気な馬の絵が（笑「今日も一日元気でね」と駆け回りながら励ましてくれているみたいでした。帰りぎわ仙台空港でのお買い物。"宮城県産青唐辛子100％・保存料など使用していません"な「ゆたかや南蛮みそ漬」、母の要望で岩手県奥州市にある回進堂の「岩谷堂羊羹」（ごま、くるみがお勧めだとか）、ツレの大好物の「ほやの塩辛」と「酒盗」（宮城県塩竃市・十字屋）などなど重たかったぁ。仙台のOURSさんが「次回ぜひ！」と勧めてくれた「ばくらい」＝ホヤとこのわた（ナマコの腸）の塩辛、実は盛岡で食べたことがあり既に"ぞっこん"。信じられないことに休みも取らず働いていたらしい猫好き男が長期休暇で戻ってくるらしく、ヤツの動向によっては案外早い時期にまた仙台orいわて花巻空港に降り立てるかも♪

  2012.08.16

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  お盆休み真っ只中のことと思いますが「やきとり呑斗」

  電話の向こうで「この仕事キリがない、もう止めて帰るわ」とツレ。で、仕事で疲れてるのに「焼き鳥でも食べに行くか」ということでヘパリーゼWだそうです（笑昨年の11月から全国のコンビニエンスストアで販売が開始された「ヘパリーゼＷ（ダブル）」は、薬局へ行かなくてもコンビニで買えるんですと（くくりが清涼飲料水らしい）。もうギリギリ札幌市ほぼ北広島市大曲って場所にある「やきとり呑斗」さん、とろ～りとろける鶏レバー串がイチオシ！うちの息子も帰国するとココへこっそり食べにきてるらしい鶏レバー串。（母も誘ってよ～）なぜだか知らないけど家で調理すると感じるレバーのにおいも無く濃厚とろ～りなんです。「あっま～い」タマネギの肉詰め、ワーイ！あんまり外食はせず、この時期は庭の野菜を食べて暮らしており、ススキノはツレに任せてほとんど庭でゴソゴソやっておりますが、「やきとり呑斗」にはたまーに出没しております。ご用の方は・・・越乃景虎（新潟県）、バランスのとれた飲み口のいい日本酒でした。やきとり呑斗　札幌市清田区里塚緑ケ丘11-17-12中央バス＆JRバス緑ヶ丘団地下車 徒歩3分　Tel:011-886-0043で、お店のテレビで「Qさま&お試しかっ 2時間スペシャル」がかかっていてローソンのスイーツベスト10やってたので・・・、帰りについ寄ってしまったツレ。昼間のBSは日本なのに「韓国ドラマ」ばかりで見るもの無いし、地デジでもNHKでも不自然な顔の俳優がのっぺらぼうな演技で語気荒く韓国語を話してるし、いい作品は嫌いじゃなかったんだけど（パク・ボムシン「ウンギョ」とか）いいかげん食傷気味でだんだんテレビ離れというかテレビを点けなくなってきてるのでバラエティ見たのも久しぶり～ローソンのスイーツいろいろ、買ってはみたものの「今は食べたくない」そうです（笑3ヵ所のお墓参り完了！（ゼェゼェ仙台藩領岩手水沢藩からの65戸203人の入植者によって興されたという平岸相馬神社、そこに隣接する斜面にある墓地にうちのお墓があります。馬魂碑もあるので今年もニンジン持って行ってきました。久しぶりに急な坂を上って本殿へ参拝したら・・・案内板に「福島県の相馬太田神社・相馬小高神社・相馬中村神社より・・・」というくだりがあり、ツレとふたり「ほぇ～？」と顔を見合わせました。あんまりよく分からずに行ってきたばかりですよ、不思議ふしぎ。

  2012.08.13

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  相馬小高神社・野馬懸「上げ馬の神事」

  相馬野馬追３日目、南相馬市にある相馬小高神社で執り行われた野馬懸は、国の重要無形民俗文化財に指定される要因となった古代の祭りの名残を留める神事です。ばんえい競馬場で支援の募金をしていたことで知った「相馬野馬追」。人馬一体の盛り上がりと、苦難から立ち上がる人々の様子を感じることができました。震災以来、福島原発の20km圏内に位置したことで人影が途絶えていた小高区。そこに鎮座する小高神社に響いた"始まり"の法螺の音に蝉の声がかき消されました。4月に警戒区域や計画的避難区域が解除になったものの、インフラの整備の遅れに加え、寝泊り・宿泊が禁止されていることなどから「復興」にはまだまだ程遠く・・・立ち入りできなかったため復旧や撤去作業も進んでおらず、倒壊したままの建物や国道の海側には津波で流された自動車などが残っていました。馬や牛など動物の行き来もまだ禁止されているため、今年の祭りは地域の馬だけで執り行われたそうです。色鮮やかに相馬民謡の踊り奉納。竹矢来の中が御祓いされ、お清めの塩が空を舞います。ご神木の松と、その隣の桜の大木が暑い日差しから守ってくれました。この桜、まだ避難区域だったために誰も愛でる人が居なかっただろう今年の春もたくさん美しい花を咲かせたんだろうなぁ。偉いぞ！騎馬武者が神社の外から裸馬を１頭ずつ矢来の中に追い込む「野馬の追い込み」。かなりの速さで駆け込んで来るので迫力があります。痩せてるなぁ、ごめんね、「避難した」というニュースにすっかり安心して任せっぱなし、支援金を募集してたのとかその後の情報を調べもしなかったんだ。いつもいつも後手後手だ、私って学習能力がないんだな。今年は3頭の裸馬が追い込まれました。「次は何が起きるの？」って様子で寄り添っていたのですが、退屈したのか背中が痒かったのか盛大に砂を巻き上げゴロを打ちはじめ・・・（笑見てると自分もやりたくなるのか他の馬もゴロンゴロン。あ、懐かしい故郷に帰って来ることができて嬉しかったのかもしれませんね。しか～し、ゴロを打ってる場合じゃないかもよ～ほ～ら、白装束の御小人たちが何やら動き出しそう・・・うわー、野馬を素手で捕まえ奉納する「野馬懸」が始まりました！転ぶ人やら、アワワわわ～「そこのオバサン、ボクの友達が後ろで捕まっているんだが大丈夫だろうか？」大丈夫、何でも千年以上続いている神事らしいよ。陣羽織の軍師も笑顔、観客も笑顔、久しぶりに歓声に包まれる小高神社、「みんなの笑顔のためならばボクは喜んで捕まりますよ～だ」「でも、ちょっと縄を咬んでもいいですか？」ダメです、神馬らしくしてください（笑君の肩の向こうに　明日へつながる思いが見えた　悲しみの翌年の夏

  2012.08.10

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  相馬野馬追・神旗争奪戦（南相馬市雲雀ヶ原祭場地）

  相馬野馬追２日目午後、ど迫力の甲冑競馬が終了してしばらくの後、羊腸の坂を登りきった所にある本陣から「ブォ～ッ！」と法螺の音が鳴り響きました。まるで戦国時代の合戦場と見まがう雲雀ヶ原の草原（内埒）。花火とともに天高く打ち上げられた二本の御神旗、その目を凝らしても見えない天上から舞い降りてくる御神旗を手にしようと、雲雀ヶ原を人馬入り乱れて駆け巡る「神旗争奪戦」の開始です。舞い降りてきた青の御神旗をつかみ取る瞬間！今度は黄色の御神旗がひらりと！そして御神旗を取った騎馬武者が喝采を浴び坂を駆け上る・・・これが20回繰り返されます♪毎年この相馬野馬追に参加していたご長男を津波で亡くされたお父様も、66歳の体にむち打ち遺影を胸に「あいつと二人の野馬追だ」と、炎天下に重い甲冑を身につけ塩をなめながら参加されていたそうです。詳しくは、河北新報 － 「あいつと野馬追駆ける」 津波で長男犠牲、遺影胸に出陣 －今年の相馬野馬追、震災後のそれぞれの思いを胸に通常規模での開催に漕ぎつけた「復活の野馬追」 「負けない福島」の矜持に目を見張った人も多かったのではないでしょうか。青の御神旗をつかみ高く掲げる人もいれば（写真の真ん中ちょっと上）、これだけの凄い数の人馬が一斉に御神旗を目指すとなると落馬する人もちらほら。怪我をされてなければいいのですが・・・舞い降りてきた↓赤の御神旗が、（おっ、「十二神将」の旗指物！　新薬師寺の十二神将、いつか見てみたいなー　奈良だけど、土地勘ないけど）地面に落ちたと見るや馬上で器用に180度体を回転させつつヒラリと飛び降り、見事に取ったり！この身のこなし、ひょっとして伊賀の血を引いているのかも（忍者）。混乱の中、冷静に見下ろす馬の目線もステキですっ♪2人同時にご神旗をつかみ取った場合はどうするのか？争ったりしません、2人仲良くご神旗を持ち並んで本陣へ登って行きます。"赤い糸"ならぬ、赤いご神旗でムニャムニャムニャ。。。　また余計なことを考えてしまいました。。。　反省。取ったどぉ～！君の肩の向こうに　甦る力が見えた　悲しみの翌年の夏帰路、近道をすると言う人に同行し照り返す砂地の走路を歩き柵をくぐった所で一休み。息子をして「幼稚園児を連れて歩いてる気がする」と言わしめたあの「バッグ斜め掛け」で少しでも楽に歩こうと荷物を整理し、汗を拭き、水分補給！木陰で観戦していた方に「暑いですね」と声をかけたのがきっかけだったか会話が始まり、札幌から来たと知るととても喜んでくださったのですが、「私にはこんなことくらいしかできなくて・・・」とかなり後ろめたく自嘲気味な私。ご兄妹で浪江町と小高区からそれぞれ避難生活をされておられる方々で、お兄さんの避難先が会場の近く（原町）だったことから一緒に見に来たということでした。「津波の被害はなくて放射能の影響だけなものですから家がそのまま残っていて、どうも新しい生活をして進んでいかなければ、という実感がわかなくて。ちゃんとしっかりしなくちゃいけないんですけど、家がそのままあるものですから・・・」と話す妹さん。「ほんとうは、"ちゃんとしっかり"頑張らなければならないのは（被災していない）私たちで、被災された方々が"ちゃんと"も"しっかり"もしなくて済むようにしなければいけないんですが」と答えていて不覚にも声が詰まった。笑わせなきゃダメでしょ自分、涙はうつることもあるんです（もらい泣きとか）。「被災地を気にかけ札幌から来てくれるなんて・・・」と目頭を押さえてしまった妹さん、ゴメン。小高区から避難しているお兄さんが「仕事で明日の小高神社の野馬懸には行けない」と聞き、「私がお兄さんの代理で行ってきます！小高の神様が"とんでもない代理が来た"って頭を抱えるかもしれないけどっ」と調子のいいこと言いながら笑ったら、「だいじょうぶ、喜ぶと思います。よろしくお願いします！」とみんな笑ってくれました。雲雀ヶ原で会った方に「今日の夕方、相馬中村神社でかがり火が焚かれ直会（なおらい）の宴が催されるのでぜひ見に来てください」と勧められました。「部外者でよそ者の私なんぞが神聖な場所に入って叱られないんでしょうか？」とビビる私に「相馬中村神社にはそんな事を言う者はひとりもおりません」と力強いお言葉。例のタクシー会社の老人による妨害にもめげず（詳しく書くと気分が悪くなるので省略っ）夕方ご帰還を待つ人が行き来する相馬中村神社を訪れてみました。境内に足を踏み入れると急に雨が降ってきたのですが、あの言葉通り・・・会場の設営をされてた青年がすかさず「テントの中でお休みください」と声をかけてくださり、「みなさんが戻ってきて邪魔なときは教えてください、すぐテントから出ますから」と言うと、「ずっと居ても大丈夫、何か言う人がいたら僕にいいって言われたと言って下さい」とまで・・・そのテントの中からチャッカリ撮影（笑勇ましい馬の絵を背にかがり火が焚かれ会場が整えられていきます。武者たちが帰還し直会（なおらい）の宴が始まる頃には不思議と雨も上がり、本祭りが無事終了した喜びを人も、そして鎮守の森も噛みしめているようでした。

  2012.08.08

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  相馬野馬追・甲冑競馬（南相馬市雲雀ヶ原祭場地）

  相馬野馬追２日目、正午になると甲冑競馬の始まりを知らせる陣太鼓・陣螺が合戦場となる南相馬市雲雀ヶ原祭場地に鳴り響きます。甲冑の兜を脱ぎ白鉢巻を締め駆け抜ける騎馬武者のスピードに・・・カメラが追いつきませんっ（大笑デジタルじゃないフィルムカメラを2台携えた初老の紳士から5mほど間を空けた場所に「ここ、お邪魔になりませんか？」とお断りしてから陣取っていたんですが、「うはは～、早すぎて撮れない～、面白すぎる～」と笑い転げる私を見て・・・　笑ってました（汗事前に「場内撮影許可証」を購入していたので一周1kmの走路の内側（内埒）から撮影。（って、添付書類によると他に特設撮影場所が2ヶ所あるらしいも見つけられず）発走直前の若武者たち・・・いざ、発走！！相双を訪れてからずーっと思ってたんですけど、皆さんカッコ良すぎませんか？このまま黒澤映画やハリウッド映画に出演しても違和感ないと思います！！馬が蹴散らす砂が騎馬武者の頭より高い位置まで舞い上がっているのが見えるでしょうか。柵のそばに居るとそれがバラバラと音を立て私の麦藁帽子やカメラに降り注ぎ・・・周囲の人たちが大慌てで逃げたり砂を払う中、「うはは～、臨場感バツグ～ン、面白すぎる～、毎週でも見に来たい～」とひとり喜ぶ私。一着、二着と着順票をもらった騎馬武者が誇らしげに"羊腸の坂"を駆け上ります。蹄の地響き、馬の息遣い、武者の掛け声、旗指物が風を切る音、歓声・・・君の肩の向こうに今年はいない馬に乗った今年はいない武士（もののふ）たちの笑顔が見えた気がした悲しみの翌年の夏 

  2012.08.06

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  相馬野馬追・お行列（南相馬市原町区野馬追通り）で岩手発見！

  国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」２日目、南相馬市原町区のなんと通りの名前も"野馬追通り"を3km先の雲雀ヶ原祭場地へ向けて、400騎以上の騎馬を含むお行列がひづめの音を響かせ進軍します。自分の郷が滞りなく進んでいるかどうか馬を自在に操って行き来し確かめる騎馬武者。わーい！ときどき大きなばん馬もやってきます！武者を軽々と乗せてますね。近くでお年寄りたちが「昔の行列はみんな家で働いてる農耕馬だったんだよ。今はトラクターになって居ないけど」と懐かしそうにばん馬を見ながら話していました。だとすると、この大きなばん馬たちはどこからやって来たのだろう（ﾜｸﾜｸ地元の人が知ってる顔を見つけて「〇〇さ～ん」と声援を送るのにちゃっかり便乗してその横で「がんばれ～、馬ぁ～」と笑顔で手を振ってたら、知り合いの知り合いと思ったか取りあえず笑顔を向けてくれる騎馬武者さんがいたり、「で、えっとー、誰でしたっけ？」と馬上で 恐怖に 固まる騎馬武者さんがいたり・・・　ゴメン。いやー、私の顔に驚いて落馬する人が出なくて本当にヨカッタ。地元に根ざし溶け込んでいるお祭り（神事）だけあって知り合いが何人かは参加しているようで「あ、〇〇さんだ」とか「〇〇ちゃんが来た！」という声がそこかしこで聞かれました。騎馬武者の皆さんご注意を！怪しく手を振るナンチャッテ地元民が紛れ込んでいます・・・うひひ中ノ郷（南相馬市原町区）、小高郷（南相馬市小高区）、標葉郷（浪江町・双葉町・大熊町）、そして北郷（南相馬市鹿島区）と宇多郷（相馬市）の順に続く壮麗なお行列が、陣太鼓と螺（ほら）役の合図で止まり隊列を整えながら進んでいきます。くっ、首のあたりが逞しい・・・浪江町・双葉町・大熊町を包括する標葉郷の陣は、原発避難区域等の影響を被り他の郷より更に避難先など遠くから馳せ参じた人馬が多かったのではないでしょうか・・・このあと行われる「甲冑競馬」「神旗争奪戦」を観戦すべく、人・ひと・ヒトで大混雑の雲雀ヶ原祭場地へ徒歩で移動し人の流れに従って歩いていると、おお～っ！視力0.3裸眼暮らしで義兄が目の前に立っていても気づかないことがあるのに、見～っけ！テレビで何度も拝見したことがある＋録画して何度も見ている岩手県遠野市の馬搬（ばはん）の馬方（うまかた）さん！（遠野では"地駄引き"とも言います）馬搬＝馬と人が山から木材を運ぶ作業。今はもう数人しか残っていません。ロレックス/ROLEX 「日本列島 知恵プロジェクト」のHP、内容が濃いわぁー歩きながらなぜかこのトラック ↑ にばかり目線がいってたんですよ、不思議不思議。ここでも「お会いしたかったんです～！」と駆け寄り驚かせてしまいました（汗だって日本でいちばん会いたかった人といっても過言ではないくらい♪何でもはるばる岩手から、自分たちが甲冑を着て参加するわけではなく、相馬の野馬追の武者に乗ってもらうため暑い中48頭もの馬を連れてやって来たそうです。そうかー、あの大きなばん馬たちの出所はやっぱり岩手であったか。相馬で暮らしていた370頭余の馬のうち半数以上の200頭余が震災で亡くなったそうです。こんな繋がりも生まれました：「警戒区域の馬８頭救出、岩手で感謝の野馬追行列」「うちの馬、帯広のばんえいで走ってたんだよ。見ていいよ」と馬運車を覗かせてくれました。そしたらもう、顎から汗をポタポタ垂らしながら穏やかにこちらを見つめるあのつぶらな瞳。猛暑に怯まず岩手から来たのか、帯広に居たのか、そしてこの人混みの中で会えたんだ、そう思ったら泣けそうになったので、そしてずっとここに居てしまいそうだったので、「札幌に戻ったらニンジン送りますっ！」と手を振ってこの場所を離れました。（ニンジンの産地・富良野に電話したら「収穫できしだい発送します！」とのことでした。もうちょっと待っててね）それにしても、相馬の神様は伊達なはからいをなさってくださるなぁ・・・お行列の馬の前を横断するのは危険だから絶対に止めるようにと警察官が叫んでいるのに、大人ならちょっと考えりゃ言われなくてもそれくらい分かるだろうに、騎馬武者のすぐ前を横切ったNikonの一眼レフバリバリな東京っぽいオバチャンがいてさ、危険行為を諌めるため大声で注意しながら馬で何百メートルも追いかけることがあると聞いていたので、当のオバチャンはニヤニヤ立ち去ろうとしていたんだけど、慌てたのはそれを目撃した地元民とナンチャッテ地元民の私。睨みつけ今にも追いかけ出しそうな騎馬武者さんに「申し訳ありません、今日のところは」とか「私の方から注意しておきますから」とか「まぁまぁここのところは」と詫びること暫し、なんとか騎馬武者さんの恩情で事なきを得ました。へ？そのオバチャンはどうしたかって？「何やってんの？」って感じでとっとと立ち去りましたよ。うーん、思い知らせるためにも追いかけられたほうが良かったのかも。馬は急に止まれませんし、大勢の警察官が「横断しないで下さい！」と叫んでるのにさ。後から「あいつのカメラ壊れろ。もしくは電池切れろ。またはSDカードのデータ消えろ」と念じたのは言うまでもありません。君の肩の向こうに　守り続ける決意が見えた　悲しみの翌年の夏

