Mr.Kと飲む。
Mr.Kなど俺の懐かしい仲間が集まるパーティーがあった。年に1度のS会である。俺は今まで全出席である。S先生には結局会えずじまい。アメリカやヨーロッパ、台湾、韓国に行ったり色々な偉い人たちのサポートしたりで寝る時間もないくらいだ。会にも少しだけ顔を出して終わりにしたのだろう。ホテル・ニューオータニで会合をし、俺は気軽に色々話していた。相変わらず先輩は俺によく酒を飲ませる。会の中でビンをラッパ飲みさせられたのは俺くらいだ。しかしまあ、後輩には綺麗なお嬢さんがそろったもんだ。中には偉い美人さんがいて、ビックリしたよ。そんなゼミじゃなかったのに。後はギャル男の出来損ないみたいな小便くさい野郎も増えたな。そんなヤツはどうでもいいんだが。格好はカジュアルで行ってしまったため(とは言えジャケットは着ている。)、スーツで正装の会では随分浮いてしまった。因みに髭はいつも通り剃っていないのでチンピラのようだ。まあ、良い。それが俺だ。少し飲んで「月の庭」へ4月以来行っていないが覚えていてくれた。ありがたいことだ。あそこの店員さんは役者さんをやっている人が多いらしい。その後BAR.ORANGEへ。すさまじくいいBARだ。M脇さんの酒が結構好きだったが、あのバーテンさんはなんていう色気のある酒を出すことやら。女を落とす前に確実に俺が落ちる。夜は長い。友との語らいは終電の時刻を忘れさせた。Mr.Kはシカゴに旅立つ。修士をとりにね。きっとカリスマ性のある良い社長になることだろう。楽しみである。