Marchant in Paris
Without Sheep, No Wool.Without Wool, No Fabrics.Without Fabrics, No Fashion.ドーメル5代目社長ドミニク・ドーメルのスピーチです。旧約聖書? 良き羊飼いへ感謝を込めた言葉でした。2月2日、創業170年を迎えるドーメルのパーティーに招かれました。テーラーは普通1着分を注文しますが、ウチは反物もドーンと(笑)だから招待してくれたのかもしれませんね。恵比須ガーデンプレイスにあるシャトーレストラン、ジョエル・ロビュションでのパーティーでした。招待客は若手&有名テーラー、百貨店メンズ担当バイヤー、ファッションデザイナー、ファッションジャーナリストが中心。男性のドレスコードはスーツですが、イヴニングドレス姿の女性もみえました。クリス・ペプラーさんの司会でパーティーは進みました。実は今回のパーティーには特別もう一つの意味がありました。ドーメルは東日本大震災で多くの被害にあった南三陸町に170本の桜を植樹します。今年のトロピカルアマデウス(夏の主流になるドーメルの商品)は特別に"KIBOU(希望)311"という日本語で世界に発表しました。ということで、このパーティーはチャリティーイベント的な意味合いもありました。三陸町町長の佐藤町長より心を込めた謝辞をいただきました。クリスチャン・マセ駐日フランス大使より挨拶、日本とドーメルの長年の友好関係について述べられました。素晴らしいオーダースーツの愛用者を増やすこと、それでこちらの生地が売れれば間接的にでも東北復興の支援になる。自分の仕事をいつも通りコツコツと行うことが一番大切なのでしょう。ドミニクに、170年も続くビジネスの秘訣を教えていただきました^^「名古屋でオーダースーツを提供する東洋商事株式会社のHPはこちら」