  2012.08.04

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  相馬野馬追・北郷本陣（南相馬市鹿島区）

  相馬市の相馬中村神社から出陣した総大将と宇多郷の軍勢は、南相馬市鹿島へと進軍し（途中は馬運車でね）北郷本陣（海老原家）で北郷勢と合流します。「オバチャン、今日はポケットにニンジン入ってないの？」炎天下での待機、誠にご苦労さまです！ごめん、今日は「そこで何をしておる！」と成敗されそうな気がしてニンジン持ってないんだ。北郷本陣では北郷勢の式典が執り行われていました。日本酒で乾杯。この暑さの中、甲冑を着たまま日本酒を飲んでも倒れない日本人に心の中で乾杯！子供の姿もちらほら。先輩たちの姿を見て学び一千有余年の相馬の伝統を継いでいくのでしょう。見物客がいなかったら、戦国時代にタイムスリップしたと思ってしまう光景がそこかしこに。何と言いますか、もののふ（武士）？　ますらお（丈夫）？震災で命を落とした仲間や愛馬、原発事故で餓死していった愛馬、津波で流されてしまった家や先祖伝来の甲冑・太刀・旗差物、遠方への避難・・・そんな未曾有の苦難に屈することなく立ち上がり、ほぼ震災前の規模での開催まで漕ぎつけた心意気、参加できくなってしまった仲間への思いが、彼らの汗の中に見えるような気がしました。一同声を合わせて謳うのは民謡「相馬流れ山」でしょうか（You Tube）。腹の据わった声がそれぞれの思いを乗せて晴れた空や故郷の森羅万象に沁みてゆきます。君の肩の向こうに　希望が見えた　悲しみの翌年の夏

  2012.08.02

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  相馬中村神社・出陣の儀式（相馬野馬追）

  相馬野馬追１日目、相馬中村神社・相馬太田神社・相馬小高神社の各妙見神社で行われる出陣式を相馬市の相馬中村神社にて拝見しました。「出たなオバサン、その体重でオレに乗ろうと思うなよ」馬たちが待機している広場にいた感じのいいおじさん二人組に「写真撮ってもいいですか？」と尋ねると「なんも遠慮しなくていい、野馬追はどこを写してもいいんだよ」と教えてくれ、「うちの馬は大人しいから、近寄ってもさわっても乗ってもいいよ～」と言ってくださいました。不思議と行く先々でひょっこり現れた人がいろいろ教えてくれたり助けてくれたりしたなぁ。残念ながらひとつだけ嫌なことが・・・　問い合わせた相馬市の中村タクシーでたまたま電話を受けた老人（前社長）に取り憑かれ「こことここは自分で行けるので結構です。ここだけお願いします」って言ってるのに夜な夜なかかってくるオチのない長電話から解放されたくて根負けし案内（もちろん代金は支払いました）を頼んだら、案の定何度も事故りそうになるわ人の話は聞いてないわ、自分の昔話ばかり話し続けるし（同じ話を何度も）忘れちゃったのかお願いした復興市場や甲冑工房等々には行ってもらえずお願いしてない所には連れて行かれ、しまいには「小高神社の野馬懸はつまらないから行かないほうがいい」だの「福島に美味しいものも珍しいものもない」だの・・・　夜もホテルの部屋まで何度も電話をかけてきて気持ち悪すぎるので無視したらフロント経由で電話をつなごうとし、最後にブチ切れて「何か用ですか？」と電話に出たら「用はないけど、シャワー浴びてたんでしょ。さっきお話し中だったけど誰と電話してたの？おれに何か用事あるんでない？」云々ですと。「用がないなら切ります」って切ったらビビったのかかけてこなくなったけど、その他にもいろいろ、人生最大級の嫌な思いをしました。それで神様が「これではあまりにも可哀想すぎる」と思われたのか、次々といい人に出会わせてくれたのかも♪　ひょっとして「人間万事塞翁が馬」？　馬！？総大将のご到着を待つ方々、の後ろの馬の像に釘付け（ゴメン左右に置かれていたので「狛犬ならぬ狛馬？」と思ったらば、「御神馬」像だそうです。総大将のご到着～！みんながフレンドリーに手を振ったり声をかけたりするので「え？？？」と首をかしげてると、横にいた女性が「彼、うち（相馬市）の市長なの」と教えてくれました。ううむ、相馬市長になるための必須条件は「馬に乗れること」なのかもしれない、素敵だ。総大将の兜をうやうやしく外す瞬間を見たりっ！昔なら「この無礼者っ！」と切り捨てられてるかも（汗参拝し、祝杯をあげ、準備が整ったところでいざ出陣！総大将の合図で騎馬武者をはじめ御一行が威風堂々と出陣していきます。観客も行列も、その数に圧倒されました。この後、暑さにも負けず市内を行列し北郷陣屋（本陣）へ。総大将を擁する相馬中村神社の出陣の儀式はとりわけ厳かなのだそうです。うわー、可愛らしい女の子の御使番♪おっと、市民に微笑を振り撒きながら総大将（相馬市長）もご出陣。そして相馬中村神社の御神輿が続きます。暑さにヘコタレ木陰から撮っていたんですが（ｵｲｵｲ、甲冑を着てる人のことを思ったら・・・）横にいたご婦人が「ここにお座りなさい」と声をかけてくれ、お話を聞くと微笑みながら「仮設住宅に住んでいるおかげで見に来れました」と。実はとっても前向き（positive）なお話で、「家にいる頃（震災前）は出かけようとすると家族との兼ね合いや、一応ご近所にも声をかけてみたり、車を乗り合わせる約束をしたりが上手くいかず出かけられないこともあったけど、今は自分が行こうと思ったらすぐ一人で出かけられる」とのことでした。きっとそれだけじゃない大変な大変なこともあった（ある）んでしょうにそれは胸に畳んで、いい事を探し出して喜びにつなげるまるで「少女パレアナ」のような考え方。「もう北海道へは行けないかもしれないけど、北海道の思い出は胸の中にあるから」と笑った彼女の横顔が・・・細部まで見事な細工を施された甲冑と装束に身を固めた武者たち。 君の肩の向こうに　古（いにしえ）が見えた　悲しみの翌年の夏

  2012.08.01

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  相馬小高神社・野馬懸（のまかけ）

  ただいま *^-^*夕刻、福島県南相馬市の相馬野馬追から帰宅しました。疾走する裸馬を素手で捕まえようとする御小人たち。3日間にわたる相馬野間追祭の最後を締めくくる「相馬小高神社・野馬懸（のまかけ）」。騎馬武者が小高神社境内に追い込んだ馬の中から神のおぼし召しにかなう馬を御小人とよばれる若者たちが素手で捕らえて奉納するという昔の名残をとどめる古式にのっとった神事です。法螺貝を吹ける人がこんなにたくさん居るなんて・・・　ぶぉ～震災で崩れた鳥居を再建し、地震・津波の大被害に加えて原発事故のせいで一時帰宅はできますがまだ住むこと・宿泊のできない小高地区に集まった散り散りになっていた人馬、報道関係、観光客。今ごろはまた人の気配の消えた不思議な静寂に覆い尽くされていることでしょう。御神木の木陰が今日の暑さをやわらげて下さいました。海外のメディアでしょうか。朝の9時前から11時過ぎまで南相馬の小高神社に居たのに、夕方6時には千歳空港に到着！3日間に渡って執り行われた相馬野馬追の様子は、まとめてから紹介したいと思います。昼間は仙台や福岡と同じ32度だったらしい札幌・・・ただし今のところ朝晩は涼しいので今夜は久しぶりにゆっくり眠れそうです。

  2012.07.30

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  北海道ガーデンショー ・ ばんえい競馬とあわせてどうぞ

   6月末に十勝千年の森で開催されている「北海道ガーデンショー」に行ってきたのをお伝えし忘れていました。 北海道、十勝。　大地が、庭に、恋をした。北海道ガーデンショー/Hokkaido Garden Show十勝千年の森（北海道清水町）にて　2012/10/08までアレですよ、札幌大通公園のように数ヶ月しか持たない花の苗を植えつけてどクッキリ色分けした「ど花壇」があると思って行っちゃあいけません。ビジターセンター兼ショップのマンサードホール横に塀のように積まれた丸太の隙間には、こんな風に周囲の景観に馴染む色合いの花が植え込まれていました。おっと、自動販売機もグリーンでカモフラージュ（笑帯広駅前から土日とお盆休み期間運行されている十勝バス「北海道ガーデンショー 日帰り路線バスパック」を利用して行ったのですが、バスの中で「お一人ですか？」と声をかけられまして・・・　　中標津から来たご婦人に（爆で、この後行動を共にすることに。14：30ごろ会場に到着するも偶然その方も私もお昼を食べ損ねていたので、まずは「花よりだんごコース」！　森の中をブンブン歩き「手打ちそば処　ほおの木」へ。富山県から帯広市の緑ヶ丘公園に移築されていた明治20年建築の合掌造り古民家を2003年にこちら（千年の森）に復元した建物だそうです。雨上がりというか時々小雨のお天気で、ちょっと緑の色が不思議な感じ。アスパラと甘えびのかき揚げ天そば、サックサクのツ～ルツルぅ～♪蕎麦屋の窓の外は森だ。窓の下に植えられていた蕎麦に白い花が咲く頃もキレイだろうなぁー食後、400ha（東京ドーム85個分）という広さに方向を見失いつつヤミクモに出発。森の自然を生かしつつ庭をデザインしていると思われ・・・　恐竜が出てきそうな・・・中標津さん（ややこしいので命名）は「ここの草も木もサイズが大きい！」と感心してました。森じゅうに堆肥を蒔いたりはしていないと思われ、十勝岳噴火による降灰の恩恵でしょうか、十勝の大地にはばん馬のような力が漲っているんだと思います。スタッフブログを遡って読むと2年以上も前からガーデンショーの準備を進めていたようで、ゆったりと環境に馴染んで根付いている植物たちの様子が心地いいです。風が止まる、木々が水に映った自分の姿に見惚れる。池に沈んだ切り株から若木、厳冬をやり過ごしここまで育つのに何年かかりましたか。コンペティション・ガーデン優秀賞「森の蜃気楼」 法政大学大学院デザイン工学研究科森は造形に媚びもしないが拒みもしない。アクリルパイプの原っぱをさわったり通り抜けたり、或いはふと立ち止まったり、常ならぬ空間と感覚を自由に体感できるのが楽しいです。木道脇の水盤に映ってた樹冠を風がくずした。帰りのバスの時間（17：20）までに見られたのは、この全体絵図面の右下のほんのちょっと、「デザイナーズガーデン＆コンペティションガーデン」のあたりだけ（笑13：30発14：25着のバスで到着するなり「花よりだんご」で「蕎麦屋へGO！」でしたし、その後もオープンテラスでコーヒー飲んだり買い物したりしてましたから（汗帰りのバスが混んでいたのは、9：35発のバスで来てゆっくり１日かけて見ていた人たちが合流したからかと。自家用車で来れなくても帯広発のこのバスパックは当日券が付いて2000円とお得ですし、東京や関西発着のツアーや道内発着のバスツアーもたくさん出ています（参考：札幌発）。JR十勝清水駅からは昭和タクシーが片道2500円の固定料金で走ってくれるそうです（要予約）中標津さんが「主人が来なかったので使わなかったからあげる」と入場券を1枚下さったので、秋の晴れた日にでもまた訪れねば。もちろんばんえい競馬とあわせてvデザイナーズガーデンの近くの草原で2頭の馬が仲良く草を食んでいました。この子達は幸せそうですが、しなくていい苦難に遭った馬や人々もいます。今週末から「旅行さ行くなら東北だべ」第？弾で千歳から仙台へ飛び福島へ。ご用の方は福島県相馬市、南相馬市雲雀ヶ原祭場地、小高神社などなど、国指定重要無形民族文化財「相馬野馬追」までお越しください（笑震災後、原発事故（菅は未だにワケわかんねぇ）による政府の避難指示で飼い主が避難させられた厩舎で瓦礫に埋もれ膝まで水に浸かったまま亡くなった馬の間で凄い怪我を負い痩せ細りながら3週間後に救助されたサンライズ号たちも出陣するそうです。参考にしたブログ　ニュース１　ニュース２　ニュース３　ニュース４　（去年の情報もあり）まだ荷造りもしておらず震災の影響で観光地の様子や情報も未確認ではありますが、種から育てた庭のネモフィラの花の上にアリがいたから「それもアリ」という暗示かと（汗ダジャレは日本の夏を涼しくするか。

  2012.07.25

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  ビストロ コムニ/BISTRO KOMNIは帯広競馬場の敷地内

  6月末にひとりで帯広へ行ったとき立ち寄った「ビストロ コムニ/BISTRO KOMNI」は、帯広競馬場に隣接するキュートな商業施設「とかちむら」の中にあります。昔の名前 で出ています 「NEEDSFARM～cafe＆bar～」の頃より2倍以上の広さになって2011年11月にリニューアルオープン♪「またレースを見に戻るのでパパッと食べられるものをお願いします」と言う私を見て店長が「前にもお越しになられてますか？ひょっとしてブログで紹介してくれた方？」と・・・ぎゃっぽーん、驚異の記憶力！ブログを見返したらば前に来たのは2010年の秋のことじゃった。あの夜は最終のJRで札幌に戻るべく後ろ髪を引かれながらお店を後にしたのですが、ブログに店長さんらしきジェットさんから「ひょっこり戻って来たら面白いなーなんて（笑）」とコメントまでいただいてました。あのねー、店に戻ったらさ、もう1泊しなきゃだべ（汗その時のブログはこちら、最後の写真が店長さん。飲食店などでは他のお客さまのこともありますし大きなカメラで撮りまくるのははばかられ、お店にお断りしてから居酒屋用小さなカメラを出しこそっと撮るようにしているのですが、この時は「その節はキレイに写してもらって。。。　もうどんどん撮ってってくださいっ！」と店長がスタッフにも周知してくださったので、「それでは・・・」とお言葉に甘えおもむろにばん馬用大きなカメラを出しカシャッと数枚。↑ 素敵な空間でしょー ↓コレが"ばんえい帯広競馬場"の敷地内にあるんだってば、ウソでないってーピッカピカに磨き上げられた鍋が並ぶオープンキッチンでは手際よく料理が作られていきます。この日の11R「柏林賞（BG3）」に間に合うべくパパッと作ってもらってパパッと食べたのは、なぜか胃にもたれない欧風カレーにチーズと温泉卵を乗せ焼き上げた「焼きチーズカレー」！チーズと卵でカレーのコクとまろやかさが増し、更に最後まで飽きることなく一気にぺろり♪時間のあるときならばコース料理やパーティープラン、はたまたこんな北海道の恵み満載のお料理でゆっくりワインを傾け・・・あ、こんなところにワインが！（笑1杯だけという約束で（誰との約束か、それは自分との約束である。が、守られないことも多い）白ワインをグラスでいただいたんでした。しかしこのグラスが空になった頃「サービスです」と笑いながらワインを注ぐ店長登場・・・「うへっ」と困らせてやれーと思い「オバサン酔わせてどうするつもり？」と尋ねたら、さすがです、顔色ひとつ変えず間髪入れず、「酔わせてばんえいの馬券を買わせようとしているに決まってるじゃないですか！」という完璧な模範解答が返ってきました。見事な返しです、そしてワインごちそうさまでしたv（ばんえい十勝のみなさーん、ビストロコムニさんは馬券の売り上げに協力してますよ～）そして暗示にかかりやすいかもしれない素直なオバサンは、帯広競馬場にかかる三日月を見上げ酔った頬に心地よい十勝の風に吹かれながら、無事に馬券を購入することができたそうな、めでたしめでたし。ナイター開催中のばんえい競馬の最終レースは夜8時35分発走ゆえ、仕事や用事が終わってからでもじゅうぶん楽しめます。この夜行われた進化する4歳馬たちの戦い「柏林賞」、闇を押しのけ第2障害を越えてきたフジダイビクトリーが今年の覇者となりました。入澤和也騎手とフジダイビクトリー 牡4歳 本別町生まれ 馬主：佐藤敏律さん 林厩舎◆ビストロ コムニ/BISTRO KOMNI◆　帯広市西13条南8-1 帯広競馬場　とかちむら内木曜休　Tel：0155-66-6778　営業時間：11時～23時（15時から18時はクローズ）

  2012.07.22

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  酒庵おか田（帯広）で「十勝晴れ」を飲み干すと晴れるかも

