La Festa
やっと観られたナイン。イタリア語訛りの英語を話すダニエル・デイ・ルイスが笑えた。本当に豪華、有名女優の競演でした。ストーリーはそっくりでしたが、人間への洞察が浅い。アメリカ映画が“イタリア男”を描くとこんな感じなのか・・・・・やはり1963年制作のオリジナルには敵わない。主人公の映画監督グイドの最後の台詞、"E' LA FESTA LA VITA, VIVIAMOLA INSIEME!(人生は祭りだ、共に生きよう)"生きている間しか生きられない(楽しめない)、死んだら終り(笑)誰の人生も自分が主役で監督の長編映画、悲劇であり喜劇です。映画も人生も、平穏無事なだけでは味気ないもの・・・・・このラテンな感性(死生観)が“NINE”にはなく、ピューリタン的な「贖罪」のお話にすりかえられている。フェリーニ監督がますます好きになったべるにーにです。「名古屋でオーダースーツを提供する東洋商事株式会社のHPはこちら」