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カテゴリ:原発
まだまだ出口の見えない福島原発事故。
もっぱら東電に責任があるように報道されている。確かに直接的には津波対策が全く不十分だった責任は東電にあるだろう。しかし原発を推進してきた為政者達の責任は問われないのだろうか? 「原発は絶対安全で、事故などあり得ない」などとさんざん吹聴してきた輩の名前を、ここでマスコミは明らかにするべきだろう。 原発推進派には多くの自民党政治家が含まれている。 自民党が菅政権の対応を非難する資格などあるのだろうか。自分たちこそ安易な原発推進政策の反省と責任を明らかにすべきでは無いのか? 国民、特に福島県の人達は原発推進派の政治家や東電に騙されたようなものだ。 「原発を推進してきたことは決して間違いではない」 などと、開き直っている与謝野の発言にはあきれかえるが、他の原発推進派の連中も同じように思っているのだろうか?それなら自ら福島原発の構内に入って、作業員達にねぎらいの言葉の一つもかけに行って、年間被爆許容量の数倍の放射線を一挙に浴びてこいと言いたい。 美浜原発の細管破断事故、もんじゅのナトリウム漏れなど、安全と断言されてきた原発でいくらでも事故は起こってきた。今回の福島原発事故もその延長線上にある。「想定外」などでは無く、起こるべくして起こった事故としか思えない。 日本の人口はすでに減少局面に入っている。40年もすれば1億人を大きく割り込むと予想されている。 電力消費量はある程度人口に比例するのだから、中長期的に原発に頼らない電力政策を考える余地はあるはず。もちろん節電も必要だろうが。 一つの原発を廃炉にするには30年程度かかるらしいので、今から原発を無くしていく計画を立てればちょうどいいんじゃないか。 しかし原発を1つを廃炉にするには、5000億円以上かかるという。 ↓ http://www.ne.jp/asahi/ma/ru/energy/hairo.html とんでもない額だが、今までこれは発電コストに含まれていたのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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