  ♪あの日もお酒が飲めたのは～2012/07/07・11R JA幕別青年部杯 発走時刻-20:002着・キョウエイボーイ 牡11歳 菊池一樹騎手 馬主：田村全さん 大橋厩舎ばんえい十勝のおっかげですぅ～♪同じく　１着・ヤマトジャイナー 牡6歳 島津新騎手 馬主：近藤勝雄さん 岩本厩舎少額でもばんえい競馬の馬券を買うことが馬の居場所確保につながると思い、帯広競馬場へ行ったときは多くても3000円/1日くらいですが投票してます（ケチ！）（ふだんはオッズパークや楽天競馬経由でインターネットから投票）帰り際に自動払い戻し機に投票券を入れたら上の写真の2頭↑が的中していたのに加えて他のレースも的中していたらしく、福沢クンやらその他大勢が出てきてワーイ！当たったといえば、投票券1000円ごとに1本引けたJA幕別町プレゼンツ三角クジでスズラン印の上白糖も当たりました。的中したお金を握りしめツレとふたり数年ぶりに帯広駅から5分ほどの「酒庵おか田」へ。道東に位置している帯広、厚岸の新鮮な牡蠣など魚貝も美味しいモノが揃います。みずみずしさと濃い甘さに「どうしてウチで食べるのとこんなにも違うのか・・・」と10秒くらい悩んだアスパラの炭焼き。 シンプルだからこそ素材の新鮮さと料理人のひと手間で差が出るんだねー鯨3点盛り、右から、おばけ酢みそ・さえずり・赤身かな。遠火でじんわ～り炙られているのは、カスベの一夜干し～カスベのぬたや煮付けはよく食べますが、一夜干しは初めてです。カスベの旨みがいちだんと凝縮された味わい。もーこの辺になるとね、福司を飲んでるんだか北の勝を飲んでるんだかもよく判らず・・・（汗ツレが、ホッキの刺身でひとりヒレ酒を飲んでた地元のお兄さん（後で聞いたら23歳ですって、シブい！）に自分が飲んでるお酒を勧めたら、お兄さんから焼き牡蠣がドーンと届いて恐縮しつつすっかり仲良くなって話しが弾み、「また"おか田"に集合しようぜぇー」ということになったり、真面目そうな板前さんふたりをアホ話で「ふふっ」と笑わせることに生きがいを感じたり、楽しく 老ける 更ける帯広の夜☆翌朝早く、エゾリスに会いに行く予定だったのですが、私は5時半に起きて一応ツレに声をかけてみるも飲みすぎで起き上がれる状態ではなく断念。豆も美味しい十勝、黒大豆で作ったお豆腐です。あ、横に添えられてるのは「山わさび」、英語だとホースラディッシュ、ホース（horse）って馬だべさー（笑濃くて甘い味が広がる黒大豆とうふにスッキリした山わさびの辛さがよく合います♪アホ話で笑わせたご褒美でしょか、サービスで出してくださった白菜の浅漬けにも山わさびが添えられてました。うーーーん、山わさびはクセモノなんですけどねーお酒がどんどん進んじゃうんですコレ。それが証拠に、2月に4000本限定で発売になるもすぐ完売したと風のウワサに聞いていた音更町産の酒米「彗星」を大雪山系の深層地下水で醸した純米吟醸「十勝晴れ」を、"おか田"さんが1本出してくれたんですけどペロリと飲んでしまいましたし（汗「"十勝晴れ"を飲んだのに明日晴れなかったら・・・"おか田さぁーん、晴れてませんよー！"ってシャッターを叩き続けてもいいですか？」とオカドチガイなことを言いながらちゃっかり空いた瓶をもらって帰った理由は、十勝平野の真ん中でこんな風に↓「十勝晴れの空の下の"十勝晴れ"」を撮りたかったから（笑（もーいいトシなんだからこういうイタズラはやめようと思いつつ・・・）おか田さんの「変なオバサンに押しかけられシャッターをたたき続けられては堪らん！」という思いが相当強かったのか、地元のFMラジオは「今のお天気」を曇りや俄か雨と伝えていたのに、私たちの行く先々だけ・・・　"十勝晴れ"でした（笑酒庵おか田：帯広市西1南10 19-1　Tel：0155-25-3190　営業時間17：30～22：30

  2012.07.19

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  国際トラクターBAMBA第１０回記念大会（北海道更別村）の１コマ

  十勝平野・更別村で開催された「国際トラクターBAMBA」会場に、ランボルギーニ（イタリア）のトラクターが登場！Lamborghini R8　270馬力　馬主：弟子屈町・岡林牧場遥か遠い弟子屈町から更別までこの大きなトラクターをトラックに乗せて運んできたと思われ、父さん、僕はその熱意と苦労を思うと・・・　ﾙ～ﾙﾙﾙﾙ...迎え撃つのはドイツのフェント！Fendt 930 VARIO TMS　300馬力　馬主：中札内町・上札内機械センターレース前はどのトラクターも磨き上げられピッカピカ！（農業被害対策として参加するトラクターには外回りとキャビン内の洗浄と搬送車両の洗浄も義務付けられているそうです。）なんと、この日のために塗装しなおしたトラクターもあったとか（笑大きなトラクターのタイヤと何トンもあるコンクリートのソリの向こうの人間を見比べると、「巨人の国に迷い込んだ小人」ような気がしてきます。土ぼこりにまみれながら車軸をググッと曲げポールを器用に曲がって行くランボルギーニ。タイヤもシブくてねぇ、スウェーデンのトレルボルグ（TRELLEBORG）っちゅうやつでした。続いて登場したこの左に大きくハンドルを切っている赤いトラクタはァ～は、ケースＩＨ（英）！（フィアットが90%資本出資するCNHグローバル傘下の世界有数の農業機械ブランドだそう）Case IH puma 225　225馬力　馬主：帯広市・福田農場左の次は右へとスラロームしながら駆け抜けます。レースが終わるごとにコースを整備する更別運輸さん。この十勝の更別村は農家1戸あたり東京ドーム9個以上（約43ha以上）の農地を保有する日本有数の大型農業の村でもあるとか。この会場も畑なのかな、トラクターBAMBAが終わった後で何か蒔くのかな？東京ドーム9個じゃなく、畳9畳あるやなしやのウチの畑スペース、今年はどうしたことか緑のカーテンに程遠い状態のツルありインゲンとかが続出中でして、これから蒔きなおしたり植えなおしたりして間に合うモノがあるのかしらと興味津々。

  2012.07.16

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  ばんえいPR馬・リッキーは今日も行く！<２>

  「トラクターBAMBA」会場（更別村）にて、リッキーに乗ったお客さんに頼まれ写真を撮る服部先生を撮ってみた（笑（もーいいトシなんだからこういうイタズラはやめようと思いつつ・・・）リッキーは若い女の子たちにも大人気♪この男の子のファーストキスの相手は・・・　果たしてリッキーでいいのだろうか・・・だってリッキーは・・・　リッキーは・・・　牡（オス）だぞ（笑リッキーに指先を当てて見つめ合っているけれど、こうすると心が通じ合えるのでしょうか？　い、E.Tか？オヨヨ、この子達も指先を当てて笑いながら見つめ合ってるし、こちらの少年にいたっては指先を当ててお互い目をつぶり何かを念じているよう。私も今度、リッキーに指先をくっつけてみようっと。（拒否権はリッキーにあるけど・・・　たぶん拒否されるけど・・・）一昨年のチャグチャグ馬コ（岩手県滝沢村）で見つけた福々しい男の子。岩手の伝統と力を感じつつ、この日のためにLUMIXのミラーレス一眼を買い東京からの新幹線の車中で箱を開けて説明書を読みながら来たというワイルドな女性と田んぼの真ん中でオジサンに紛れワイワイ言いながら撮ったのを覚えています。そんな滝沢村の男の子を思い出してしまうほど福々しい男の子をリッキーの背中で発見♪写真を撮るご両親のためカメラ目線をキープするリッキーも偉いけど、大きな馬を見るのも乗るのも初めてだろうに堂々としている男の子も立派ですっ！☆ばんえいPR馬のリッキー号、今日もどこかで人の心をあったかくしていることでしょう☆rep：リッキーの生い立ちや性格を知る参考になりそうな記事はこちら。

  2012.07.13

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  ばんえいPR馬・リッキーは今日も行く！<１>

  「トラクターBAMBA」会場（更別村）にて、リッキー号の背中ではじける少年の笑顔。（お、「ニンジンの正しい隠し方」発見↑）ふだんは極力関係者以外の顔が写りこまないようにして、どうしても写ってしまった写真を使いたいときは了解を得ているのですが、こういうイベントになるとそれはほぼ不可能で・・・モザイクも入れてはみたものの芳しくなく、「苦情が来たら削除するかモザイクを入れる」と腹をくくり、 みんなの表情をそのまま載せさせていただきました。お父さんに抱かれた小さな男の子、ちょっとリッキーが怖いようです。「今度会うときは怖がらないでね」と言うようにじっと子供を見つめるリッキー。あ～ん！（うわー、女の子のぷくぷくしたお手て可愛い～♪ 私にもこんな頃があったんだろうに・・・）パクリっ！リッキーはか弱い人間を傷つけないようそぉ～っとゆっくりニンジンを食べます。いろんな動物がいる帯広競馬場の「ふれあい動物園」でも、リッキーやミルキーなどばん馬にニンジンをあげるのはビビらないんだけど、他の種類の馬やニワトリ、ヤギなどに差し出すと「バッ！」と来ることが多いのでビビりまくり、先日もその様子を見ていたどこかのオジサンに笑われました。しゅるしゅる～ちょっとニンジンが遠い場合は「吸い込む」というワザも使います。「この女の子、ボクのことが怖いのかな・・・」何かを語りかけるようにじーっとその女の子を見つめるリッキー。「ほら、さわれた♪ もう怖くないでしょ、帯広競馬場にも遊びに来てねっ♪」リッキーの生い立ちや性格を知る参考になりそうな記事はこちら。

  2012.07.11

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  十勝平野・更別村「トラクターBAMBA」で大人気の・・・

  7/8（日）、十勝平野更別村で開催された「国際トラクターBAMBA」の様子をチョットだけ。（いつもながら後日ちゃんと写真を整理してUPする予定は未定で暫定。汗）燃える男のぉ～　赤いトラクタはぁ～♪ by 小林旭帯広市から参戦の150馬力・西上農場さん！ただ真っ直ぐ爆走するだけじゃなく、1.5t～3tのソリ（コンクリートの塊）をロープで牽引しつつ、幅12mコースの中央に立てられた何本かのポールを倒さないようスラロームしながら走らねばならないという試練に満ちたレースです。（この馬体、じゃなかった、車幅で幅12mのコースをスラロームするのは難しそうだぞー）数日前の雨で地面はしっとりと落ち着いているにもかかわらず、巨大なタイヤに蹴散らされ土が舞い上がる大地。御者（「ばんば」なのでドライバーは「御者」）は似てるけど松山千春さんではなく、幕別町から参戦の144馬力・佐藤農場さん！「メカ馬展示コーナー」でトラクターに見惚れる人々（乗ってみてもOK！）CLAAS AXION 850 260馬力（ドイツ製）　馬主：コタニアグリ　ひゅ～ひゅ～こちらはお馴染みのジョンディア（John Deere）6930　150馬力　馬主：未確認。おおっ、人口3400人余の更別村とは思えないこのトラクターをしのぐ人だかりはいったい！？人ごみに隠れているけれど、あれは確かに・・・萌える僕らの～　黒いリッキー号ぉ～♪いつも「ばんえいPR馬リッキー号」と共にばんえい競馬ため各地を飛び回っている服部調教師（オレンジのシャツの方）と仲間たちがここにも笑顔を届けていました（感謝）大人気のリッキー号、これぞ元祖「１馬力」、心なしか向こうのトラクターが小さく見えます。ツレとふたり、リッキーの健気な写真を100枚以上撮ったので後日まとめて・・・それともうひとつ大人気だったのが、ノンアルコールビールたち（笑）いやー、どこかにバス停もあるらしいんですけど（更別村さま、バス停からの地図作ってくれ～。もしくは近隣の目ぼしい場所から有料でいいからシャトルバス出してくれ～。そしたら酒が飲めるんだ～）、とにかく広い十勝、ほぼ100％自家用車で来場してたような。だもの飛ぶように売れるわけですノンアルコールビール（笑）むむっ、リッキーの新しいライバルはノンアルコールビールかもしれない・・・

  2012.07.09

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  湧洞湖に咲く花の前に椅子を置いて

  エゾカンゾウなどが咲き誇る原生花園の脇道に椅子を置いて、目の前に広がるこんな景色を眺めながら、私が海岸を見に行ってる間にボレアルフォレストさんが小型コンロで牛乳を温め作ってくれたシナモンミルクティーと手作りのクッキー、　忠類村の道の駅で買ったパン工房パオ・パオの「ゆり根あんぱん」にかぶりつく幸せ～（ゆり根あんぱん＝パンの上にもゆり根のカケラが乗っており、中に入った白いゆり根餡にもゆり根がコロコロと入っていて買いだめしたくなる美味しさ。忠類村はナウマンゾウの化石で有名。パン工房パオ・パオもそうですが、あちこちでナウマンゾウの絵やオブジェに会えます♪）足元にはミヤマウツボグサ（たぶん）や、キンポウゲ。右からは波の音、左からは鳥の声、あ～もう札幌に帰りたくない～食事の後で展望台に登ってみました。展望台へつづく丸太を組んだ階段の周囲にも、チシマフウロウ、名前の分からない黄色い花、ツマトリソウ、外そうほう片が上向きなのでエゾタンポポかシコタンタンポポ（西洋タンポポに押され気味ですが滅びず頑張ってます）、そして階段の踏まれそうな所に咲いていたチゴユリなどなど。遠くで「べぇ～！！」と呼ぶ声に目を凝らすと（がんばれ視力0.3！）、沼の向こう側の開けた斜面に点々と、、、牛だぁ～あんな広い斜面をブイブイ闊歩してる牛たち、きっと逞しくて丈夫だべなぁ～明日7/7（土）七夕の日、帯広競馬場にて<JA幕別町×とかちむらイベント>『農畜産物ふれあい感謝祭 2012』が開催されます♪JA幕別町青年部が笹の木を設置してくれるらしい【あなたの夢を叶えます☆】では、農業にまつわる願い事を短冊に込めて掛けることができるんだって。まったく大きくなる気配のないウチのオクラが「大きくなりますように」と書いてみようかな・・・1,000円以上の確定前馬券を提示すると参加できる『幕別町特産品があたる抽選会』は18：30から♪　ちょうど片栗粉が無くなりそうなので、E賞の「JA幕別産片栗粉」が欲しい～＝詳しくは<ばんえい十勝・トピックス>のページを＝

  2012.07.06

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  十勝の海辺－湧洞湖（沼）原生花園・初夏の植物

  あら、今度の日曜日（2012/7/8）だわ、十勝平野更別村「国際トラクターBAMBA」♪写真を見るとタイヤだけで大人の背丈くらいありそうな・・・　それらが爆走するのね・・・ヤンマーやヰセキなど国産メーカーの他、ジョンディアやフェントなどなど、マニアックで巨大な海外メーカーのトラクターも参戦すると思われ・・・「馬力」の由来となった農耕馬も「忘れられちゃ困りますぅ」と顔を出すに違いない！うーーーん、トラクターとばん馬のツーショットぉーーー（夢見心地）あ、この「トラクターBAMBA」を見てから帯広競馬場へ向かっても充分レースに間に合うヨ☆（金曜日宴会のツレにもし運転する元気が残ってたら、僕らは土曜の夕方帯広に着くのさ）一般人でもサーキットを走行できる企画がいっぱいの十勝スピードウェイもある更別村には、いったいどれだけの、どんな大きさのトラクターが生息しているのだろう。十勝の海沿いに位置する湧洞湖（沼）に誰が植えたわけでもなく自生している（原生花園）初夏に咲く花々たち。いっとう背が高いのはエゾノシシウド（たぶん）。やさしげなハマエンドウの群生。そのハマエンドウと小さなクモの巣（左上）。今が盛りと咲き誇るエゾカンゾウ（ニッコウキスゲ）の上を野鳥たちが飛び交っています。エゾカンゾウ、大きくしてみるとこんな感じ。これもねー、球根を植えたわけじゃなく自然のままだからねぇーヒオウギアヤメだと思われますが、ふつうのアヤメとの見分け方が判りませんっ（汗　こちら↓はたぶんアヤメ。センダイハギ（"先代ハゲ"じゃないよ～） ヒトに「草」とか「雑草」と呼ばれる植物だって、雨上がりにはキラキラヒカル。その隣に寄り添っていた小さな赤いつぶつぶの花。ボレアルフォレストさんと意見が一致したのは、「晴れた日もいいけど、大降りじゃなければ雨の日も緑や花の色がひときわ鮮やかで、水分をたっぷり補給した植物たちが満ち足りて寛いでる雰囲気が伝わってきてこっちまでゆったりした気持ちになれる。運よく雨が上がれば、さらに輝くような色を放ち始めるし。それに空気が澄んで潤っているから呼吸することがこの上なく気持ちいい。来てヨカッタ」ということ。　湧洞湖、もう１回だけつづきます。

  2012.07.04

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  湧洞湖（沼）と太平洋の間に道が、十戒か？

  今朝ラベンダーを写してたら出社ぎりぎりまで花を眺めているツレが向こうに立っていたので、そのままシャッターを切ってみた。本当に植物が好きな人でね、もうすぐ59歳だし過労で倒れる前に仕事を辞めて庭作りでもしながら自然の中へ出かけたりして過ごせるといいんだけれど。6/24（日）に参加したボレアルフォレストさんの「海辺のお花畑・トレイル」、こんな田園地帯をすぎてしばらく行くと、淡水と海水が混在している水域＝汽水の湧洞湖（沼）に到着～自然のままに海辺の花々が咲き誇っています。遠くにの～んびり浮かぶキンクロハジロ（水鳥）。しか～し反対側に目をやると藤色のハマエンドウの花々の向こうに広がるのは、曇り空に付き合って灰青色（はいあおいろ）の太平洋。十勝というと「どこまでも続く大地」が思い浮かびますが、十勝の浦幌町・豊頃町・大樹町・広尾町は太平洋にも面しています。ザブ～ン、十勝の海だよーばんえい帯広競馬場から１時間ほどで、また違った十勝を楽しめます♪何ゆえ流木に赤い旗？黄色いハンカチだったら倍賞千恵子さんがじっと帰りを待ってる雰囲気なんだけどね（笑エゾカンゾウ（ニッコウキスゲ）に囲まれ、清々しい空気に深呼吸しながらてくてく歩きます。ここでもノビタキは賑やか。冬期間は通行止めになる湧洞湖へつづく道の草刈りをした跡らしく、「道路わきの草」というには逞しすぎる植物たちが延々と横たわっていました。大ぶりな植物たち、まだ生きてる感じ、明日には蘇って元のように生えていたりして。ウィキによると「沼周辺は町指定天然記念物湧洞湖畔野生植物群落に指定され、 また沼自体は鳥獣保護区特別保護地区に、沼周囲は鳥獣保護区に指定されている」そうです。が、ジェットスキー↑等は禁止にしていないのか、けたたましいエンジン音が響くと鳥の声も波の音もそよぐ風の音もかき消され、もちろん水鳥たちは避難して姿を隠し、のどけきはずの自然が人工的な空気に包まれます。手付かずの原生花園と汽水湖・太平洋に囲まれ、野鳥や水鳥も子育てをする奇跡のように美しい場所なのになぁ。

