● 地球照(ちきゅうしょう)
以下は、メルマガ Wisdom News No.32(2005/7/25発行)からの長文引用です。 いつもご愛読ありがとうございます。Wisdom News 担当の新井です。盛岡市子ども科学館のサイトによれば、空に細い月が浮かぶとき、地球は、満月の60倍もの明るさで月を照らしているのだそうです。三日月のような大きく欠けた形のとき、月の全体がうっすらと見えることがあります。うっすら見える部分が、地球からの照り返しです。この現象は、地球照(ちきゅうしょう)と呼ばれるそうです。地球照の写真をみると、ごく淡い満月があって、その縁に三日月が重ねられたような感じです。じっと見ていると、細く輝く三日月が、薄ぼんやりした丸い月を抱えているようにも見えます。半月ほどに明るくなると、月からの直接の光が強すぎて、地球照の部分は見えなくなってしまうそうです。来月初めのころには、月がだいぶ細くなるようなので、地球照が分かるかどうか、よく見てみたいと思っています。…考えてみると当然ながら、この地球も、月を照らしていたのですね。地球照という言葉には、なぜか心惹かれるものを感じるのですが、地球が静かに発する光を、一度見てみたい気がします。以上で引用終わり