息子2・出産体験記(24風):下
07:15すでに助産士さんは臨戦態勢。看護士さんもやって来る。陣痛は2~3分間隔。タイミングもだいぶうまくなってきた旦那による痛みのがしの腰押しも全然効かなくなる。「ふーーーーーーーーーーーーーー※」「腰押すよー」「そろそろ陣痛耐えられないんですけど・・・」「じゃあ、破膜して降りてもらいますか。指入りますよー」「asdfghjkkl;;::::::::::qwertyuiozxcvbnm,.!!!」「もう全開だからいいわね、じゃ破膜しまーす」「うげー!!asdfghjkkl;;::::::::::qwertyuiozxcvbnm,.!!!」※陣痛が来たら、細長く息を吐く。吐いているときに尾てい骨をぐーっと押してもらう。 息継ぎと同時に力をゆるめてもらい、また息を吐いたら押し始める。07:20もう陣痛は間隔があるのかどうかの判断がつかない。痛みでかなり気弱になっている。「ねぇ、手、手!ちょっとつないでよ」「わかった、はいはい」「助産士さーん、いつ出る?いつ出る?」「もう30分もかからないわよ、そろそろいきむからスタンバイしてね」「○○、(←旦那)終わったらマック行って芋買って~ 明日からおっぱいスタートだから、揚げ物は今のうち食べないと乳腺詰まる~」「買ってくるから、今はとりあえず頑張れよ、な?」07:45NSTの波を見ながら、助産士さんがいきみの指示をする。分娩台のバーにつかまりながら、指示に従う。喋るゆとりはもうない。いきみの間に旦那が顔の汗をぬぐう。「はい、目を開けてお臍の方見ながら、いきんでー」「うんんんんんんんんんんんんんーーーーーーーーー」「声出さないで、その体力をいきみに使う!」「んーーーーーーーーー」「腰もっと下に下げるように!」07:50産婦人科医もスタンバイ。股が異常にひりひりする。「頭出たよ!呼吸切り替えて!」「はっはっはっはっはっはっはっ」「□□(←私)、もうちょっとだからな、もうすぐだぞ」07:51ずるずるずるっと、首から下も出てくる。「おめでとうございますー。大きい男の子ですよ」「ふんぎゃー、ふんぎゃー」羊水で髪の毛が身体にへばりつき、真っ赤な顔をしながら産声を上げる息子2。「ありがとうございましたー。終わった・・・疲れた・・・」「お疲れ、よく頑張ったなあ」お腹の上に息子2を載せてもらう。なんだか怖くて、人差し指でそろそろ撫でる。「おーおー、やっぱり大きかったねえ」「後産の処置する間に、赤ちゃんをきれいにしてくるから旦那さんは看護士さんについていって」07:55胎盤を出してもらい、裂けたところを縫ってもらう。「ごめんね、会陰切開しなかったけど、ちょっと裂けちゃった。後で先生に縫ってもらうね」「いやいや、大きかったししょうがないですよ」「私もまだまだだわ。もう一人生めば?今度はちゃんと取り上げるからさ」「いやいやいやー、今終わったばかりですよ?それに3人じゃ一家野垂れ死にしちゃうし」08:10旦那が息子2を抱いて戻ってくる。看護士さんと一緒。「今ね、病室が空いてないのよ。今日退院する人が出たら掃除して誘導するけど、10時ぐらいまでここにいて大丈夫だから、その後どうする?陣痛室に行く?」「ロビーでご飯食べたいです。お腹空いたし」「わかった。じゃあ、8時半ぐらいまで赤ちゃんと一緒でいいからね」看護士さん退室。「よかったねえ、無事生まれたよ。ううううう」「やっぱり母親はすごいよな。本当にお疲れさん。何今頃泣いてるんだよ」「だってさあ、ぐずっぐずっ、色々トラブルあったのにこうやって無事に大きく生まれてさぁ」10:00分娩室から歩いてロビーに移動。「腹減った!マック行ってこい!ポテトLにしてナゲットもつけて」「えー、今大雨降ってるよ~。俺も眠いよ」「あのねえ、眠くなる暇もなくこっちはあんだけのことしたんだよ? お腹空くに決まってるじゃん。朝ごはんだって食べてないんだから走って。5分で戻って!」「・・・はい」戻ってくる間、赤飯おにぎりやらトッポやらを食べながら、こたえてちょうだいを見ていた。陣痛のとき以外はえばってるな、自分。3日に渡り長文書いて読みづらくて申し訳ないです。