  2012.07.02

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  十勝の海辺へ向かう途中 － タンチョウ・オオジシギ・エゾシカ・ノビタキ

  わーい、茨城の友達から大きな新じゃがとカボチャが届きました。いつもありがとう！！　しかし本州は成長が早いなぁ。北海道は秋まで待たないと・・・うちのオクラなんて（右）今朝でやっとこのくらい（笑　低気温が続いたり寒暖差もあったけど、「たつかーむ」さんでは元気に育ってるようなので責任は私にあるのかも（笑）前日の最高気温が16度で次の日が28度なーんて日ごとの気温差もありますが、今日の名寄方面なんぞ明け方の気温が10度で日中が32度と一日の間で22度の気温差が・・・みんな負けるな、がんばるべ～6/24（日）、十勝毎日新聞・イベントのページで見つけたネイチャートレイル（主催・ボレアルフォレスト）に参加したときのひとコマ。早朝から雨がシトシト、景色もぼんやり煙っていました。驚くなかれ、これ↑菜の花畑、十勝ではまだ菜の花が～～～！ボレアルフォレストさんがすぅ～っとクルマを停めるので何かと思ったら、道路脇の空き地をタンチョウヅルが飄々と歩いていました。またすぅ～っとクルマを停めるので何かと思ったら、「オオジシギ、何故だかよく路肩標識の上にとまっているんですよねー」だそうです♪雪が積もるとどこからどこまでが道路だか分からなくなるため、北海道の道路には必ず設置されている路肩標識がオオジシギのお気に入りだとか（笑）こんなアンバランスな姿で日本とオーストラリアというとてつもない距離を渡るオオジシギ。本州の一部と北海道で夏の間繁殖してファミリーを作り秋になるとはるばるオーストラリアまで大移動をする「日豪渡り鳥協定」の保護対象にもなっている鳥です。大きな声で鳴き急降下するときは尾羽で風を切り大きな音を立てる事から「雷シギ」の異名も。「ズビーヤク　ズビーヤク　ザザザザ　ゴゴゴゴゴー」というやたらうるさい鳥の鳴き声（音？）が聞こえたら、それはオオジシギの繁殖期だけのディスプレィです。鳴き声の参考：YouTube我が家でも毎日オオジシギや小鳥たちの元気な声が聞こえ姿も見られたんですが、先日近所の雑木林が忽然と姿を消し不気味な土砂と地響き・轟音とともにこんな有様に。少子化により日本の人口が減少に傾いているのなら、今ある居住地の空いたところを建て替えるなどして若い人に住んでもらわないと、こんなド田舎を造成して売っても中心部・旧造成地のドーナツ化・空洞化を加速させるだけだと。病院やスーパーなどインフラの整った地域を更に増やした挙句に人口が減って自滅するんじゃなくてさ、今ある便利な地域で満足して暮らす「足る」ってことが出来ないものかね。（にわか仕事で盛った土はちょっとの雨でも流れ出してしまうことを購入者に告知するのかな）そうして家にいても工事の騒音しか聞こえなくなりました。（今も家が揺れてます）せめてヒナたちが巣立った後だったのかどうか、もう鳥たちの声はまったく聞こえず確かめるすべもありません。またすぅ～っとクルマが停まり・・・柔らかそうな緑の中でお食事中のエゾシカと目が合いました。エゾシカと見つめ合っていたところに割り込んできて賑々しくさえずりはじめたのはノビタキでしょうか。雨露に濡れた草の中からわざわざガードレールの上まで出てきてくれ饒舌に何か話してます。（あ、マズイ、降る雨が写ってる。雨なのにカメラを使ったのがバレるとツレに叱られるー）ときどきシュンと静かに（笑）すぐにまた「雨の中でカメラを使ってたの言いつけてやる～」と言わんばかりに語り出し、さんざん騒いでプイっとどこかへ飛んでいってしまいました。目的地（十勝の海辺）へ向かう途中の道路脇だけでもうこんなに賑やか♪ホントにもう十勝ってヤツは、「ばんえい競馬」のほかにも魅力がいっぱいで困ります（笑）

  2012.06.29

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  ばん馬の乗り方 － お手本：澁谷益久騎手とキタノギンガ

  昨夜（6/24）11時半ごろ帯広から戻ってまいりました。いつもは近所のモモセライディンファームで乗馬を楽しんでいるらしい志麻さんが、ばん馬の写真を見ては「一度は乗ってみたいぜ！どうやって乗るんだろう？」等々とコメントくださるので・・・　（モモセにはメジロ馬もいるそうです♪）ばんえい競馬の澁谷騎手とキタノギンガ（牡7歳　小清水町生まれ　村上厩舎）に（勝手に）ご協力いただき「ばんえい競馬騎手のばん馬の乗り方」をば。鐙（あぶみ・足を乗せるところ）が無いので、馬具の金具を手でむんずとつかみ、腕に力をこめつつ大地を蹴り上げ、勢いをつけて腕や全身の力でよじ登り、あっという間にほんの一瞬で騎乗してしまいます。（私が写真を撮ってる横で北見からばんえい応援に来てたおじさまたちが「前走3着で〇〇厩舎で〇〇が騎乗するべー。馬体重は増えてるからアレだけどこの前〇〇に負けてるからなー。馬場水分を考えると〇〇と〇〇だな」と懇切丁寧に教えてくれるのにうんうん頷きながら撮ったにしてはちゃんと写ってるかも。笑顔で聞いていましたが高度な解説はあまり分からず・・・ごめんね）おっと、鞍（くら・座るところ）もありません。乗ったところでライバルたちに視線を送り・・・ちょっと声をかけたり、毎日この馬の世話をしている厩務員さんも馬に手を添えたり、馬を安心させているのかな。騎手、ばん馬、厩務員さんの三位一体、視線はそれぞれ三人三様に真剣そのもの。さぁ、勝負の時間だ！（残念ながら10着だったキタノギンガ、次のレースこそ力を発揮できますように！！）その6/24・8R、人馬一体の一コマです。（背後の看板を見て）マンションのことなら太平洋興発ね、それと、いちばん向こうの松田道明騎手、6/25第7Rで通算1500勝達成おめでとうございます！（ばんえい競馬ではムチを使いません。パシッとやっているのは手綱です。筋肉質の大きなばん馬にとってそれはちょっとした合図程度、全然痛くないそうです）厩務員さんたちもコースの向こうから自分が世話をしている馬を真剣に見つめ、声をかけ励ましながら一緒に走ります。私たちの目に見えないところで営々と続いている地道な君たちの苦労と時間が、少しだけ見えたような気がした。人気のない湖のような瞳の奥に沈んでいるのは、強さ？努力？過酷な北海道の大地に立ち向かい開拓を成し遂げ人を守り抜いた祖先たちの忍耐と誇り？それとも生まれた牧場で母馬と過ごした短い時間？そこで人間に愛され希望を託された記憶？（この馬はトクマサヒカリ・牡8歳・音別町佐藤さんち生まれ・馬主＝井上修さん・平田厩舎）初夏の北海道、夕暮れ時にがんばった後姿が並びます。＝ばんえい競馬は毎週土・日・月と開催中＝ばんえい競馬の存続はまだまだ先の見えない安心できない状況で、一般のレースの1着賞金も7～10万円と全国最低水準、調教師さんや厩務員、騎手の方々など関係者の収入も決して恵まれたものではないようです。「この馬たちの居場所を無くしたくない」という思いで携わり続けておられるのかもしれません。無くしてしまうと二度と取り戻せない暖かくて大きなものだから。。。

  2012.06.25

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  十勝でエゾリスに「いじめる？」と聞かれたら

  写真を選んでまとめる時間はないけれど、小分けでならUPできるぞ～十勝でエゾリスに「いじめる？」と聞かれたら、（額の眉に見える模様のせいで神経質に思い悩んでいるような表情に見えるエゾリス。笑）「いっ、いじめないよぉ～」と答えましょう。そう、「ぼのぼの」、覚えてます？　ぼのぼののシマリスくん、懐かしいなぁ・・・最近のぼのぼのくんの様子はこちら → ［ぼのねっと］注：「アナザーサイド・オブ ぼのぼの - アカカくんたち」を侮るなかれ。無防備に読んでいて第6話にハマり大笑いしてたら・・・　冷たい視線が・・・「うっ、出たな変なオバサン、ちょっと怖いかも・・・」耳としっぽの長い毛がエゾリスの特徴です。「オバサンと目を合わせちゃダメ！ってばん馬ちゃんたちも言ってたでしっ」（と、落ち葉に顔を伏せとっさに目をそらす）「ばんえい十勝」といえばナイター開催中で、6/24（日）11R（20:00発走）は進化する4歳馬たちの戦い「柏林賞（BG3）」！近場では、6/23・24　第18回十勝清水やきもの市（JR十勝清水駅前）、もちろん「北海道ガーデンショー/Hokkaido Garden Show」も絶賛開催中！帯広市の藤丸デパートで開催中の「"ある青春"愛と孤独の肖像～福永武彦と帯広展」は7/10（火）まで。　6/23（土）14：00～北海道新聞帯広支社大会議室にて、福永氏の長男で作家の池澤夏樹氏の講演や研究者たちとのお話もあるらしい。ぼのぼのも読みましたが福永武彦も読んだ記憶が。池澤作品はもう何年も前から読まない。（実家の本棚に福永武彦の本が並んでいたので若い頃に読んだのに違いないが、内容は忘却の彼方・・・）札幌あたりじゃ「森で気配を消してじっと待っていると運が良ければ会えるかも」なエゾリス。驚いたことに十勝ではエゾリスが足元まで寄ってきてくれました（ウレシ涙（私が白雪姫に見えたのでしょうか？イヤっ、巨大なクルミに見えたのかもしれん。。。）望遠レンズを付けてたんですけど、エゾリスに近づかれすぎてピントが合わず嬉しい悲鳴。ばんえい競馬で（馬の食費を寄付してる気分でいいから）1000円以上馬券を購入した方には、もれなく望遠レンズ不要のエゾリス撮影場所と会える時間帯をお教えします！（爆うそうそ、十勝でなら誰でも容易にエゾリスに会えるはず、「リスに注意」の道路標識もあるくらいですから♪

  2012.06.21

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  庭でゴソゴソやってるとあっという間に日が暮れるー

  ほんのちょっとのつもりが、庭でゴソゴソやってるとあっという間に時間がたってしまい・・・春～秋は雨の日しかブログの更新ができな～いな～んてことになりそうです。そんなこんなで出かけたときに撮った写真を整理してまとめる時間と気力がマスマス失われ、（中国の大連とばんえい競馬を含む十勝の写真が山のようににたまったままです。汗）今日も身の回りの出来事をちょっとずつ。皆さんのところは台風の被害はありませんでしたか？ご無事ですか？北海道への上陸は明日あたり、外回りを片付けネギなど倒れそうなものは収穫しました。土をおこすとやって来るセキレイちゃんをツレがパチリ！ツレが庭仕事をしてる時、洗濯物を取りに来たクリーニング屋さんが「玄関にカラスがいますよ～！」と叫ぶので振り向いて見ると、ハシボソガラスが開け放した玄関のドアから中を興味深げに覗き込んでいたそうです（笑冬頃からなんとな～くツレと仲良くなったこのカラス、私のことは警戒していますがツレがカメラを向けても逃げずにカメラ目線（笑車庫兼物置の中で作業しているツレが気配を感じて振り向くと、扉の外から物置の中を首をかしげて覗き込んでいることもあるそうです。まだ若そうに見えるけどどこかで人間と接していたカラスなのかなぁ、ずーっと無視してたら気を引きたかったのか地面に置いてた工具箱に入ってた何かのオマケを咥えて数メートル逃げたことがありますが執着はなく取り返しても黙って見てるし、目の前で豆の種を蒔いても後から掘り返して食べたりなどの悪戯もしません。ほぼほとんど「日本製」のSOU・SOUの商品が入ってた紙袋が可愛らしかったので、内側に折り返して"なんちゃって鉢カバー"にしてみたぞー何の種を蒔いたか書いて地面に刺しておこうと木のアイスクリームスプーンを探していたら、手軽に荷物を送れる郵便局のレターパックをまとめ買いした時にもらったドリップコーヒーが引き出しの奥から出てきてなんだか得した気分。ここ数年、郵便局さんもいろいろと頑張っているようです。黒大豆を煮たら無くなっちゃったさぁ～、今帰仁（沖縄）の世界遺産の中にいる母の友達から届いた「さーたーゆー」。おじさーん、北海道の昆布と物々交換しないかーい（笑

  2012.06.19

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  虫が苦手な人は見ちゃダメなブログもあるさ － 大根の葉にナガメ・移動中のミノムシ

  先進国といわれている国々の中で「ペットショップ」なる野蛮な商売が存在してるのは、日本だけだそうです。（参考：ショーケースで動物を売るということ・ドイツのペット事情）あの韓国ですら法律で禁止している健全な暮らしを崩壊させかねないパチンコ同様、ペットショップという残酷なシステムも早く日本から消え失せますように。能天気なウチの息子でさえ「猫って不思議だよねー」とか話してたとき急に真顔になり、「もしまた猫と暮らすなら捨てられた子か保健所で譲り受ける以外は絶対にダメ！」と断言してたっけ。なぜ唐突にこんな分かりきったことを敢えて言い出さずにはいられなくなったかというと、今日いつもの大型ホームセンターでレジに並んでいる間「向こうでトカゲを見てるわ」と立ち去ったツレを迎えに普段は絶対に近づかないペットコーナーへ足を踏み入れたとき、淀んだ空気と明るすぎる照明のせいか犬には暑すぎる室温の中、自分の体長ぎりぎりの狭いゲージに更にビニールまで貼られた中でぐったり横たわる彼らを見てしまったから。ここからは「虫が苦手な方ゴメンナサイ」区域です。ダイコンの葉っぱの上にとまってたテントウムシみたいなカメムシ。「ナガメ」かな、2匹いたので夫婦かもしれません。ヒトが言うところの「害虫」なのでしょうが、次の日ダイコンの様子を見たら相変わらず元気そうだったのでウチとしては問題なし。目や触覚の節の感じがステキです。実家の玄関下をもぞもぞ動くものがいたので目を凝らすと、うわー、ミノムシの中身をはっきり見たの初めてー一心不乱にウニウニ動きながら思ったより早く進み、あれよあれよと登って行きます。彼らの蓑って、異素材のパッチワークやら、百徳着物のよう。角のような牙のようなのが見えるけど、何でしょう。（雄の成虫は口が退化しており交尾後に死亡。雌は一生ミノの中で過ごし産卵した卵が羽化するころには干からびて死にミノから落下するそうです）中国から侵入しやがったオオミノガヤドリバエの寄生によりあちこちの都府県で絶滅危惧種に指定されているミノムシ「オオミノガ」は関東以南にしか生息していないそうなので、実家の塀やフキの葉にいっぱいくっついていたこのミノムシは「キタクロミノガ」だと思われます。とんでもない禍に見舞われた関東以南に住むというオオミノガ、何とか生き抜いてほしいものです。

  2012.06.16

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  そこにあるのに近づけない不便すぎるアシリベツの滝・煙草小賣所 ふせ食品店

  草むしりをしていて上空をオオジシギが賑やかに滑空する音（声？）が聞こえると、つい見上げてしまいます。（オオジシギ、こちらのブログの写真がキレイ）金環日食や金星の太陽面通過を肉眼で見るようなことはしませんでしたが、オオジシギの音（声？）が聞こえるとつい空を見上げてしまい、家に入ってから視野に黒いものが映るのに気づき目を痛めたかと慌てました。幸いすぐ治りましたが、オオジシギを目で追うのは太陽じゃない方向だけにしよう・・・こんな風に目の前の木に止まってさえずるヒヨドリなどを見るのは問題ないんだけどねーいったいいつごろの鑑札なんだろう。煙草小賣所、 必殺仕置き人  煙草小賣人。この古めかしい鑑札が貼ってあったのは、飲み物を買いに立ち寄った札幌市南区滝野にある「ふせ食品店」。店の前にアシリベツの滝があるんですけど、昔はこのお店でいろいろ買ってすぐ目の前の滝で遊べた記憶があるんですけど、「国営」になったそうで数キロ先の公園ゲートから入り更に遊歩道を数十分歩き・・・という、バカバカしい遠回りを強要されます。以前は道路から近いのでお年寄りでもニコニコ近づいて楽しめる滝だったのに、健康な方以外には目の前にあるけど遠い遠い滝になっちゃったのねーあゝ国営、なんて素敵な仕業でしょう。さすが国営、野生動物の生息地の分断っぷりもお見事ですこと。（念のため：↑皮肉です。つまり「クソったれ」と言ってるんです）ほら、バス停も「厚別（アシリベツ）の滝」だけど、ここで降りても滝へは行けないよ。

  2012.06.15

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  戻ってきてから毎日庭におりました － 麦とホップ「ばんえい十勝缶」

