B.C.B.G.な暮らし

元旦の日の朝食（兼　昼食）は、
ゆっくりと食べ、ゆっくりと飲みます。

家族が顔を合わせて、
（普段の生活では、家族が一緒に朝食をとるということは皆無です）

かしこまって、お屠蘇をくみかわすということも
こういう機会にしかありませんね。
（娘たちは、シャンパンがよかったと言いましたが。。。）

普段の日とは、時間の進み方が違います。
とても静かな時間の流れに身を置くことができます。

海の幸、山の幸、いろいろな食材の味を確かめながら、
少しずつ口にしていく感じ。
こんなに何種類もの食材を口にする食事は、1年のうち、そうそうありません。

スローライフの理想的な形なのでしょうか。

急ぎすぎ、力が入りすぎ、効率最優先、
・・・大事なもの（幸せ）を見損なってしまわないように

「スロー」な考え方を
自分の生き方に入れてみるということ

を教えてくれているような気がいたします。

さて、毎年、代り映えしないのですが。
それが、お正月料理というものなのでしょうか。

それぞれのお宅で、それぞれのお雑煮、おせちを食されたことでしょうね。
どうか、皆様が一年間、健康で過ごされますように。


うちのお正月はこんな感じでしたよ。
あまり、うまく作れませんが、
心をこめて作ったのは確かかしら。




お雑煮。うちは白味噌どす。
具は、丸もち。大根、かしら芋。にんじん。せりの葉。




三種の肴。黒豆。ごまめは自家製。
黒豆が大成功だったので、とてもうれしかったです。
たくさん作ったので、お裾分けするつもり。




うちは、お煮しめがほとんどです。
派手な洋風メニューはないのどす。

飾り切りして、おせち作りを楽しみます♪
一種類ずつ、必ず、食べ（てもらい）ます。
ノルマです。




伊勢海老も定番に。
ボイルして、オーブンでホワイトソースのグラタンにします。

魚介類は、大晦日の4時30分ごろに、
高島屋の地下の築地、中島水産に買いに行きます。
安くて、活きのいいのが手に入りますえ。


黒豆ゼリー（黒豆のゆで汁で作ります）




いもぼう
元旦夜には、海老芋と棒だらの煮付けを食べます。
新鮮なお魚が手に入りにくい京都では、
乾物の棒だらが珍重されていたようです。
1週間くらいかけて、水で戻します。
独特のにおいがします。
（私にとっては、年末のにおいですけどね）

祖父が大好物でした。

お正月料理を食べることで、過去に自分が過ごしてきた元旦の朝をふと思い浮かべます。

平穏な朝。



元旦の朝は、本当にほっこりしますね。

娘たちが、家を出て、いつかの元旦の朝に
みんなで過ごしたことを、ふと思い出してくれることがあれば、
いいかしらと思います。




ところで、今日は、何曜日でしたっけ？

すぐに出てこないところ、お正月ボケが始まりました。

明日は、もう3日どすね。

藪入してきます。

ちょっとしばらくお暇させていただきます。

ほな、さいなら。