  おっと気づけば6日ぶりの更新ではあ～りませんか（汗実家の留守番を終えてこちらへ戻ってきてから毎日庭におりました。犬の散歩のとき財布を持ってなくて、見つめることしか出来なかった実家のそばの自販機。見かけない飲み物（上の左から、茶心・遥か森の水・デカメロンクリームソーダ・仮面サイダー・北海道マイルドコーヒー・ふってふってゼリーCola up+グレープ・北海道ガラナ・BIN VITA C・ゴールデンパインカルピス・常盤薬品スッキリ梅）が「ほれ、飲んでみなー」と手招きしていたんですけど・・・、残念！私を迎えに来たツレに「早く連れ帰ってください、もう連れてこないでね」と訴えているような実家犬の眼差し。実家の近所のスーパーで発見！北海道大豆のファイターズ納豆、「粘り強く勝ちにいけ」ということでしょうか（笑対戦相手は「ファイターズを食う」という意味でコレを食べてから試合に挑むといいかも。ファイターズ納豆をレアな北海道土産として大量に機内に持ち込む人、いたりしてー旅行から帰ってきた母、翌日疲れも見せず「苗を買いに清田の農協へ連れてって」ですと。その苗売り場に隣接するスーパーに宮城県亘理産のいちごが並んでました。なんだか嬉しいですね、こっちが感謝だべさね～第3セクターの岩手・三陸鉄道の復旧もまだまだこれからですが、JR東日本も宮城県亘理駅～福島県相馬駅の間は未だ復旧しておらず、代替バスが運行しているそうです。火野正平さんのNHK「にっぽん縦断こころ旅」を見てても気づかされるけど、まだまだまだまだまだまだまだまだこれからですよね。こちらはイトーヨーカドーにさりげな～く並んでいた八木澤商店「気仙味噌」。樽や蔵にいい菌が棲んでいるのでしょう、深みのあるとても美味しいお味噌でした。被災された地域の産物を個人で探して取り寄せるのには限界がありますから、小売店がこんな風に仕入れてそっと並べておいてくれると助かります、ありがと～実家のブラックベリー、やっと花が咲き始めました。今年は大雪で枝も折れちゃったし花も少なめのようです。ご近所のシャクヤクが散りかけた頃、実家のシャクヤクはブラックベリーの陰でまだ蕾。母の帰宅を待って咲くのを遅らせていたのかもしれません。いやー何はともあれ「受取り拒否」されることもなく無事に家へ戻れてヨカッタヨカッタ、まずは乾杯、ぷは～既に飲まれた方も多いと思いますがサッポロビール「日本の彩」、なめらかだべぇ～コンビニだけでの販売で、国産の麦芽とホップに北海道産の米、富良野産のホップ「ゴールデンスター」も一部使用されているそうです♪十勝管内で発売中のサッポロ麦とホップ「ばんえい十勝缶」、もう売り切れちゃったかなぁー3000箱限定で、金色に輝く缶には昨年度の日本プロスポーツ大賞新人賞の島津新騎手とばん馬のシマヅエンブレム号、北海道の形に「ばんえい十勝」の文字。ばんえい競馬は北海道遺産でもあるし、コレ究極の北海道土産になるもん、きっと売り切れちゃっただろうなー2週間ぶりの狭い庭、植物の伸びっぷりに呆然・・・塀と通路の間たった40cmほどの場所に「残ってた去年の種だから発芽率低いっしょー」とパラパラ蒔いた「春まきしろ菜」がジャングル状態に。これでも帰ってきてから慌てて間引きしたんですよ、うー（泣A3用紙ほどのエリアに適当に蒔き散らしたガーデンレタス（これまた去年の種）も、サラダに充分なくらい採れて重宝しています。ワンカップの空き瓶に挿しておいたクレソンには3mmほどの小さな花が・・・こうなるともう葉が硬くなって食感が良くありません、刻んでオムレツの中へGO！やはりA3用紙ほどの広さに点々と種を埋めておいた「紅白20日」も大きく育っちゃってて、甘くて美味しいのでサラダに入れてたんですけど一向に減らず・・・「二十日大根を20日以上放置し続けていると何か違うものになってしまうかも」（グレムリン？）という不安に苛まれ全部収穫してピクルスに、葉は茹でて胡麻和えに。何も手入れをせずほぼ忘れ果てていた留守の間にも勝手に育ってくれてた「紅白20日」、ズボラな私でも無農薬で栽培できました。プランター・木箱で簡単に作れる。サラダや一夜漬けに。紅白20日大根（だいこん）（種）一夜漬けにするとこんな風↓になるみたいです。食卓の彩りに！ころんと可愛い紅二十日大根のお漬物京の紅小町緑のカーテンにするべく蒔いた「つるありインゲン」はあんまり伸びてくれないけど、とりあえず庭はひと段落。これで前のようにブログをぼちぼち更新できるようになる予定です（おそらく）。

  2012.06.12

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  大人のための自然学校「森で炭焼きコーヒーを楽しむ」・札幌市滝野自然学園

  札幌市南区にある廃校になった滝野小学校の木造校舎を利用した滝野自然学園。草に埋もれかけた不思議な形のブロックの階段などなど、そこかしこに時間が止まった気配と、いまも楽しげに集う人の気配と。そんな滝野自然学園で5/17（木）に催された「大人のための自然学校・森で炭焼きコーヒーを楽しむ」に参加した時のお話です。自然の中で七輪に炭をおこしコーヒー生豆を焙煎しようという楽しい企画、人力だけが頼りのただ網を振り続ける作業を延々と・・・そう、焦げないように延々と30分ほど振り続けるとこんな感じに。素人の初焙煎コーヒー豆ゆえ焼き上がりにムラがあるのは大目に見てね。焼き網は、市販の銀杏煎り器や100均のザルを2つ針金で留めたもの、形も四角やら丸やらいろんな種類が用意されていました。その焼き網の形、炭火の火力、入れた生豆の量、焙煎時間、煎る人の熱意などなど、同じ生豆を使っているのに焼き上がりがひとりひとり見事に違っていたのにはビックリ。途中で自然学園の指導員さんに「カナヘビが居そうなところある？」って尋ねたり、さらには「ちょっと私の網を振っててもらえますか」と頼んで何かの香ばしい匂いが漂ってくる小屋へふらふら様子を見に行ったり・・・果たしてそんな集中力のないオバサンが焙煎した珈琲の味は・・・あ、香ばしい匂いの発生元はこのダッチオーブン。小屋の中でお兄さんがこまめに何かしている様子は見えていたんですが中身は？？？「いい香りですねぇ～」と指をくわえていると、「もうそろそろ焼き上がりましたよ。後でコーヒーと一緒に食べてもらおうと思って」とフタを開けて中を見せてくれました。うわぁー、天然酵母かなー、いい香りだなーおっと、「森で炭焼きコーヒー」に来たのについコーヒーじゃなくパンの香りに夢中に。。。それに「コーヒーと一緒に」ということは・・・コーヒー豆を焙煎し終わらないとパンにありつけないという現実が、あ゛ーーー（慌てて七輪に駆け戻り今度はまじめに網を振る）指導員さんの案内で周囲の山へちょっと自然散策。サルノコシカケかな。アカゲラの仕業（しわざ）です（笑エゾリスや野鳥のいたずらか、カエデの花が落ちていました。遠くの木にくっついてる楕円は、落ちずに冬を越した朴の実。あずき菜を踏まずに歩くのも一苦労。高級食材らしいアミガサタケ。エンレイソウに毛虫。毛虫に刺されるのはイヤだけど見るのは平気。「虫が平気らしいから食いついてやれ」と虫が思ったわけでもないでしょうが、帰宅して着替えていると膝上15cmあたりに5mmほどの黒く丸いものが。払い落とそうと思ったけど丸いものから脚が出ているのが見えた気がしてよ～く観察。やっぱり私の皮膚に「クモの下半身」に似たモノがくっついてる・・・じゃあ上半身は私の皮膚の中に刺さってるわけだ・・・「無理して取ると上半身が残って大変なことに」と言い伝えられている「マダニ」かなぁと思い、パソコンに向かい検索した画像と自分の腿についてるそれを見比べ、刺された人々の体験談を速読した結果、皮膚科へ行くしかなさそうと悟り皮膚科へ。治療の仕方は様々らしいですが私が行った皮膚科では横になっていて見えなかったけど、「痛いですよぉ～」という不吉な言葉と共に「チョキチョキ」という音が聞こえてきたので、切り取ってたんだと思われます。ゲンタシン（塗り薬）と抗生物質・胃薬などなど2週間分を処方され通院は必要なし風呂OK。抗生物質はちゃんと2週間飲んだほうが良かったようですが、どうもお腹の調子がおかしくなり勝手に2日で中断してしまいました。ツレ曰く「抗生物質は菌も殺すけど、腸内の善玉菌も殺しちゃうんじゃないか？」だそうです。不思議なのは、マダニに刺されていても痛くも痒くもないこと。ツレ曰く「気付かれずずっと刺さっているために麻酔物質でも出してるんじゃないか」と。昔の人はマダニに刺されたときどう対処していたんでしょうね。ツレは「主に馬とか牛が刺されるんじゃないのか？お前は家畜か？」と薄ら笑っていましたが、八雲チーズ工房さんは「牛や馬でも命を落とすことがあるんですよ。気をつけてください」といたわってくれました。こういうところに人間性が出るのよね・・・教訓：「札幌市内だから大丈夫だべ」とブーツカットのジーンズで行ったのが甘かった。実家犬が通う獣医さんも「マダニに気をつけて！」と繰り返し注意を促していたそうなので、今年はマダニの当たり年なのかもしれません。当たり年はスイカやメロンの方が嬉しいなーお陰さまでもうすっかり治りましたが、背中やお尻などの見えずらい場所、もしくはあと15cmほど上部を刺されてたら一大事でした（汗散策から戻ってきたときに見た滝野自然学園の裏手も懐かしい佇まいです。冷ましてから挽いた自分たちで焙煎した珈琲豆、同じ生豆を焙煎したのに色からしてそれぞれ異なります。好評だったのは手前の色が濃い目のもの。確か男子が円形平型の銀杏煎り器で100gを短時間で深めに焙煎したやつです。私のは軽めの味でしたが煎りたてだから香りはパワフルでした。講師の方が淹れたコーヒーの様子、「豆はたっぷり」がコツだそう。用意してくれていた煮詰めた白樺の樹液をコーヒーに入れると、ほのかにまろやかに。アレですね、コーヒーの香りが一面に漂う場所でマダニに刺されたということは、コーヒーの香りに虫除け効果は期待できないという事を身をもって実証したってことですね。木造校舎横のカエデ、秋になると真っ赤に色づき校舎の風情と相まって見事だそうで、「ぜひ見に来てください」と勧められました。はい、クルマでなら真栄を横切ればそう遠くないのでツレの運転でまた来ますね。大人のための自然学校、6/21（木）は「森で窯焼きパン」（申し込みは6/14まで）、7/19（木）は「初夏のトレッキング/小樽市オタモイ海岸」（申し込み7/12まで）・・・と楽しそうな企画が目白押しです。（参加費は3000円）

  2012.06.06

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  実家にて・先祖は戊辰戦争だけど水沢藩なことが分かったり

  留守番を頼まれた私をコキ使う実家犬ドル（犬種：バセンジー）は寒がりで、気温が15度くらいでも（リラ冷えか？）フリースにくるまって寝ています。反対に高温は平気で真夏の30度を超える日の散歩でもヘェヘェ舌を出しません。そう、北海道向きの犬種ではないんですけどウチが選んだワケじゃなく、3歳で捨てられ実家にやって来たワンコなものですから。それがもう13歳、目も耳も遠くトイレも近くなりました。放ったらかしにしてきたツレは今ごろ・・・缶コーヒー『Roots（ルーツ）』の景品「ルパン三世のキャラクターフィギュア」を、全種類集めて喜んでいるころかも。（5/27の時点で4つ集まってました。笑）ルーツといえば、祖母系のご先祖さまは戊辰戦争の後に北海道へ入植したと聞かされ、お墓も「平岸相馬神社」の斜面にあることから会津出身なんだろうと思いつつも、なんとな～く根拠のない違和感が。（祖父系は、富山→帯広で獣医に→満州で馬の軍医）実家の納戸で目に留まった昭和44年発行の「郷土誌 ひらぎし」に見つけた高祖父（曾祖父の1コ前）木村長之丈の名前。詳しい事は省きますが、戊辰戦争で会津城の攻防戦には参加したけど、岩手県水沢藩の藩士だったことが判明（笑あー、これで岩手に居ると妙に安らぐ謎が解けましたーv あー、スッキリしたーまだまだ「旅行さ行くなら東北だべ」企画絶賛実施中の私、会津出身じゃないと分かっても行きますよ～福島！冬につづき、ただいま「夏の東北旅行」をひとり細々と手配中です。あ、前のブログで触れた「ハマボウフウ」、津波の被害にあった地域ではどうなってしまったのかと検索してたら、毎日新聞の「復興の象徴：閖上海岸に芽吹くハマボウフウ」という記事を見つけました。詳しくはリンク先↑を。梅村直承氏が撮影した閖上（ゆりあげ）海岸の写真、好きだなぁー実家の庭は花ざかり。ブログネームにも使っているブラックベリーの花はまだですが、宿根草がいろいろと咲いています。猫でもないのに日向が好きなバセンジー犬、カーテンの向こうの陽だまりに陣取り横になろうとクルクル回ってたら・・・カーテンに巻き取られてしまいこんな有り様に。そんな アホ 彼を散歩させていて驚いた～目の前は交通量の多い4車線道路、その向こうに見えるのはイオンショッピングセンター、けっこうな住宅密集地の駐車場に・・・　小さな馬が～～～視力0.3裸眼暮らしの私、最初「大型犬が放れてる！襲ってきたらウチの犬を高く抱き上げねば！」と焦ったんですが、よく見たら小さな馬でした。「草食動物ですが何か？」ほんとうに大型犬くらいの大きさ、小さいなぁー妄想するに草を食べてもらうべく期間限定でどこからか連れて来たのではないかと。今朝もモシャモシャ草を食べていました、明日も居るかなぁ。サービス精神がまったくないウチの犬、カメラを向けると迷惑そうに物陰から様子を窺っています。「おまえ、まだ撮るのかよ」彼の憂鬱を物語るかのような眉間のシワ（笑だからって母が帰ってきたときに喜んで駆け寄るかというと知らんぷり。。。ワン！とは吠えず遠吠えだし発情は狼と同じで年1回だし、不思議なワンコです。

  2012.06.04

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  十勝の「鹿追そば」は蕎麦に始まり蕎麦に終わらない！

  うーんと、"ブログ内なぞなぞ"に正解したごほうびとして、十勝のtokatchさんから「鹿追そば」の製品が届きました♪　ありがと～「鹿追そば」だからって蕎麦だけだと思ったら大間違い、十勝の底力を見くびっちゃ～いけませんv蕎麦に始まり蕎麦に終わらず十勝の大地のように可能性を広げています。「鹿追そば」製作の"生パスタ"で「ハマボウフウと鶏肉のパスタ」を作りました。弾き返されるような歯ごたえとともに小麦の美味しい香りが鼻腔に抜けます。ハマボウフウ：海岸で採れる山菜。「浜が暴風域に！」でハマボウフウではないようです。夜遅く近所のホクレンフードファームで「厚真産」と表示されたハマボウフウが売れ残ったのか半額シールを貼られションボリ並んでいたのを見て食べた事ないけど購入。厚真ってどこでしたっけね（出た、意外と北海道を知らない北海道人！）。ハマボウフウ、海岸線の開発や乱獲で自生数を減らし絶滅が危惧される県もあるそうです。セリや三つ葉に近い香りとシャキシャキした歯ごたえ、でも海岸で見つけても私は採らんぞ。恥ずかしながら今まで乾麺のパスタ（オーマイとか）しか料理したことがなく、平打ち生パスタを料理したのは初めて。「パスタはデュラムセモリナ」と言われ私も「そうなんだろうなぁ」と思っていましたが、北海道産小麦「キタノカオリ」でもコシのあるふくよかな香りのパスタが作れることに驚きました。ホイ、「鹿追そば」の生ひやむぎ＆イトーヨーカドー「夏の天ぷら盛り合わせ」。ひやむぎも弾くようなコシと小麦の美味しい香りに満ちています。手抜きだって叱らないで（笑ヨーカドーの「夏の天ぷら盛り合わせ」ったら、アスパラとかいろいろ入って398円なんだもん。こちらも北海道産小麦使用♪環境に負荷を掛けない「グリーン電力」を利用しているという「鹿追そば」の、HP「鹿追そばの歴史」のページの写真にご注目ください。馬です、開拓者とともに開拓を支えた農耕馬がどことなく誇らしげに写っています！偉いなぁ、すんごく頑張ったんだろうなぁ、ありがとうねぇ（涙馬といえば！農耕馬の末裔たちの数少ない居場所、世界でただひとつの「ばんえい競馬」では、6/2（土）第2レースに珍しい駁毛（ぶちげ）の「エンジェルガガ号」が発走予定、6/3（日）第1レースにはばんえい史上初の白毛馬「ハクバビューティー号」も発走予定、そして一大事！6/9（土）岩手県滝沢村の無形民俗文化財「チャグチャグ馬コ」にばんえいPR馬のミルキー号などが応援参加！！あ゛～、実家の留守番で行けない～～～（嘆一昨年は私もチャグチャグを見に行ってたのに 二日酔い すれ違いで会えなかったし・・・わたし：「ミルキー、来年こそ滝沢村の蒼前神社で待ち合わせしようねぇ！」ミルキー号：澄んだ瞳でキッパリと、「イヤだっ！」＝（私の）日本三大祭日程ご紹介＝6/9（土） チャグチャグ馬コ～岩手県滝沢村　写真撮影会は6/8（金）蒼前神社6/24（日） 第37回東北馬力大会　馬の里「遠野」大会～岩手県遠野市宮守町7/28（土）～30（月） 相馬野馬追～福島県南相馬市（重要無形民俗文化財）話しを戻して、生パスタやひやむぎは「道の駅しかおい」などで売られているそうです。鹿追七割そば（生）やうどん、そばつゆ、からし味噌ラーメンは、「鹿追そば」インターネットショップからも購入できます♪

  2012.06.01

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  恐竜のタマゴみたいなペンケルペシュペのノジュール （八雲層）

  「化石の露出した地層が道路脇ですぐ見られる場所が近くにある」と八雲チーズ工房さんに教えてもらい、工房の前の道道42号線を右に曲がりすぐ左へ折れて10分ほどクルマを走らせると・・・パリパリした硬質頁岩の八雲層の地層がむき出しになった崖と、崖から飛び出した「ペンケルペシュペのノジュール」が唐突に右手に出現！ペンケルペシュペ＝ここの横を流れる川の名前。アイヌ語でペンケ＝川上の、ルペシュペ＝越える道。ノジュールについて調べてみたら、「化石や砂粒を核にして周辺の石灰分が地下水の作用で固まって出来たもの」・「海底に沈殿した二枚貝や巻き貝から長い年月の間に貝の成分が放射状に流れ出し、海底の粘土を固めたもの」等の説明が見つかりました。1m以上ありそうな恐竜のタマゴそっくりな塊＝ノジュールが、周囲の地層との異質さを誇示するようにあちらこちらから顔を出しています。この辺の堆積地層は700万年から1,000万年以上前のものだとか・・・その頃ここは深い深い海の底でした。果てしなくてピンときませんが、気が遠くなるほど大昔の深海モノが露出していてさわり放題だということは分かります（笑ときどき微かに聞こえる乾いた音は地層の石が少しずつ崩れ落ちる音。なんだかもったいないなぁ、保護できないのかなぁなんて思いましたが、ここは崩れた地層からまた恐竜のタマゴみたいなノジュールが顔を出すという場所ゆえ。ここ10年や100年のことでオロオロしたら数百万年超クラスのノジュールに笑われそうです。窪んだところを目に見立てると、ドラゴンボールのピッコロに見えなくもない（笑）かつて確かな地面だったはずの足元が崩れ、根があらわになりながら何とか持ちこたえている古木。恐竜には会ったことがないけれど、恐竜の皮膚っぽい。地層のてっぺんに引っかかっていたノジュール。柳月の焼き菓子「十勝みるく」を喧嘩にならないよう正確に四分割したみたいになってますが、あんな高い所まで登って岩に切り目を入れる人なんていないよねぇ（笑きっと自然に入った切れ目なんだと思われます。目を細めて空を見上げるやさしい顔にも見えてきました。面白い模様の小さなカケラをいくつか拾ってきたんですが、ただいま実家の留守番を命じられ2週間ほど実家犬のシモベとして拘束されており、家に置いてきたカケラの写真を撮れません。別の機会に紹介できればと・・・

  2012.05.30

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  八雲チーズ工房に押しかけ移住を夢見る

  「熊石あわびの里フェスティバル」で今年も会えた八雲チーズ工房さんはお酒が飲めないのに、「明日、帰りにうちへ寄ってください」と言ってくださるほど酔っ払いに優しい方なので、「本当におじゃましていいのか？」と怯むツレを引きずるようにして本当に寄ってみました。必殺仕掛人ならぬ「必殺押しかけ人」です、モ～温かみのある窓際から見えた薪の山。灰の後始末や煙突掃除の仕方も知らないくせに憧れるんだよなー薪ストーブぅ。吹き抜けの大きな窓からの日差しが似合う木製家具が並ぶ部屋で、奥さまが淹れてくれた美味しいコーヒーとお菓子をいただきつつ、居心地のいい時間が流れます。ちょっと恐縮気味のツレが唐突に子供の話をフッたのは、「自分も殺人的に忙しい仕事を早期退職してこういう暮らしをしたいけれど、まだ就職せず大学院に行っている息子がいるので難しい。」という自分の状況を伝えつつ、揺れ悩む自分の気持ちを整理したかったからかもしれません。（過去のおさらい：生別系のツレには社会人と大学院生の息子がそれぞれ一人ずつ、死別系の私には社会人の息子が一人おります。いつの頃からか外見も性格も能力も正反対な私たちが二人で一緒に暮らすようになりました）猫足のガラスボウルの中で輝いていた花たちは、敷地の中に咲いている野の花だそうです。宮沢賢治先生の「猫の事務所」に出てきそうな年代物の机が気になる私と、さりげなく飾られたクラシックカメラに釘づけのツレ（笑この家のどこかにもっとた～くさんのクラシックカメラが隠してあるらしく、「来るたびに一つずつ懐に忍ばせて帰ります！」なんて不穏なことを言ってる人がいました（笑触らせてもらったんですが、今も動くんです。簡潔って美しいぞ。奥さまの案内で敷地内の林の中へ。すごいでしょー、桜とブナだったかな、2種類の異なる木が食い込むように絡まりあい、なのにどちらかが枯れることなく天高くこずえを伸ばしてるんです。木々の下にはエンレイソウやタチツボスミレ、ニリンソウなどの野草やコケ類が、どこを踏んだらいいのか困るほど一面に広がっていました。つい馬の話しになりまして、道南でも厚沢部と森で草ばん馬が開催されているそうです。奥さまが子供の頃、とっても利口な農耕馬が家にいて毎日学校が終わる時間になると家を抜け出し途中まで迎えに来ていたんですって。体が小さい子供なりに工夫し、馬が草を食べるため首を下げた所にまたがり、首を上げるとスルスルと後ろに下がるという方法で馬に乗ったという、夢のように羨ましいお話をしてくれました。・・・降りる時はどうしたのか、今度会ったときに訊いてみますね（笑生態系が多様といいますか木の根元のほんの50cm四方ほどのコケの群生を見て、ある方が「ここだけで何十種類もの植物が観察できる」と言ったそうです。母へのお土産も含めてカチョカバロ・ヤクモ、スカモルツァ・ヤクモ、とっとと食べちゃって写真ないけどミルクボールを購入。左はし、「ミルク缶」の形をした容器に入っているのはドリンクヨーグルト。「飲んでみてください」と頂いちゃったんですけど（感謝）、スーパーで売ってる飲むヨーグルトを想定してひとくち飲んだ私はビックリ！飲むチーズって感じさえするほど濃く、１本で至福の満足感～どれもこれも北海道の酪農発祥の地・八雲町の美味しい牛乳の香りがして、ニンマリと顔がほころぶ味わいです。疑わしげ～に私の方を窺う八雲チーズ工房を守るワンちゃん。えゝえゝ、ここでも吠えられましたよ～、だって怪しいんだから仕方がないんです私・・・このワンちゃん、捨てられて保健所にいたんですって。いい所にもらわれて命拾いできて良かったねぇ！自然と緑に囲まれた八雲チーズ工房のチーズたちは、新千歳空港やハーベスター八雲、丸井今井函館店、ネット販売でも手に入ります。いちばんのオススメは電話注文。「チーズ熟成状況」を伺ったり相談もできますし、ある程度まとめて買うと送料分お得になったりするかも。素敵な工房を直接訪れるときはお留守じゃないか電話で確認したほうがいいですよ♪八雲チーズ工房　二海郡八雲町上八雲461-6　TEL･FAX 0137-62-4653

  2012.05.28

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  西崎緑（みどり）ショーで彼の「昭和」に火がついた

  西崎緑（みどり）さん、1960年生まれだそうです、美しい～「どっぷり昭和」の方ならご存知と思われる、時代劇「必殺シリーズ」。私も小学校高学年くらいからかなぁ、ずっと見てました中村主水 セレクション 。なにせ中学のとき好きだったのがブレークする前のタモリさんで、叔父に頼み込みタモリさんが出演するというススキノの或るお店へ連れてってもらい、ビールケースの上に立ち4ヶ国語麻雀とかやってたタモリさんに見惚れつつ、ちゃっかりサインもらったりしてましたから変な子だったのかもしれません。「必殺シリーズ」の主題歌を歌っていた西崎緑（みどり）さん、wikiを覗いてみたら3歳で日舞の初舞台、5歳で日舞・西崎流宗家を襲名、8歳で田端義夫とのデュエット曲「ねんねん舟歌」大ヒット、そしてミリオンセラーとなった「暗闇仕留人」の主題歌「旅愁」 ↓ は、なんと14歳のときの曲！札幌や函館からの日帰りバスツアーの人たちはタイムアップで帰ってしまったのか、人口密度が薄まった午後1時半過ぎの「熊石あわびの里フェスティバル」に、昭和歌謡～な音が鳴り響きました。八代亜紀の「舟歌」は別格だそうですが、ツレがチケットを買ってまでライブへ行こうとするのは、サイモン＆ガーファンクル、吉田拓郎、桑田佳祐、中島みゆきといった系統。しか～し、彼女が昭和のヒット曲メドレーなどを歌い始めると、最初は酔いを冷ましながらまったり聴いていた彼、懐かしい曲とともに昭和の思い出が蘇ったのか彼の「昭和」に火がついて、やおらカメラを持つとステージの方へ（笑鮮やかな着物が桜の花にドンピシャリと映えてます。ステージから降りて芝生に座る人たちとにこやかに握手をしたり、しっかりした構成のステージは飽きさせることなく終了。どっぷり「昭和」に浸って戻ってきた彼の第一声、「去りゆくうなじがキレイだったわ～」。すいませんねぇ、私のうなじはどちらかというとこっち ↓ に近くて。。。（あわび祭りには可愛いワンちゃん連れのお客さんもた～くさん来てましたよん）そこっ、私に会ったことのある人たち、笑わない！！あゝ、私を知ってる人たちの笑い転げる声が聞こえるぅ～、う～～～

  2012.05.24

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  熊石あわびの里フェスティバル2012 － 予告通り今年は１泊

  八重桜ならまだまだ咲いてるよ～（2012/5/20　八雲町熊石にて　今回はほとんど哲ちゃんが撮影、楽ちんです）満開の桜の下には、あわび！生あわび丼、あわびの肝もイクラも乗って1200円也。昨年はじめて来てみてハマった「熊石あわびの里フェスティバル」、「来年は1泊するぞ～」の予告通り今年は会場に隣接する熊石ひらたない荘に1泊。新鮮なあわび、1個350円で直売してました。うに、あわび、エビ、野菜が入った味噌仕立ての「北海鍋」は800円也。ほとんど休みがない過労状態の哲ちゃんが思い切って1泊する主な目的はこちら（笑「あわび酒の写真撮ってくる～」と一眼レフを首に下げて酒買いに行くほどの気に入りようで・・・（甕の中で日本酒といっしょにあわびが燗されているんだけど、あわびの味が前面に出てるワケじゃなく、そこはかとなく旨みが感じられるくらい）お店のご主人とお母さんに顔を覚えられ（オイオイ、どんだけ飲んだんだ・・・）、哲ちゃんを見ると「あ、2杯分ね」と大きなコップに入れてくれるそうです。つまり、1杯200円という良心的価格のあわび酒、美味しいのですぐ飲み干してしまうため400円払って2杯分注いでもらう方式。ありゃ、「生・地ビール　熊石伝説」や「お顔にシュッシュ　ピュア27」も売ってたのね。私が買いに行かされた時、「2杯分お願いします」と400円渡していると、「あ、それいいですね、美味しいのですぐ無くなっちゃって。ボクも2杯分お願いします」と言いながら笑ってた方がいたので、来年には「2杯分」と頼む人が増えてるかも（笑そのあわび酒に自分が食べたあわびの殻を沈めて喜ぶ酔っぱらいが、コレを食べてたら「や～い共食い～」と笑ってやってもいいと思います。青柳～別名「ばか貝」の酒蒸し。青空に紅白の餅が舞う～、あわび宝もちまき、ワ～イ♪お餅の袋の中に当たり券が入ってたら、あわびがもらえるんですって！ホッキ貝につぶ貝、もうお腹いっぱい、熊石の海の幸おそるべし～私の目は節穴らしく、最初は見つけられずに「今年は出店してないのかな～」と思っていた「八雲チーズ工房」さんを、お祭りの後半に酔っ払いつつもなんとか見つけることができました♪この優しいお顔を見かけたら「チーズください」と言いましょう！向こうから呼び込んだり等はあまりされないご様子なので、買いそびれてしまうと美味しいチーズを食べる機会を失うことになりとても残念です。さらに、八雲町産の生乳から作る「八雲チーズ工房」のチーズは、大量生産していないのであるときしかありません。（電話での注文もできます☆電話番号はミルクランド北海道紹介ページを参照してください）翌朝ホテルを出ると、昨日の賑わいは夢まぼろし、人影のない道に八重桜だけが「今年もしてやったり」とたわわに咲き誇っているだけ。熊石の八重桜の「してやったり」とは・・・フロントの青年いわく「この辺の桜はおかしいんですよ。前はもっと早い時期に咲いていたのに、何年か前から毎年咲く時期が遅くなって、ここ数年は今頃が満開になってしまいました」と。熊石に一年で最も人が集まる「熊石あわびの里フェスティバル（あわび祭り）」、それを楽しみに訪れる大勢の人を桜の花で包むため、そしてたくさんの人に花の美しさを愛でられ「ほぉ」と見上げてもらうため、俗世の開花の遅い早いを超越し強い意志でこの時期に咲くようになったのかもよ。

  2012.05.22

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  島ネコも濡れる境内 － 雨上がりの天売島厳島神社にて

  ～ オバサンとゴマフアザラシとの会話を期待していたらしいこま☆けんさんに捧ぐ（爆 ～向こうに焼尻島を望む天売港に並ぶ漁網の明るい色とは裏腹に、島の神社では何かが起きようとしていた・・・雨もあがった早朝、境内の厳かな静寂を打ち破り何かが近づいて来る！クロ 「ムムッ、何か来る！まさかっ、あれがウワサの・・・」クロ 「うっ、間が悪いことにライバルのシャチ柄ネコもやって来た・・・シャチ柄、縄張り争いをしてる場合じゃないぞ！島ネコ史上始まって以来の危機なんだ！」シャチ柄 「オ～イ、怖気づいたかクロ！腰が引けてるぜぇ～」クロ 「あのな～シャチ柄、ケンカしてる場合じゃないんだ、落ち着いてよく聞け・・・」クロ 「シャチ柄ぁ～先に逃げてゴメン！後ろだ、最大の敵は後ろにいるぞ～、気をつけろ～！！」シャチ柄 「えっ！？」「うっ、後ろぉ～！？」猫族に伝わる最終自衛策「見て見ぬフリ」発動中！がんばれシャチ柄ネコ！！で、島ネコ史上始まって以来の危機をもたらしたウワサの最大の敵って、誰？「それは生物界を震撼させているあの"変なオバサン"、」「だからぁ、つまりアンタだってば！」

  2012.05.18

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  ５月の天売島 － 海の宇宙館・ノゴマ館フットパス・赤岩展望台

  天売島海鳥情報センター「海の宇宙館」は、自然写真家・寺沢孝毅氏の写真も展示された心地よい空間です。カフェやギフトショップもあり、ライブや講演なども行われるマルチスペース。2011年6月にヨットで北極を訪れた際の写真やあべ弘士氏の絵を集めた「北極展」も開催中。ゴールデンウィークにはJRA元騎手・岡部幸雄さんや江戸家猫八さんのトークショーも。斜面の穴ぼこはぜぇ～んぶウトウの巣。天売島は30万以上のつがいが繁殖する世界最大のウトウ繁殖地だそうです。日没後、巣に帰ってきたウトウ。驚いたことにストロボ禁止じゃないそうですが（本当？）使う気になれず、周囲の光だけでズームなし（SIGMA 30mm 1:1.4）で撮ったのでこんな感じ。翌朝、赤岩灯台のずーーーっと向こうに並んでいた「箸置き」みたいな物体の正体は、寝坊のゴマフアザラシたち。船からだと海鳥もアザラシももっと近くで見られたんですけど。（ゴマフアザラシは稚内の抜海港など北海道内のあちこちで見られます）お日さまが出ると積丹ブルーに負けないくらい青い天売の海♪車道脇に群生していたオオバナノエンレイソウ。札幌市中心部にある北海道大学構内でもたくさん咲いているそうです。ノゴマ館に続くフットパスの小川に咲いてたミズバショウ、今年はもう見納めでしょうか。クマザサの手前に咲くエゾエンゴサク。 海鳥観察舎の近く、芽吹き始めた新緑の中から聞こえてきた可愛い声の主はノゴマ。こちらはノゴマ館の横で鳴いていました。のどの朱色が美しいのはノゴマのオス、東南アジア方面から渡ってくる夏鳥です。

  2012.05.16

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  ５月の然別湖、遅い春でも生き物たちは元気です

  5/8、然別湖（しかりべつ湖）に少し残った氷の上で何かが動いた気がして、視力0.3なのに裸眼でよ～く見てみると、なーんだ、セキレイちゃんかー「"なーんだ"とはなんだ！出たな、失礼なオバサン！オバサンこそ何故ばんえい開催日じゃない十勝のこんなところにいるわけ？」話せば長く悲惨な物語になりますが、事前に行き先は「天売島・焼尻島」と伺っていて装備は「防水」でOKということだったのに、同行者が誰かから「ナキウサギ情報」を聞いて抑えがきかなくなったらしく（病気？）、後日出直せばいいのに天売島に１泊しただけで突如として然別湖へ・・・「雪は融けてる」という話でしたが目的地へのトレッキングコースには積雪・・・十勝へ行くなんて聞いていない私が雪用の靴を持ってきてるはずもなく、ひとりテクテク温泉街まで歩き時間をつぶしていたという可哀相なお話です。本来なら天売島の自然写真家・寺沢孝毅氏のフィールド「海の宇宙館」の自然体験で、海から天売島を眺めているはずだったのに。十勝の自然が目的ならば、私はいつものように十勝のネイチャーガイドにお願いします。（遠まわしに、「あなたたちとなんて歩きません」という意味）案の定、ナキウサギも野鳥も全く影も形も見られなかったそうです。バタバタっと30分やそこらで「目的被写体」に会おうと思う思考回路が私には理解できない。写したい事象は向こうから目の前にやって来てくれる宝物のようなもので、餓鬼のようにガツガツと押しかけるものではないと思っています。「自然にふれたい」「生き物を愛おしいと思う」人たちと過ごすのは楽しいけれど、先に「写真が撮りたい」エゴありきな人たちといるのは不気味でしかありません。しまいには、勝手に来ておきながら十勝の悪口を言い出す始末で・・・「そう思うでしょ？」と同意を求められたので、「いいえ、思いません。私はそんな選択はしないので。」と答えておきましたが。「オバサンが乗ったらひとたまりもない薄い氷の上も、身軽なボクなら大丈夫～♪」「うぉ～っと、危ない！！」「へっへ～ん、それでもしっかり木の実をゲットぉ～」「どうよ！」「セキレイのドヤ顔」、初めて見ました～（笑次から次へと自然がいろんな表情を見せてくれるおかげで、どれだけ気持ちが救われたか・・・この時期の然別湖に咲くフキノトウは昆虫たちにとって貴重な蜜源。翅がボロボロだから極寒の冬を越した「蛾」かなぁと思いながら写していたのですが、「無礼な！この紫に光る紋所が目に入らぬか！ここにおわすはクジャクチョウなるぞ～」へへぇーどうかお許しをークジャクチョウという蝶だそうです。2匹で仲良く戯れながら飛んでいました。花粉だらけのマルハナバチ。フキノトウの花にしがみついているのはトラマルハナバチでしょうか。短い夏に向かい十勝の春は総力を挙げて（決算セールか？）輝いています♪

  2012.05.14

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  ５月の然別湖（十勝）、名残の湖氷

  凍っていることから解放され自由に動けるようになった湖水が、まだ凍っている仲間にぶつかり跳ね上がる。十勝の鹿追町、標高800mにある然別湖畔を温泉街の方へ向かって歩いていたら、湖面に白い物が浮かんでいました。そうなんです、春の光がきらめく湖面にまだ氷が～5/8、まだ然別湖の岸の近くに少しだけ氷が残っていました。向かい側に見える天望山の別名は「くちびる山」（笑お日さまのいたずらか、白い雲（光？）が空に向かって放射状に広がっているように見えます。くぐもった音がした方を見ると、それは氷が割れて離れた音でした。名残の湖氷の下にたゆたう春の然別湖。名残の湖氷の横でたゆたう春の然別湖。名残の湖氷の手前には、やっと開いたフキノトウ。

  2012.05.11

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  切り落とされた枝から伸びるよ芽や桜・浦臼神社のカタクリとエゾエンゴサク

  北海道空知地方にある浦臼神社ではカタクリとエゾエンゴサクが一気に満開。浦臼神社：樺戸郡浦臼町字キナウスナイ186番地札幌からクルマで１時間ちょっと、JR札沼線「鶴沼駅」からでも徒歩15分くらい。近くには「道の駅つるぬま」や鶴沼温泉もありますし、坂本龍馬の養子高松太郎の没後その妻や息子が浦臼に入植していた坂本直寛を頼って移住し、浦臼で駄菓子屋さんを営みつつ町の発展に尽力されたという経緯から、にゃんと「坂本龍馬家の墓」もあり、その歴史にもふれられる浦臼町郷土資料館もあります。ふふっ、売り切れワイン銘柄続出中の鶴沼ワイナリーもあるしねっ♪浦臼神社のカタクリ、2012/5/6でもう咲き終わるころでした。興味のある方は来年にでもぜひぜひ♪その年の天候によって咲く時期は変わりますが、浦臼町役場に「咲いてる？」って問い合わせると親切に教えてくれます。よく見かける「リスとカタクリ」の写真が撮りたいのなら早朝が狙い目。ばんえい競馬とあわせてこの時期の北海道観光で訪れるのも素敵でオツな選択ですね。近くにそびえ立つJAピンネの米貯蔵庫は、忠臣蔵ならぬ「中心蔵」・・・オヤジと北海道の得意技、だっ、ダジャレでしょうか・・・「米」と「塩」は持ちつ持たれつ、赤穂浪士が「おのれぇ」と化けて出たという噂は聞きません（笑北海道が誇る酒造好適米「吟風」もこの中に保管されているかも、ふふっ。エゾエンゴサクやカタクリが咲き誇る浦臼神社の片隅に積まれた切り落とされた枝の山。枝打ち、剪定されたコブシかなぁ、それでもがんばって生きようと精一杯空に向かって芽吹いていました。社殿横に積まれた切り枝の山も枯れ枝にしか見えないけれど、よく見ると背後に社殿を従え誇らしく咲く桜の花。切り落とされた枝から伸びる芽や花に「来年」は来ないだろうに、泣き言も愚痴も言わず迷いも見せず堂々と陽を浴びて。私だけは「あなたは今年の北海道でいちばん頑張っている桜だ！」と褒め称えるぜぇ！（注：私に"花咲じじい的"な力はありません、もちろん「枯れ木に花を！」なんて叫びつつ灰まいたりしてません）自家用車で行ってたら、根付かないかもしれないけど枝をもらってきて庭に挿してみたかった。訪れる人々から惜しみない賞賛を受ける浦臼神社に咲くカタクリとエゾエンゴサク、その片隅で切り落とされた枝から芽吹く美しく強きモノたちを見かけたら、どうか通り過ぎないで「綺麗だね、よく頑張ったね」と声をかけていただければ嬉しいです。

  2012.05.09

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  雨靴を買いに行ったらカチマイデビルが待っていた＋スマホじゃなくてスマボだよ

  GWの混雑もおさまりつつあると思われる明日から島を目指すも、雨模様かもしれなく（いよっ、雨女！）、されど荷物は増やしたくなく・・・ひょっとしたら雨もOKなガムシューズ売ってるかな～と三井アウトレット北広島へ行ってみたら、十勝毎日新聞社のイメージキャラクター「ぴぴっとかちまい」と、その天敵「カチマイデビル」が私を待っていた！2012/6/2～10/8に十勝の雄大な自然に包まれた「十勝千年の森」で開催される「北海道ガーデンショー」のTシャツを着た"ぴぴっとかちまい"も"カチマイデビル"も、ばんえい帯広競馬場でさえ「ゆるキャラ選手権」の時くらいしか会えないキャラクターゆえ、駐車場で待つツレに「10分で戻ります」と約束したのも忘れて足を止めてしまいました。ばんえい競馬と併せて必ず行くよ～「北海道、十勝。大地が、庭に、恋をした ～ 北海道ガーデンショー」、大好物の黒いヤギチーズも買いたいし♪国際線のファーストクラスとエグゼクティブクラスで提供するチーズに、黒いヤギチーズ「十勝シェーブル・炭」を選ぶなんて、憎いヤツです日本航空（JAL）♪カチマイデビルの股間の「モッコリズム」は"黒に黒"でよく見えませんが、いつかリアルに撮りたいなぁと思っています。子供に寄り添ってカメラにポーズを取る様子から推察するに、こう見えてもカチマイデビルは善人に違いありません！カチマイデビルについて教えてくれようとした宣伝ブースの人を手で制し、「知ってます、カチマイデビルですね」と言う私って、それではと「北海道ガーデンショー」のチラシを渡しながら「6/2から・・・」と言いかけた途端、「北海道ガーデンショーですね、必ず行きます♪」と続ける私って、カッコよくないか？あ、「泣く子がさらに泣く」「泣いてない子も泣き出す」夕張のメロン熊も来てました。全国的に「子供の日」ですしね、大きな声で泣いて元気に育ってください・・・（汗（スマホで撮影ゆえ、ボヨヨ～ンなところは笑って許して。ゆるキャラたちは明日5/6も出没！）ここに函館のイカール星人と国宝・中空土偶がいてくれたら、もう思い残すことはないです・・・スマホで思い出した、スマホじゃなくて「スマボ」、新型携帯じゃなくて「新型形態」、北海道限定スマートボトル1.25リットル入りでコカ・コーラから登場。軽量・コンパクトなのはいいけれど、スーパーで売られていた138円という価格は割安なのか割高なのか判断しかねます。詳しくはコカ・コーラのHPを。という訳で、ちょっと留守にします。御用の方は天売島か焼尻島までお越しください（爆シケで羽幌 宴会 沿海フェリーが欠航したら違うところにいるかもしれません。

  2012.05.05

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  馬のたてがみストラップ・勝手に北の錦ガーデン・JAL×ミスド

  鹿追にあるどさんこ馬のエクレウス牧場のママから届いた4月スタートの手作りカレンダー、瓜幕の"馬のお尻のピンバッジ"、馬のたてがみストラップ♪☆ありがとうございました☆もったいなくて使えませ～ん☆近況：芝生を剥がして畑にするべく草の根や石ころを取り除いたり、苗床に蒔いたバジル・朝顔・マリーゴールド・モロヘイヤの発芽率が想定外にほぼ100％で・・・「こんなにたくさん、どこに植え付けたらいいんだ～」と悩み多いゴールデンウイークです。（反面、楽しみにしていたモモイロタンポポ、カモミールなどがあまり芽吹かず・・・）北海道ガーデン街道「風のガーデン」ならぬ、勝手に「なんちゃって北の錦ガーデン」。北海道栗山町の酒蔵「北の錦」のきき猪口に少ぉ～し水を張り、料理に使ったあと捨ててしまう水菜の根の部分を入れておくだけで、緑色の葉っぱがどんどん伸び始めます（水は毎日交換）。台所の窓辺に置いてチョキチョキと使っています。写真左＝ワンカップ焼酎の空き瓶に入れたクレソンも使う分だけ切って使用。写真右＝哲ちゃんの普段酒「北の錦・鳳紋」。常温・冷・燗と、ご機嫌よく呑んでます。今年もいつのまにか甘い香りの花を咲かせていたサンセベリア（トラノオ）。花は嬉しいんですけど・・・　よく見ると株が4つに増えてました・・・いくら空気清浄効果があってマイナスイオンを発生する植物だとしても、このままだと家の中がサンセベリアだらけになってしまうー「JRまで時間があるなぁ～」と新札幌駅周辺を目的もなく歩いていたとき、とある垂れ幕が目に留まりました。「ええっ！？」と思い、もう一度見直してみてもやっぱりそうらしい・・・全国のミスタードーナツでJALカード・JALマイレージバンクカードを見せると、ドーナツが1個100円（6個まで）、ブレンドコーヒーを購入するとドーナツが１個もらえます♪（2012/05/31まで）試しにミスドのレジでJALカードを助さん格さんのように提示しコーヒーを注文したら、「お好きなドーナツを１個お選びください♪」と言われました、ワーイ！詳しくは　【クイズに答えて、ミスタードーナツ発祥の地ボストンへJALで行こう！】or【Mister Donut　キャンペーンのページ】私のモヤモヤがドーナツの穴をすり抜ける瞬間は確認できませんでしたが（笑、「JALとミスタードーナツから、JALボストン線就航を記念して」のこの企画はちょっと幸せ。ミスドクラブのメール会員になると、「JALで行くボストン3泊5日の旅」 or 「ミスタードーナツ商品券3000円分」が当たるかもしれないクイズにも応募できるそうです。

  2012.05.03

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  雪が融けたぞ宮島沼・川を遡る鯉のぼり・石狩月形駅

  昨日4/29、ツレと夜明け前の午前3時に家を出発し、行ってきました宮島沼！あの融けそうもなかった一面の雪はウソのように消え失せ、先週とはまるで別世界。開いた水辺のすぐそこ、手が届きそうな所までぎっしりとマガンたちが羽を休めています。「宮島沼日記」によると、4/29＝マガン5万6千羽+ハクチョウ4千羽+その他大勢。この後いったいどこまで増えるのか・・・カメラ担当↑はツレ。へんちくりんなTAMRON 70-200 F/2.8というやったら重いレンズのせいか（私は絶対に持ち歩きません）、彼の設定ミスか写真はほぼ全滅。弘法にも筆の・・・？越冬地の宮城県などから北海道まで一気に飛んで来て痩せ細った体に栄養を蓄え、体力が戻ったらまた繁殖地ロシアまで2000kmを時速100kmで飛び続けるという、命がけの涙なしには語れない渡り鳥のがんばり。（周辺の農家さん、食害もあるそうですが必ず「美唄の米」を買いますからどうかお許しを）怪我や病気で渡れないマガンには、キツネや猛禽類に襲われる危険を承知の上で、必ず家族が付き添って居残り見守るそうです。帰り道、江別市を通りかかったら鯉のぼりが石狩川支流の千歳川を泳いでいました。江別市「第9回こいのぼりフェスティバル」、江別河川防災ステーション横で5/15まで。川の反対側から見たため、名物の「ヤツメウナギのぼり」は見えなくて残念（笑 人影もなく寂しげな曇天の早朝6時、それでも鯉のぼりたちは「鮭には負けられねぇ！どんとコイ（鯉）！」とばかりに、千歳川の流れに立ち向かい遡っているように見えました。ちなみに、環境省「清流日本一」に7回も選ばれている十勝の大樹町「歴舟川清流鯉のぼり」は、「応援します 姉妹都市 相馬市」の幟を掲げ募金活動も行いながら5/6まで開催中！横を走る国道236号線にちなんで236匹の鯉のぼりが泳いでいるんだとか・・・馬にも会えそうだしな～、行ってみたいな十勝の大樹町～先週宮島沼でお会いした「宮島沼のたメェ～なら雑草モリモリ食べます！」と使命に燃えるヤギの雁太（がんた）くん。草がいっせいに萌え出すこれからの時期が雁太くんの繁忙期です。宮島沼で見かけたら「雁太くん、ご苦労さま」と声をかけてあげてください。運がよければ（？）無言で「がつん！」と頭突きしてくれるかも～♪そういえば先週の「宮島沼・雁観会」に参加してた小学生の男子、野鳥・産業遺産・炭鉱跡・廃線・鉄道・歴史的建造物などにとっても詳しくて、情報交換しつつ、というより私の方がいろいろ教えてもらいながら一緒に写真を撮りました。JR北海道・札沼線の有人駅では最北端にある石狩月形駅待合室にて。石狩月形駅前のレンガ倉庫、今年の豪雪にもよく耐えました！線路側から見た石狩月形駅。風雪に耐え年季の入った柱。石狩当別駅・北海道医療大学駅⇔浦臼駅でさえ1日7往復、浦臼駅⇔新十津川駅にいたっては1日3往復のみという秘境っぷりです。これも少年が「珍しいから写したほうがいいですよ」と教えてくれたんだけど、キハ40系が上り下りに2台並ぶ姿はめったに見られないそうです。へぇ～これはキハ40系400番台と800番台でしょうか。JR北海道といえば、去年自ら命を絶たれた当時の中島社長。事故のほかに新幹線誘致に関する悩みもあったという見方もあるようですが、なんにもまったく命を絶つことはなかったのに、と痛ましく思います。ご冥福をお祈りいたします。予算の無駄遣いや天下り、立派過ぎる官舎でのみ有名な国土交通省の仕事は、共に問題を解決することであり、感じ悪く威張って追い詰めることではないはず。少年とオバサンがホームで騒いでいると（あ、騒いでいたのはオバサンだけで、少年は落ちついて静かに周囲を観察しつつ撮影してました。人間的には彼のほうが大人かも）、親切な駅員さんが出てきてとっても貴重な情報を教えて下さいました。石狩月形駅を出発した浦臼行きの列車がちょうど差しかかったあの↑あたりに、珍しいバネ式の切り替え、発条転轍器（スプリングポイント）があるんですって。発条転轍器、北海道では他に江差線湯ノ岱駅（ゆのたいえき）にも設置されているそうです。あ、マニアの方がついマナーを忘れて「立ち入り禁止」の立て看板があるにもかかわらず、線路に侵入することがあるそうです。恥ずかしいしJRに迷惑がかかるので止めようね。少年よ、もしもどこかで会えたら、またオバサンにいろいろアドバイスしておくれ～

  2012.04.30

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  北海道コテージガーデン月形さん、ごめんなさい

  先日、石狩でたのしいひとときを過ごさせていただきました。Iさんの心のこもったおもてなしに「ありがとう」。 ＝耳より情報かも＝・ゴールデンウィークも若干空席あり！津軽海峡フェリーは　大間⇔函館　が狙い目！・4/28（土）午後1時～4時ごろ、栗山町の北の錦・小林酒造をうっかり通りかかると、焼き台で塩こうじ料理をのんびり焼きつつ新酒をチラつかせてちょっかいを出す人がいます。・兵庫県明石市が沖縄になる日「明石うたの日コンサート」　5/6（日）11時いよいよ開幕！・NHK BS歴史館の「保科正之」に感動した～、会津すてき～　性悪の江姫に殺されなくて幸いでした。・4/28（土）14：30～日本テレビ系「川越シェフの仰天レストラン！」にばんえい競馬が！！川越達也シェフが北海道で絶品の食材を探し、こだわりの生産者に出会い、究極の料理を作る！十勝を一望する素敵な場所に一日限りの｢仰天レストラン｣を開店するそうです。コテージガーデン月形本店と百合が原公園店、残雪ニモマケズ4/21～オープンしています♪月形温泉の裏手にあるコテージガーデン月形本店、「ガーデンアイランド北海道」でも紹介中。◇ 陳謝コーナー ◇北海道コテージガーデン月形さん、ごめんなさい。「明日、帰り際に買いに寄りま～す♪」と約束したのに、みんなで石狩月形駅を朝8時45分発のJRで帰ることになったため寄れませんでした。（東京から来られてたKさん、駅まで送ってくれてアリガトウ♪）チビのくせにいい香りで誘うコテージガーデン月形の自家製苗・アリッサムと、素焼きの鉢に寄せ植えになって黄色い花芽をニョキニョキ伸ばし中の小型でフリンジな水仙、この2種類くらいなら持って帰れるなぁと目星をつけていたんだけど・・・～注：お花の写真はコテージガーデンさんの了解を得て撮らせていただいてます～徒歩で来店＆上下mont-bellな私の有り様からマガンに会いに来たと推察されたんでしょか。「例年だと偕楽園に集まるハクチョウなどの声を聞きながら花の世話をする時期なのに、今年は雪が多くてあの賑々しい声がまだ聞こえずさびしいです」「小さい頃から春と秋は渡り鳥の鳴き声が子守唄代わりで・・・」と優しく声をかけて下さったAIGLEを可愛く着こなしていたあの女性、ひょっとするとオーナーの梅木さんだったのかも（汗（地味にひとり財政再建中で最近ちょっとPatagoniaに手が出せずmont-bellへ。Patagonia Outlet Rino,Nevadaの格安さを経験しちまうと日本国内で買うのに勇気が要ります）やはり、クルマ横付けでどーんとお花を買って行かれる方が多いようでした。お財布の中身を控えめにして行かないと、花の魅力に負けて有り金叩いちゃう危険アリ（笑お店の横の木に止まっていた可愛い小鳥、スズメか？（望遠持ってなかったのでこれが限界）おっと忘れるところだった（汗、めったに会えないらしい美唄市マスコットキャラクター・マミーちゃん！夕方の宮島沼で待っててくれました♪マミーちゃんは「ばんえいゆるキャラ選手権」に出場しないの？テレビ塔さんとか国税のイータ君とか（←ちょっと好き。一番好きなのはカチマイデビル！）大勢参加してるヨ♪「えっ・・・」「美唄の家族と相談してみます・・・」果たして今年の「ばんえいゆるキャラ選手権」で、１トン以上あるばん馬を華麗にあやつるマガン（マミーちゃん）の姿は見られるのか！？

  2012.04.27

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  宮島沼・マガンのねぐら立ちには、オバサンを朝3時に起こす効果がある

  昨日の晩ご飯、北寄貝（ホッキ貝）のお刺身。北海道の北寄貝は4月が美味しいそうです。デカいのが4個で500円と値段もお手ごろでした♪夕暮れのマガンのねぐら入りを見て月形温泉に1泊した翌朝、マガンのねぐら立ちを見せてもらうべく「雁観会」参加者は午前3:45にホテルを出発・・・ということで、まだ真っ暗な朝3時に起床いたしました。無理かと思ったけど目覚しの音で何とか起きられました。（誰だ、トシのせいで早く目が覚めたんだろうって言ったのは！？笑）到着したときは見事に夜明け前で真っ暗。「木曽路はすべて山の中である」（島崎藤村「夜明け前」）なんてギャグを飛ばす余裕もなく、前の人に遅れないよう転ばないよう歩くだけで精一杯。しばらくしてやっとあけぼの色に染まりはじめた東の空。ふいにひときわ賑々しく大地から鳴き声が湧き上がり、ずっと動かぬように思えた対岸の黒い塊が砕け、広がり、一斉に飛翔をはじめます。実はこれはこの日の「第2陣」。つまりまだピークじゃないマガンのそのまた何分の一か。第1陣が飛び立ったときは暗すぎてぼんやりとしか写せませんでした。さらに広がりながらマガンたちが頭上を越えて行きます。あー、シアワセーそういえば宮城県の伊豆沼・内沼のねぐら立ちの時は、水辺も広く飛来数も多いせいか、飛び立ちとともに空気にGがかかるというか圧がかかった空気が押し寄せるというのか、ぼわんと重さを増した気体に全身や鼓膜を圧迫される感覚を味わいました。それぞれの餌場へと、あけぼのを横切る。日の出までもう少し。まだ雪に覆われた春霞の樺戸山地、遠くて見づらいですが上にマガン、下にハクチョウの小さな群れが飛んでいます。近くの農家のちょっとバグダッド・カフェな風車の向こうに、やっとこ朝陽が昇り始めました。 水辺が狭くてよく眠れなかったのか低血圧なのか、まだ残っているお寝坊さんチーム（笑手前がマガンの列（？）で、奥がハクチョウ、規約があるわけでもないでしょうに棲み分けているのが面白いですね。また秋に戻ってきてね、今年は後悔しないようにちゃんと会いに来ます（苦笑ニンゲン用に地元の農家の奥さまたちがお米のスープをふるまって下さいました。私のはカボチャ、他にトマト味もあります。トマト味を食べてた人のを味見させてもらいましたが（ｵｲｵｲ）、どちらも美味しい！！もちろん「ふゆみずたんぼｉｎ宮島沼・えぞの雁米」を香ばしく素揚げしたのが入ってます♪「えぞの雁米」は宮島沼水鳥・湿地センターでも売ってました。美唄、月形のお米はなまら美味いべさ～ 4/28までの早朝（マガンのねぐら立ちの時間）、限定20食をふるまって下さるそうです。近隣の農家の皆さんには渡り鳥のエサなどの面でもお世話になっているというのに、まだまだ寒い早朝から手作りのスープまで、本当に嬉しかったです、ありがとうございました！

  2012.04.24

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  マガン、北海道の宮島沼へ集結中（ねぐら入り）

  今年の大雪をナメてました、ゴメンなさい。JR北海道・札沼線・石狩金山駅近くで目にした倒壊家屋。 山の上ならいざ知らず、平地の雪はほとんど融けただろうと思っていたら、なんのぶ厚く広がる雪原、今年の大雪のとんでもなさを再認識させられました。農家の皆さんも、遅い雪どけにご苦労されているのではないでしょうか。北海道の車窓から（笑、4/21（土）線路の両側にはまだ雪の山。月形温泉にチェックインした後、夕方5時すぎに宮島沼へ向かうと・・・ぎょえ～～～！沼がない～、水がない～、一面の雪原だべ～！「水辺」をねぐらにする渡り鳥たち、水辺がないもんこりゃ雪辺（ゆきべ。私の造語です）だもん、果たして宮島沼にねぐら入りすべく姿を現してくれるでしょうか。ご心配なく、向こう岸に少ぉ～し雪が融け沼が開けたところがあるそうで、ピーク時には及びませんがこの日（4/21）1万9000羽ほどの飛来数が認められました。その雪原、じゃなかった、「こう見えても宮島沼です」を夕日が染め始めました。たとえば渡り鳥に会えなくても、四季折々の素晴らしい景色に出会えるのが宮島沼のいいところ。夕映えを飛ぶ。いまだ残雪多い樺戸山地を横目に旋回する。東北の越冬地から山を越え海峡を越え北海道へ渡ってきて、繁殖地ロシア・シベリアまでの過酷な2000kmを一気に渡る体力を必死に蓄える渡り鳥たち。環境や生態系の変化から起こる（人間の側から見るところの）鳥害もあると思いますが、人間のせいで厳しくなるばかりの環境の中で毎年こうして渡り鳥が訪れてくれるのは、周囲の農家さんや近隣の方々の豊かさと協力の賜物（たまもの）なのではないでしょうか。日暮れた空に薄まってゆく白鳥。休める水辺が少ないせいか、向こう岸でねぐら入りを決断しあぐね飛び交い続けるマガンたち。三脚を立て写真を撮っていた見知らぬ人が、夕闇の中で「もうダメだ、暗すぎてシャッターが切れない」と言いながら笑った。「そうだよ、だってもう星が出てるもん」と指差したら、表情も窺えないくらいの暗さの中で何人かの人影がふふふと笑った。あとは波のように寄せる心安らぐあの鳴き声に包まれるだけ。言わずもがなですが、生き物にフラッシュは厳禁です。アホでもわかる地球の常識です。いまだにフラッシュを光らせて注意されたり、「相手の立場になって考えられないヤツだ」と周囲のヒンシュクをかいまくるヒトが後を絶たないのには驚くばかりです。個人的にはカメラのフラッシュ機能は無い方がいい、百害あって一利なしと思っております。STV（札幌テレビ放送）の「Ｄ！アンビシャス」さんが、宮島沼水鳥・湿地センター の牛山さんの取材に来ていました。撮られるばかりではズルいと思い、撮る人を撮ってみました（笑4/29（日）朝7:30～STV「Ｄ！アンビシャス・渡り鳥の楽園を地域と一緒に守る！」、放送エリアの方は（北海道だけかな）ぜひぜひご覧ください♪

  2012.04.22

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  オバサンは目にしみるのか？（十勝牧場にて）

  今朝起きぬけにテレビで「札幌市南区でヒグマ射殺」のニュースを見て、「冬眠からさめて草を食べ体調が整ったら山奥へ向かおうとしてたんじゃないの？」と思いつつ、「そのうちカムイも北の大地を見放すさ」と毒づいてみたけど無力な自分。（参考まで：「クマは人を避ける」 Japan Wildlife Center）毎年毎年野生動物の大量殺戮を繰り返すヒトの愚行を詫びる言葉は見つかりません。精一杯の悪態：「ヒグマまで絶滅さしたら、そったら北海道にはもう住まれねぇ！引っ越してやるぅ！」そうでした、「日本の食卓 改良と技術で守ります～小さなタネから大きなウシまで～」の十勝牧場へ「馬追い運動」を見に行ったけど、馬場状態が悪く中止だったんでした。コロコロ牧草ロールの向こうに見える生き物の群れ、「北海道＝牛」と思いきや馬です♪「煙が目にしみる/Smoke Gets In Your Eyes」って名曲がありましたっけねぇ。私を見ると馬が揃って目をつぶるんですけど、オバサンは目にしみるんでしょうか？きゃ～可愛らしい、双子ちゃん？（えっ、馬って2頭産むこともあるの？）ヒソヒソ・・・　「怪しいオバサンが来たね、かなり怪しいね」右のお母さんらしき馬 「お前たち、あのオバサンを見ても平気なのかい？」「そっ、そう言われると・・・」「やっぱり無理かもっ！」 ぎゅっ！と目をつぶる横で心配そうに様子を見る大人の馬・・・ふふふ、来年も来てやるぅ～そういえば、帯広で馬に興味のなさそうな人たちも含め3人くらいから、「十勝牧場がフランスから大きい馬を買ったようですね。楽しみですね」と立て続けに言われ、やっと「どうやらこれはすごい楽しみなことらしいぞ」と気づいた私（汗岩手県滝沢村では十勝牧場から「チャグチャグ馬コ保存会」が購入した糸論（しろん）が、元気な仔馬を産んだようです、おめでとう～さすが岩手、他にも釈競（しゃくきょう）や浄美（じょうび）、校伯（こうはく）などなど、馬の名前も格調高いでがんす～えっ、ばんえい競馬の馬の名前？ばんえいはホレ、メダマとかハナチャンカラフル、ワタシハキレイズキ、オレハキタetc...なまらマブイべさ～v土日はちょっと留守にします。御用の方は美唄市の宮島沼までお越しください（爆（注：沼に浮かびおなかの上でホッキ貝を割るラッコのような私の姿を想像しないで下さい）まだ雪深くマガンの飛来数は少ないそうですが、とりあえず ビール 行ってみます。

  2012.04.20

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  行かなくちゃばんえい競馬、まとめなくちゃ大連の写真

  2012年度ばんえい競馬は4/14（土）めでたく開幕いたしましたっ！はいっ、私は行けませんでした・・・行かなくちゃキャラメルリボン牝8歳（山田厩舎/馬主：田中光儀さん）と、十二神将像と見まごう気迫の西将太騎手。君に会いに行かなくちゃハギノプリンセス牝7歳（岩本厩舎/馬主：佐藤範夫さん）と厩務員さん。厩務員さんのヘルメットに復興応援ステッカー「日本がん馬れ！」が貼られています。君の町に行かなくちゃ根強いファンが多い着ぐるみリッキーと笑顔でハイタッチ！ばんえい帯広競馬場やばん馬たちのそばには、あちらこちらで世代を超えた笑顔の花が咲いています。4/29（日）「ばんえい十勝オッズパーク杯（BG2）」には行きたいなぁと思いつつまだ未定。楽天ブログの高性能エディタ・PHOTOボタンから楽天写真館を経由せずに画像アップロード～「参照」で選んで画像をUPしてるんだけど、フォルダにある元の写真と比べるとかなりボヤけてるなぁ。（うちのモニターの設定のせいかもしれませんが）ブログの引越しも面倒だしゲロゲロ。昨年12月に息子の勤務地（中国・大連市）へ正露丸を届けに緊急出動した際、旧満州時代の建物跡にも足を運びました。それを紹介したいと思いつつなかなか自分の立ち位置を見つけることができず、無理に考えを進めると足元の悪いぬかるみのなかでバランスを崩すような心持ちでいます。だってね昨年の12月っていったらさ、幕末から日露戦争にかけてが舞台のNHKドラマ「坂の上の雲（司馬遼太郎原作）」の、延々と3年に渡った放送が終結する時期でさ、通常の放送に加えて総集編やら再放送やらが怒涛のようにオンエアされてて、家にいるときからついつい感動しながら見入ってたっしょ。加えて出発前夜に成田空港近くのホテルで何気なくテレビを点ければ「坂の上の雲」、大連に到着してやれやれとホテルの部屋でテレビを点けるとこりゃまた「坂の上の雲」！で、まさしく大連や大連近郊の旅順などが登場中。さらに旧満州の開拓者たちの第二次世界大戦前から日本に引き上げた後の姿を描いたドキュメンタリードラマ「開拓者たち」の予告編も流れるわ、日本に戻ったら「開拓者たち」の放送始まるわで、戦争を知らない子供たちとて頭の中がぐるぐるしてしまいます。しかし、写真をこのまま風化させるのも惜しいし、自分なりの答えを出そうなんて難しいことを考えずにそろそろ取り掛かるべかー

  2012.04.18

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  なんちゃって農婆（のうば）、白い恋人パークしゃぼん玉を待ちわびる

  そろそろ「前ノ　ニワニ　ヲリマス」、なんちゃって農婆となる季節が近づいてきました。猫の額ほどの畑をせめて東国原さんの額ほどの畑にしたくて、スコップで芝生をひっくり返していたら日陰に残っていた雪が土にこぼれ、このたびの冬最期の自己主張（きらめき）。札幌市西区にある「白い恋人パークローズガーデン」に、やけくそのように薔薇が咲き乱れ溺れるほどの芳香がとぐろを巻くのは、あれは確か七月の初旬。指折りかぞえて、あと三月足らず待てば・・・薔薇の香りの真ん中で深呼吸ができる！あのとき、聞こえてきたオルゴールの音に振り向いたら、目の前いっぱいに虹色のしゃぼん玉が漂っていました。歩道のほうへ流れていったけど、しゃぼん玉はその後行方知れずに。指折りかぞえて、あと三月足らず待てば・・・

  2012.04.16

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  東日本大震災復興ワイン － 積雪ゼロなれどつい花を買ってしまう

  イトーヨーカドーにさりげなく並んでました、岩手県にある「自園自醸ワイン紫波」の東日本大震災復興ワイン・無ろ過メルロー＆カベルネフラン。祈りをこめた千羽鶴をモチーフにしたラベルは、「盛岡情報ビジネス専門学校デザイン科」の学生・田口麻生さんと自園自醸ワイン紫波が共同で創りあげたそうです。ワイン1本あたり20円が東日本大震災で親を失った子どもたちの「くらし」と「まなび」を支える「いわて学び希望基金」を通じて寄付されます。契約栽培された岩手県紫波町産のメルローとカベルネフランをブレンドし、ワイン本来の味わいを活かすためろ過や加熱処理をあえて行わず上澄みのみを生詰め。控えめな渋さ、柔らかな果実味、そこはかとない酸味、岩手らしいくつろいで楽しめるワインです♪どこかで見かけたらご賞味あれ～一昨日、札幌管区気象台が積雪ゼロを発表した札幌。うちの周りには、まだ雪が残ってますけどね～ちょっと育苗箱を買いに「ホームセンター・ジョイフルエーケー」に連れてってもらいました。レジに並んでいると、花の鉢植えを抱えてあれこれ品定めするツレの姿が（笑庭に花が咲くまであと少しの我慢と分かっていても、お花を見ると恋しくてつい手が伸びてしまうようです。こちらは198円なり、「見切り品」のワゴンに入ってました。カラスに見込まれ話しかけられるほど優しい人ですから、ちょっと「植え替えマニア」なのは否めませんが花や植物も大切にしてます。（ツレが話しかけるとカラスは目の前で首をかしげて聞いているそうです。私？ツレを見つけて飛んできてても私の姿を見ると急旋回して飛び去ります・・・なんにもしてないのにさ、ちぇ腹黒さを見透かされたか。）冬越しの植木鉢のスミからひょろひょろ伸びた葉っぱを見て「きっとムスカリの球根が土に混じっていたんだね」と話しながら、ムスカリの小さなぶどうのような青紫の花が咲くものと思い込んでいたら、白い花が咲いてびっくり！大甘菜とかオーニソガラムと呼ばれる花のようです、どこから来たんだろ？「盲導犬アトム号が虐待により行方不明に」の記事に、悲しみなのか怒りなのか両方なのか感情が混乱しています。障害を持っているからといって何をしても許されるわけではありません。九州盲導犬協会も、なぜそんな人に再びアトム号を差し出したんでしょうか・・・

  2012.04.13

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  あの切り絵の額装完了 ＋ 北海エビちゃんぽん 満月

  滝川市・紙袋ランターンフェスティバルで出会ったご夫婦から（その時のブログはこちら）、写真のお礼にと送られてきた細密な切り絵を、札幌市狸小路5丁目にある松山額縁店で額装してもらいました。勇ましい馬に乗った戦国武将、この兜は政宗さまでしょか。馬といえば、「2012年度ばんえい競馬」は4/14（土）開幕です！！添えられたお手紙を読むと、お二人とも90歳に近いそうで（お若い！）、そんな方々まで氷点下の雪の夜に誘い出してしまう紙袋ランターンフェスティバルの底力を見た思いがしました。「またお会いしましょう」と結ばれておりまして・・・　これは来年も行かないわけには・・・（汗（だけど、吹雪でJRと高速道路が不通になったときは許してね）松山額縁店から狸小路を6丁目へ進んで「北海エビちゃんぽん　満月」へ。 野菜たっぷりの北海エビちゃんぽん（普通盛り）650円也。野菜の下にホタテやイカやタコなどが隠れています。麺・海老のだしが効いたスープ・具材は全て道産食材、化学調味料も使っていないそうで、その日の食材の産地が黒板に書かれていました。トッピング軍団、「特製にんにく南蛮」お試しアレ♪「イクラまみれ」も気になりますが、壁に貼ってあった「ジンギスカン焼きそば」というメニューも気になります・・・北海道産小麦粉の麺はちゃんぽんらしくストレート麺でしたが、このスープ・具材に従来のさっぽろラーメンの麺の組み合わせも食べてみたい！麺が選べるといいのにニャ～、観光客はさっぽろラーメンの麺の方が喜ぶかもよ。この日の掘り出し物、松山額縁店で見つけた13.5×21.5サイズのクリアファイル。ご祝儀袋や通帳、保険証などを入れるのにちょうどいいサイズです♪A4よりかなり小ぶりゆえ、ハンドバッグにも入りますし～このボタニカルアートの作者は石狩在住の安藤牧子さん。作品の売り上げから被災地へ義援金を送ったりなど、支援活動もされている方です。松山額縁店の2Fギャラリーには彼女のジクレという技法でプリントされた繊細な植物画も展示されていました。このクリアファイル全14種類は、大丸藤井セントラル3F（南1西3）で購入できます。

  2012.04.11

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